宇宙戦艦ヤマトの海外人気はどうなっている?宇宙戦艦ヤマト2199とツイートもチェック!

宇宙戦艦ヤマトは1974年にアニメが放送され大人気となったシリーズであり、今現在50代、60代の方々で今でも大好きという人は多いでしょう。

そこで、今回はシリーズ作品としても息が長い宇宙戦艦ヤマトの海外人気がどうなっているのかをチェックします。

かなり古い作品なので、海外人気がどうなっているのかをチェックするのはちょっと難しい作品になりそうです。

いろいろとやり方を工夫して情報を掘り下げていきましょう。

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海外人気はどうなっている?

まずは、海外人気がどの程度あるのかをいろんな方法でチェックしていきます。

アニメ放送が開始されたのが1974年と約50年も前なので、今のアニメ評価サイトではほとんど評価されていない可能性があるでしょう。

ちなみに、この初代アニメシリーズは『宇宙戦艦ヤマト』と『宇宙戦艦ヤマト2』と『宇宙戦艦ヤマトIII』の3部構成です。

その点を考慮して見ていきます。

国外向けでは、『Space Cruiser Yamato』とか『Star Blazers』といったタイトルになっています。

また、宇宙戦艦ヤマトのシリーズ作品は2010年代にいろいろとリメイクされているので、そちらの評価も記載します。

まず、2012年にリメイク作品『宇宙戦艦ヤマト2199』が誕生し、総集編の『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』が2014年に劇場版で公開されました。

次に『宇宙戦艦ヤマト2199』のサイドストーリーとして、アニメ映画で『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が2014年に公開されました。

また『宇宙戦艦ヤマト2199』の続編アニメ作品として、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』があります。

『MyAnimeList』での評価は?

まずは日本のアニメが大好きな米国人が創設した『MyAnimeList(https://myanimelist.net/)』で評価が見つかりました。

参考資料

myanimelist 「宇宙巡洋艦ヤマト」の検索結果

それでは一つ一つ評価を見ていきましょう。

宇宙戦艦ヤマト:Score 7.59 Ranked #1408 Popularity #3966 Members 26,943
宇宙戦艦ヤマト2:Score 7.46 Ranked #1863 Popularity #6494 Members 8,199
宇宙戦艦ヤマトIII:Score 7.04 Ranked #3842 Popularity #7396 Members 5,928
宇宙戦艦ヤマト2199:Score 8.33 Ranked #226 Popularity #1794 Members 110,533
宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟:Score 7.72 Ranked #1094 Popularity #5321 Members 13,396
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち:Score 7.63 Ranked #1293Popularity #4370Members 21,791

参考資料

myanimelist 「宇宙巡洋艦ヤマト」の検索結果

この数値をわかりやすく解説すると以下の通りです。

Score:ユーザーの平均レビュー点数(10点満点)
Ranked:平均レビュー点数基準の総合順位
Members:作品を応援しているフォロアーの数
Popularity:フォロアー数基準の総合順位

つまり初代のヤマトは平均レビュー点数が、7.59点でこれは総合ランキングで1408位、フォロアー数は約2.7万人でこれは総合ランキングでは3966位となります。

リメイク版のヤマト2199は平均レビュー点数が8.33点でこれは総合ランキングで266位、フォロアー数は約11万人でこれは総合ランキングでは1794位ということです。

個人的な感想としては、『やはり初代は英語圏ではそこまで受けていない作品で、リメイク版はそこそこ評価されている作品』になります。

他のサイトの評価について

『MyAnimeList』の評価はリメイク前はあまり良くないけど、リメイクの2199はそこそこ人気があるという結果でした。

次は他のサイトでも情報があるのかを確認して、どういった評価をされているのかを見ていきましょう。

最初は北米最大規模のアニメ紹介サイト『Anime News Network(https://www.animenewsnetwork.com/)』に評価があるのかを見ていきます。
そこで初代のヤマトの評価があったので引用していきましょう。

