春は桜や梅などの自然を楽しむには絶好のタイミングとなります。
今回は春休みなどの春の長期休暇で堪能できるような関東における梅の花の見所を簡単なランキング形式にしてご紹介いたします。
またアクセス情報や駐車場情報、その場所の簡易的な情報紹介などをセットでお見せしますので色々とおでかけしたい方はぜひ参考にしてください。
梅の開花時期はいつ?
梅の見所は2月下旬から3月下旬と言われることが多いです。
しかし、梅には遅咲きの梅と早咲きの梅がありますので、どの梅を植えているのかで1ヶ月程度のずれが発生するでしょう。
また、桜前線と一緒で南から咲いていく傾向にあり、鹿児島では1月下旬が開花予想時期となることが多いのです。
しかし関西や関東では、2月下旬から3月中旬ぐらいが開花時期として予想されることが多くなります。
これが東北になると、4月中が開花予想時期になり北海道は5月中が開花予想時期とかなりずれ込んでいます。
今回は関東地方のお話となりますが、千葉県の南部と北関東の北部では開花時期が1ヶ月程度前後することもあります。
先ほどお話しした遅咲きと早咲きの品種では、1カ月以上前後することになるので、地域と見に行く予定の箇所の梅の種類によって観光する日も調整してください。
関連記事
関東の梅の名所お勧めランキング
それでは具体的に関東で有名な梅の名所を見ていきましょう。
かなり色んな箇所が名所として紹介されているので、その中から厳選して見ていきます。
1位.曽我梅林
様々なランキングサイトでも関東の梅を紹介するときは、必ず上位に食い込むのが神奈川県の『小田原梅まつり』が堪能できる『曽我梅林』です。
今年の梅まつりは、令和4年2月5日(土)~ 2月27日(日)に決定いたしました。
元々関東三大梅林として有名な場所であり、約7kmにも広がる梅林が開花している様子はまさに圧巻です。
とりあえず関東圏で梅を見たいという方にとっては、真っ先に紹介されるべきスポットとして有名になっています。
その梅の本数はもはや計測不能とまで言われるほど多く、3万5000本程度はあると言われています。
軽い気持ちで見に行ったら、あまりの美しさに感動して時間を忘れるでしょう。
公式サイトにドローンで撮影された曽我梅林を見ることができますので、どんな場所なのかを簡易的にでも確認したい方はそちらもチェックしてください。
2位. 偕楽園
先ほどもお話に出ていた関東三大梅林の1つがこちらの『偕楽園』になります。
偕楽園は岡山の後楽園と金沢の兼六園とセットで、日本三名園とも呼ばれているので、そちらで覚えている方も多いでしょう。
徳川斉昭によって、1842年に造園された歴史あるこの名演は、約3000本の梅が植えられている観光スポットであり、梅の時期には『水戸の梅まつり』が楽しめます。
梅は早咲きの品種と中咲きの品種、遅咲きの品種と各種扱っているので時期がずれることでも違う梅を楽しめる場所となっているのです。
令和4年2月7日(月)現在、偕楽園の梅の開花率は9%でした。
本園での開花樹数は33本です。
昨年同時期は4.4%で、例年の見頃の時期は2月下旬~3月上旬となっております。
3位. 越生梅林
『越生梅林』は関東三大梅林の1つで、こちらは埼玉県の入間郡越生町堂山にあります。
約2万5000本の梅は、栽培面積40haの中にある梅林エリアに集中しており、開花する時期には『越生梅林梅まつり』が楽しめます。
九州にある太宰府天満宮から分祀したときに植えられた梅が大切にされたことで、梅林にされた地域としても有名です。
また、期間中の土曜・日曜・祝日といったお休みの日には、お囃子や蒸気で走るミニSLなど様々な催し物を楽しめるようになっているのです。
祭り開催期間 | 令和4年2月11日(金)〜3月21日(月) |
---|
4位. 湯島天満宮
関東エリアでの梅の見所として思い浮かぶことが多いのは、やはり『湯島天満宮』でしょう。
こちらは学問の神様である菅原道真公を祀っているスポットのため、合格祈願をする方々が多く集まる場所であり、日頃から人が集まりやすいエリアでもあります。
梅は20品種300本とそこまで多くはありませんが、東京に住んでいる方々にとってはなじみ深い場所であり、隠れた梅の名所という扱いをされることもしばしばあるのです。
「梅まつり」のご案内開催期間 |
令和4年2月8日~3月8日 入園時間 8:00~19:30(入園無料) |
新型コロナウイルス感染症対策として催事の内容を見直して行いますので、今回は野点・カラオケコンクール・奉納演芸等はございません。 |
5位. 観音山梅の里梅園
『観音山梅の里梅園』は『観音山梅の里梅園梅まつり』が例年開催される梅林スポットで、約3000本の梅を見ることができます。
村おこしのために誕生した『観音山梅の里づくり協議会』の努力の結晶とも言えるこの梅は、祭りに時期に行くと歌謡ショーなどのイベントともに楽しむことができるのでよりおすすめです。
6位. 国営昭和記念公園
『国営昭和記念公園』は東京都立川市と昭島市をまたがる国営公園で、園内にはフットサルコートを含めたレジャー施設が多数備わっており、日常的に訪れる人も多いでしょう。
ここは、梅以外にひまわりや桜などの様々な花や植物が植えられている公園としても有名で、東京に住んでいる方が自然を楽しみたいと考えると真っ先に候補に入るスポットでもあります。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は関東エリアのおすすめ梅の名所を紹介しました。
基本的には関東三大梅林を中心に巡るのがお勧めでしょう。
その名前に恥じない名所になっていますので、開花時期にうまくいくことが出来れば人生では体験したことがない梅の美しさを知ることができるのです。
まさに圧巻と言える姿となっていますので、コロナウイルス感染症騒動が終わり次第(2022年1月現在)筆者も、もう1度巡ってみたい名所です。
コメント