春休みの期間は学生によって変わりますが、有給休暇が取りやすくなった会社ならば社会人でも長期休暇を取り旅行に出かけることもできるでしょう。
そこで、今回は東北地方を中心に梅の花名所を簡単なランキングにして紹介致します。
観光名所として有名だったが、実は梅の名所でもあったというスポットがいくつもありますので、一度訪れたことがあるという方にも是非チェックしていただきたいです。
梅の開花時期を確認しよう
梅の名所を巡るには、だいたいの開花時期を知らないといけません。
今回は東北エリアの開花時期で見ていきましょう。
結論を記載すると、4月一杯が東北エリアの梅の開花時期になるケースが多いです。
ただし、梅には八重寒紅や冬至といった早咲きの梅もあれば、白加賀や豊後といった遅咲きの品種もあり、品種によっては前後1カ月ほどずれるというケースもあるので要注意です。
つまり、何を植えているのかでそのエリアの見所となる時期がずれるとも言えます。
ひとまずの目安として4月中が東北エリアの見所として認識して、あとは何を植えているのかをチェックしつつ見所時期も確認しておくといいでしょう。
ちなみに、暖かい地域は桜と一緒で速く開花するので、1月下旬が見所となっているエリアもあるのです。
他のエリアで梅を見たいという方はかなり開花時期が東北エリアとは異なるので注意してください。
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東北の梅の名所ランキング
それでは東北の名所でもあり、梅の見所ランキングで常連となっている場所を見ていきましょう。
有名スポットも多数ランクインしているので、気になるところがあったら是非とも公式サイトにアクセスしてください。
1位. 瑞巌寺(ずいがんじ)
東北エリアでの梅のスポットとして紹介されることが多いのは、松島の『瑞巌寺(ずいがんじ)』でしょう。
臨済宗妙心寺派に属しているこのお寺は、正式名称『松島青龍山瑞巌円福禅寺(しょうとうせいりゅうざん ずいがんえんぷくぜんじ)』とインパクトのある名前をしていますが、その名前からなんとなく推測できるように非常に歴史のある場所なのです。
この寺は慈覚大師円仁(じかくだいし えんにん)が828年に開山して、伊達政宗が桃山様式を用いて改修したお寺でもあります。
伊達家の菩提寺にもなっているこのお寺は、伊達政宗が朝鮮出兵で持ち帰ったとされる『臥龍梅(がりゅうばい)』が埋められており、非常に大きくて美しい龍の姿に見える梅を見ることができるでしょう。
梅はこの1本しかありませんが、あまりにも特徴的すぎるこの梅は確実に見る価値がある梅と言えます。
参考資料
2位. 西田町梅の里
東北エリアでたくさんの梅を見たいという方にとっては、まさに絶景とも言えるスポットが福島県郡山市にある西田町の『梅の里』になります。
先ほど紹介した瑞巌寺が臥龍梅と呼ばれる1本の梅が見所なら、こちらは1万本を超える梅が立ち並ぶ姿が見所なのです。
綺麗に並ぶ梅の姿から『梅ロード』に仕上がっているその道を通っているだけで、まさに春を満喫できるスポットとなっていると言えるでしょう。
梅が開花する時期は安達太良山にはまだ雪が残り、さらには他の様々な木々が色づいている季節でもあるため不思議な自然の色合いを楽しむこともできます。
梅が特産となっているこの地域では梅の開花時期に『梅の里まつり』が開催され各種イベントを楽しむこともできます。
参考資料
3位. 湯田川温泉梅林公園 (ゆたがわおんせん ばいりんこうえん)
湯田川温泉の春の名物として梅林公園で見る梅があります。
こちらは見所が3月下旬から5月上旬となっている梅の公園で、温泉旅行を楽しみにしている方々に愛されるスポットなのです。
元々庄内藩藩主の湯治場として活用されていたこの温泉は、山形県鶴岡市を見下ろせる位置にあるため屈指の名所としても有名になっています。
約300本の紅と白の梅が咲き誇る季節には『梅林公園梅まつり』も楽しめるので、温泉に行かれる方はこの時期がおすすめとして紹介されることが多くなっています。
参考資料
4位. 津軽フラワーセンター
津軽フラワーセンターは名前の通り青森県にある自然公園で、青森県で梅を楽しみたい方ならば、確実に紹介されるスポットとなっています。
春には約1400本の梅の花を見ることができるこの公園は、市内を眺望できるスポットとしても人気があります。
公園北側に県立梵珠少年自然の家があるため、小学生を中心としたレクリエーションの場所としても人が集まっています。
春は梅で人が集まりますが、夏には薔薇が咲き、秋には紅葉を楽しむことができるようになっているので、自然を楽しみたい方々にとっての憩いの場となっているのです。
参考資料
5位. 真室川梅まつり(まむろがわうめまつり)
『真室川梅まつり』は、山形県真室川町(まむろがわまち)で毎年4月から5月にかけて行われる祭りです。
山形県の最北端にあるこの町は秋田県との県境にあり、森林がとても豊富な町なのですがここに30種類400本の梅の木が存在する真室川公園があります。
祭りの時期になると梅のライトアップやレストハウスが用意されることで、多くの人が集まる人気スポットに返信するのです。
また、梅以外に桜や桃も見ることができるので4月下旬に来ると多くの花を見ることができるでしょう。
参考資料
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は東北エリアにおける梅の名所を紹介しました。
東北エリアは万を超える梅を見られるスポットは少ないのですが、松島の瑞巌寺のような特殊な梅を見られるスポットがあります。
個人的に日本三景目当てで松島を訪れることが何度かありましたが、梅目当てで瑞巌寺を訪れたことはなかったので、新型コロナウイルス感染症騒動がある程度収まったら一人旅をして見てきたいところです。
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