ここで最初にチェックするのは『Alternative title(代替タイトル)』です。

ここでどの言語があるのかで、簡易的にどの言語圏で見られたアニメなのかがわかります。

Estrellas Luminosas (Spanish)
Força Astral (Portuguese)
La Corazzata Spaziale Yamato (Italian)
Nave Espacial (Spanish)
Patrulha Estelar (Portuguese)
Space Battleship Yamato
Space Battleship Yamato 1 – The Quest for Iscandar
Space Cruiser Yamato
Star Blazers: Crucero Espacial Yamato (Spanish)
Star Blazers: The Quest for Iscandar
Uchū Senkan Yamato (Japanese)
Viaje a la Última Galaxia (Spanish)
Viaje a la Ultima Galaxia (Spanish)
Yamato, le Cuirassé de l’Espace (French)
أبطال الفضاء (Arabic)
الرواد الشجعان , نسور الفضاء (Arabic)
宇宙戦艦ヤマト (Japanese)
宇宙戰艦大和號 (Chinese (Taiwan))

参考資料

animenewsnetwork スターブレイザーズ (テレビ)

わかりやすく解説すると、スペイン語・ポルトガル語・イタリア語・フランス語・アラビア語・台湾向け中国語で、宇宙戦艦ヤマトが放映されていたことがわかります。

英語圏向けの宇宙戦艦ヤマトももちろんあるので、欧米や南米でガッツリと放映されていた可能性が高いです。

次にこのサイトでの評価をチェックします。

わかりやすくユーザー投票による10段階評価で点数が決まっており、平均レビュー点数は7.51点とまずまずの形になっています。

非常に高いとは言えませんが、そこそこ評価されている作品と言えるでしょう。

リメイクされた2199の評価はどうなっている?

まずは代替タイトルです。

Space Battleship Yamato 2199 (Japanese)
Star Blazers: Space Battleship Yamato 2199
Uchū Senkan Yamato 2199 (Japanese)
宇宙戦艦ヤマト2199 (Japanese)
우주전함 야마토 2199 (Korean)

参考資料

animenewsnetwork スターブレイザーズ 2199 (TV)

こちらは韓国語しか代替タイトルがありません。
しかし、平均レビュー点数が8.637点と非常に高いです。

ここまで評価されているのなら海外でも見た人は満足できた作品と言えるのではないでしょうか。

海外人気に関する気になるツイートは?

次は宇宙戦艦ヤマトの海外人気にまつわる気になるツイートを見ていきましょう。

大和魂がわからないと厳しい?

いわゆる日本人ならわかる精神性がアニメや漫画でも表現されていると、それらの作品は海外の方にはわかりにくいという指摘もあります。

たしかに、宇宙戦艦ヤマトもいわゆる大和魂的な部分が出ている作品という声は聞いたことがあるので、その考え方も納得です。

しかし、こういった日本人風の考え方も漫画文化やアニメ文化がかなり海外でも浸透しているので、今なら伝わる可能性が高いのではないでしょうか?

一部の描写が海外だと規制されている?

こちらのツイートを日本語にすると、『宇宙戦艦ヤマトの沈没シーンがきちんと描写されているものをどうにかして購入する方法ある?』です。

この発言から察するに、どうやら一部の描写が海外では規制されて消されているか、書き換えられている可能性があります。

やっぱりファンの方は無規制版が見たいので、どうにかして購入方法を探しているのでしょう。

海外の方が日本よりもアニメや漫画の規制はキツいという情報もありましたが、その影響が出ているみたいです。

プラモデルのできが優れているのは海外でも好評

こちらの発言を簡単に翻訳するとトランスフォーマーについて触れているのですが、括弧書きの中で『宇宙戦艦ヤマトのヤマトプラモ持っているけど、見ていて飽きないよね!』と記載しています。

やっぱりこういった戦艦や戦車やロボットが登場する作品は、ファンが満足できるレベルのプラモデルが存在していることが重要です。

海外向けでも用意されているのなら、ファン獲得としてもしっかりとプラモを展開してほしいですね。

まとめ

今回は宇宙戦艦ヤマトの海外人気についていろいろと調べてきました。

宇宙戦艦ヤマトは海外人気がそこまで高くないと思っていましたが、初代はびっくりするぐらい様々な言語圏向けで放映されていたのですね。

つまり、それだけ世界の人たちが見たことがある作品と言えるので、ファンだった人の数も多かったはずです。

そういった人たちは今おじいちゃんやおばあちゃんになっていると思いますので、最新のアニメサイトやSNSでの書き込みはしないでしょう。
やっぱり古い作品の正当評価をネットからチェックするのは難易度が高いですね。

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