今回はネットで流行ったネットミーム集まとめ、ということでこれから流行りそうなやつも含めて、昔流行ったやつや今現在使われているネットミームをご紹介いたします。
今回は31記事目ということで121番から124番までです。
ネットミームその121:サラマンダーより、ずっとはやい
島風「サラマンダーより、ずっとはやい!!」#艦これ版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負#艦これ版真剣お絵描き60分一本勝負_20220718 pic.twitter.com/tqTGHaEIDU
— 浅野和成🍵冬コミ土曜東モ48b (@Asano_g) July 18, 2022
元ネタはスーパーファミコンのゲーム『バハムートラグーン』で、発売されたのは1996年です。
あまりにもインパクトがあるシーン過ぎたため、2ちゃんねるでアングラな場所にこもる方々を中心に広まっていきました。
元ネタとなったゲームはシミュレーションRPGで、発したのはヒロインのような存在のヨヨです。
このヨヨが主人公の愛竜であるサラマンダーに乗せてもらった時に「サラマンダー、とってもはやいね!」と感動したような台詞を吐いているのだが、敵国にとらわれたて生活しているときに、帝国の将軍パルパレオスの竜に載せてもらうことになった。
そのときに『カーナの戦竜と比べれば劣るかもしれません』と言われて、ヨヨは『ううん···サラマンダーより、ずっとはやい!』というとんでもない台詞を吐きます。
一応ヒロインという立ち位置だったのですが、明確に裏切りとも取れる行動をするとんでもない存在であり、このヨヨはスクエニ三大悪女の1人にカウントされているのです。
スクエニ三大悪女が誰かは人によって変わることがしばしばですが、絶対に変わらない不動のメンバーなのでどれだけ嫌われているかもわかるでしょう。
いまでもSNS上でこの台詞を引っ張り出して、速さがかなりあるときの表現として用いられています。
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ネットミームその122:パルスのファルシのルシがコクーンでパージ
プログラマならプログラミング言語が母語じゃい!と外資で働くも、社内固有の技術ドキュメントが英語と固有名詞で埋め尽くされてると流石に解読スピードでビハインドを感じざるを得ない。一日中「ファルシのルシをパージでコクーンしたテフをマフガッドしてリットに??」って頭抱えてる。
— くまぎ (@kumagi) November 3, 2023
元ネタはPS3で発売された『ファイナルファンタジーXIII』で、主に意味不明すぎる専門用語だらけのワードが飛び交っているときに使います。
実際にこちらのワードは専門用語が多すぎて意味がわからないという意味になります。
現実にもそういった問題はプログラミングを含めて結構発生するので、SNS上で今で見られるインターネットミームの一つになっているのです。
実際にストーリー上でこのワードがそのまま出てくるわけではありませんが、一つ一つの単語が何の説明もなく出てきます。
謎の専門用語を一切の説明なしでお互いに使って会話がどんどん進んでいくので、プレイヤーは口をぽかーんと開けながら、『この人達、何言ってんだろう?』て見つめる事になりました。
いまでも、プレイヤー置いてけぼりの専門用語が大量に出てくるゲームでは、高確率でこの『パルスのファルシのルシがコクーンでパージ』が使われるので覚えておきましょう。
ちなみに、実際のFF13体験版の解説は以下のように書いてありました。
・コクーンはパルスに浮かぶ、ファルシがクリスタルの力で築いた都市。
・聖府はコクーンを統治し、パルスに関わる物を排除する。
・ファルシはクリスタルを内包しており、人類をパルスから守るためにコクーンを築いた。
・外なる異物とは聖府にパージされるパルスのファルシが生んだコクーンに属さない物。
・パージとはコクーン市民をパルスへ追放する聖府の政策。
・ルシはファルシからビジョンによって伝えられる使命を果たせばクリスタルとなり、果たせないとシ骸という魔物になる。
・召喚獣はルシを救うために現れる。
参考資料
ネットミームその123:世に平穏のあらんことを
世に平穏のあらんことを pic.twitter.com/HGvmQVULc4
— 大田区議会議員_おぎの稔 議員系vtuber・メタバース大田区議 (@ogino_otaku) March 23, 2023
元ネタはPS3のゲーム『アーマード・コアⅤ』です。
その中に登場する架空の宗教団体ビーハイヴの教義であり、非常にインパクトがある台詞の一つでもあります。
実際の使い道としてはちょっと難しいワードだが、争いの火種となりそうなものを見つけたときにこのミームを持ってきて、平穏を乱してはならない戒めのように使う人がかなりいます。
わかりやすいのがキノコタケノコ戦争を引き合いに出している、こちらのツイートです。
争いの元になりそうなので、争いにならないようにこのミームで導いてあげましょう。
ネットミームその124:アームストロング上院議員
skebにてバッティさんからの リクエストでお描きしました。 アストンマーチャンとメタルギアライジングのスティーヴン・アームストロング上院議員が握手しているイラストです😄
skebのご依頼ありがとうございました🙇♂️! pic.twitter.com/n3FTTiZtMm— 甘糖連合。 (@choberiGuuuu_ch) September 12, 2023
元ネタはPS3のゲームである『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』です。
こちらはメタルギアシリーズの派生作品なのですが、そこで登場するラスボスのスティーヴン・アームストロング上院議員が、今でもインターネットミーム化しています。
わかりやすく説明すると、メタルギアの世界で大暴れできるようなハルクといったアメコミヒーローの性能を持った化け物です。
ラスボスだけあってとんでもない強さを誇っており、自分の数倍の大きさを誇るメタルギアの残骸を簡単に放り投げられるようなパワーがあります。
やっていることがマジでドラゴンボールの住人です。
見た目はかなり真面目な政治家に見えるだけあって、この本質には度肝を抜かれた方が非常に多く、ネット上で動画が拡散して一気にミーム化しました。
海外でも圧倒的に人気のあるキャラクターなので、一部のパソコンゲームでMOD化して導入できるようにされるなど愛されまくっている不思議な存在でもあります。
まとめ
今回はネットミーム集ということで、今も使われている物やこれから流行りそうなやつまで含めていろいろとまとめました。
ゲームを中心にネタを紹介しましたが、どれが一番インパクトがあったでしょうか。
個人的には『アームストロング上院議員』が圧倒的なインパクトがあったので、当時の様子を今でも覚えています。
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