『セーラームーン』の海外人気はどうなっている?気になるツイートもチェック!

現在では様々なコンテンツがストリーミングサービスによって見られるようになり、日本のアニメが圧倒的に受け入れられるようになりましたが、その時代になる前に受け入れられやすい土台を作った作品群があります。
今回はそういった土台を作ったと言われている作品の一つである『セーラームーン』について、海外ではどういった立ち位置なのかを見ていきましょう。
そもそも、海外でこのセーラームーンは人気のコンテンツなのでしょうか、Twitterもチェックしつついろんな意見も集めて見ていきたいと思います。

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セーラームーンの海外での人気はどうなっている?

それではまずセーラームーンが海外で人気があるかどうかを調べていきましょう。
筆者が調べた限りだとめちゃくちゃはまっている外国の人も多く、実際にストリーミングサービスがない時代でも40カ国で放送されたという歴史があります。
特にヨーロッパでかなり根強い人気があり、このセーラームーンに影響を受けた海外のクリエイターの方々がそれに似せた作品を作っており、あの最大手ディズニーが『悪魔バスター★スター・バタフライ』というオマージュ作品を出しているレベルなのです。
海外のAmazonを覗いてみるとTシャツなどの関連グッズからコスプレ向け商品まで売られており、今でも目強いファンがいることがわかります。
ほかにも海外のセレブかつファンな方々が各種SNSでコスプレした画像をアップしており、その画像からも大人気であることがわかります。
ちなみに、『人気沸騰!六本木でセーラームーンの特別展 世界中からファンが殺到|TOKYO MX+(プラス)』という記事で、連載開始から30年を迎えたセーラームーンの特別展が港区六本木で2022年11月に開催されたのですが、海外からのファンも多く訪れているとのことです。

参考記事

人気沸騰!六本木でセーラームーンの特別展 世界中からファンが殺到

これだけでも海外にファンが多くいるという証拠になるのではないでしょうか。

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『MyAnimeList』ではどんな評価をされているの?

日本のアニメが大好きな米国人が創設した『MyAnimeList(https://myanimelist.net/)』は、日夜誰かが張り付いているとしか思えないほどに更新が早いサイトであり、筆者もいろいろと活用しています。
ここではいろいろとアニメが大好きな方がフォロアーになってその作品を応援したり、点数をつけて評価することができます。
評価が気になり検索をした結果がこちら(https://myanimelist.net/search/all?q=sailor%20moon&cat=all)です。
これを見てみると、初代のセーラームーンのフォロアーの数が約36万人で平均レビュー点数が7.72点と両方ともそこまでいい数字ではありません。
おそらくですが、こちらのサイトはおそらく利用者は男性が主体と思われるので、女性に人気のコンテンツであるセーラームーンのフォロアーが伸びないのだと思われます。
なので、今回はこの『MyAnimeList』だけでは評価として見ることは難しいでしょう。

なぜここまで人気があるの?

海外で今でもコスプレする人がとっても多くいる人気コンテンツなセーラームーンですが、何でここまで人気なコンテンツになったのでしょうか。
気になるツイートも追いかけながらその理由を探っていきましょう。

ある意味で進んだストーリーだったから


海外でも放送されていたというお話をしていましたが、その内容から一部を改変されて放送されていたという経緯があります。
その中でも話題となったのが、北米版の規制です。
その内容は天王はるかと海王みちるが原作ならば恋愛関係にあったのに、女性同士であったということからいとこという設定に改変したというものです。
今ではLGBTなどがいろいろと話題になっていることから、こういった女性同士や男性同士の表現も問題なくされるようになってきましたが、そういった考え方が表立っていなかった1990年代にアニメとして表現していたというのはなかなかにインパクトがあったでしょう。
実際に当時の天王はるか役の声優にアメリカの雑誌インタビューで『宗教的に糾弾されなかったか?』といった内容で質問されたという情報もありました。

ライバル枠がいなかったから


どんな人気が出そうなコンテンツでもライバルが多すぎると埋もれることが多々あります。
しかし、ライバルがいない界隈で人気になれば先駆者となり、時代の覇者となって長年語り継がれるコンテンツになれるのです。
それがセーラームーンだったのでしょう。
昔からバトルやスポ根が主体の男の子向けアニメは大量にあったのですが、女性向けのアニメはとっても少なかったです。
その中で颯爽と登場したセーラームーンは、当時の少女達に大人気な作品となったのだと思われます。
子供の頃にドラゴンボールやマジンガーZや宇宙戦艦ヤマトを見てきた今のおじさんやお父さん世代の方ならわかりやすいのではないでしょうか。
さらに、子供の頃に見たことがあるコンテンツならその人達が大人になったとしても、子供に安心して見させられるし、むしろ一緒に見る可能性すらあるので、親から子供に作品の人気および熱量が引き継がれる可能性も出てきます。

戦うヒロインがそもそもいなかったから


女性の社会進出が今よりも圧倒的に進んでいない1990年代では、女性が主体となって戦う作品はほとんど存在しません。
これは先ほど話したライバル枠が存在しない話と共通しますが、やはりカテゴリーとしてのオリジナリティーがとてつもなく強いというのは長所なのです。
ある意味で女性の社会進出に貢献している戦うヒロイン像の象徴となってくれたのがセーラームーンであり、自分もマーベル作品のヒーローのように悪を叩き潰したいという考え方を持っていた女の子達の強い味方だったのではないでしょうか。

根強いファンが今でもたくさんいるから


これも熱量のお話になりますが、やっぱり大好きな作品をいくつになっても追いかけられるというのはファンを抱え続けるという事につながるので、人気継続につながります。
SNSがある時代では今でも追いかけている人が普及につながるような活動をしているだけでも、ファンを大きく増やす要因となってくれるので、コア層がたくさんいるコンテンツは強いですよ。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。
今回は海外でセーラームーンは人気があるのか、あるのならどうしてここまで人気があるのかを解説しました。
たしかに、いろいろとアニメや漫画の系譜をたどってみると、主役となって戦うヒロインの先駆けはセーラームーンというのは間違いないと思います。
やはり新規顧客を獲得するには今まで発掘してこなかった部分に挑むのが大切ですが、そこにうまい具合にかみ合ったのがセーラームーンだったのでしょう。
今では日本人よりも海外の方が熱量が高い作品となっているようで、海外のコアなファンはSNSでいろいろと活動しているようです。

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