『北斗の拳 (北斗神拳) 』の海外での人気はどうなっている?国や地域別でご紹介!

昔から男の子が大好きなアニメや漫画はいろいろとありますが、やはり最有力候補として取り上げられるのは『北斗の拳』でしょう。

日本では圧倒的なまでの大人気作品となった『北斗の拳』ですが、海外ではどういった評価をされている作品なのでしょうか。

今回はこの『北斗の拳』の海外人気について詳しく解説しつつ、可能ならば地域別に細かくチェックして行きたいと思います。

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海外人気はどうなっている?

それでは具体的な海外人気について触れていきましょう。

一番探りやすいのが英語圏です。

英語圏は日本のアニメが大好きな米国人が創設した『MyAnimeList(myanimelist.net)』というサイトと、北米最大規模のアニメ紹介サイトである『Anime News Network(animenewsnetwork)』の評価を見るとある程度わかります。

それ以外の国や地域に関してはこういったわかりやすいサイトがほぼないので、ネット上の情報をかき集めて紹介していきます。

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欧米の評価および人気について

まずは『MyAnimeList(myanimelist)』の評価から見ていきましょう。

こちらは『Score』がユーザーの平均レビュー点数、『Ranked』がその平均レビュー点数から見えてくる点数による総合順位で、『Members』がその作品を応援しているフォロアーの数になりそのフォロアーの数から総合順位が『Popularity』といった評価の仕方をしています。

その具体的な数字はこちらです。

Score7.96 Ranked #637 Popularity #1612 Members 124,739

参考資料

myanimelist Hokuto_no_Ken

平均レビュー点数は8点以下で、その点数では総合ランキングでは600以下となってしまうでしょう。フォロアー数の数も12万人程度でこちらも総合ランキングでは1600位とかなり低い数字です。

英語圏ではあまり人気が無い作品ということは聞いたことがありますが、こちらのサイトではびっくりするぐらい評価もフォロアー数も低いという数字が出ています。

一応、アニメの方は続編があるのですが、そちらの評価はさらに悪くなっているのが実情です。

次は北米最大規模のアニメ紹介サイトである『Anime News Network(animenewsnetwork)』の評価を見てみます。

『北斗の拳』は海外で『Fist of the North Star』というタイトルで発売されているので、このタイトルで検索をしたのですが、わかりやすい評価ページがありません。

とりあえずこちらの『Fist of the North Star TV VHS 1 – Review – Anime News Network』で北斗の拳のテレビシリーズの一部をVHSにした作品の評価は『B-』とされていました。

参考資料

httanimenewsnetworko 北斗の拳 TV ビデオ 

こちらのサイトを覗いてみても、英語圏ではそこまで多くの方に注目されるタイトルではないということが見えてきます。

英語吹き替え版のリメイクされたブルーレイの『北斗の拳』もありましたが、英語字幕されている作品を日本人が購入して高評価をしていたので、こちらの表は参考にならないでしょう。

アジア圏の評価および人気はどうなっている?

『北斗の拳』の海外での人気は主にアジア圏の人気という声を聞いたことがあります。

実際に調べたところ、アジア圏ではかなりの人気作品であることがわかりました。
以下の動画を見てください。

こちらは韓国で実写化されてしまった『北斗の拳』の動画です。

これはあまりにも中身が中身すぎるので割愛しますが、こういった事がされるぐらい人気な作品であることは伝わると思います。

韓国では1980年代からテレビアニメが放送されて人気な作品の一つだったのです。

次に中国についてですがどうやら中国でも人気な作品だったようで、こちらの記事『国際交流基金 – ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター ~北斗の拳~』中国向けにオンラインで限定無料配信(https://www.jpf.go.jp/j/project/culture/perform/oversea/2022/01-01.html)』にあるように、公演団を派遣して北斗の拳のミュージカルを中国で行う予定だったと記載されています。

コロナウイルスのせいでそれは実現しなかったのですが、オンライン配信はされたとのことでこの記事からも人気があることが伝わってくるでしょう。

このように、韓国や中国などの東アジアを中心に人気のコンテンツになっていることが見えてきます。

それ以外の国での評価および人気について

『北斗の拳』の海外人気について気になるそれ以外の国について見ていきましょう。

その筆頭がイタリアです。

まずは下記の動画をご覧ください。

これはイタリア実写版の『北斗の拳』です。

どうやらイタリアでは『北斗の拳』はかなり人気の作品の一つとなっており、現地の言葉で『おまえはもう死んでいる』と話しかけると通じる人が結構いると言われています。

空港の本を扱うコーナーでも『北斗の拳』の漫画本が置いてあるというお話もありました。

イタリアの女性新首相メロニー氏も『北斗の拳』のファンだといった情報があったので、イタリアでの人気が相当なものであることがわかっています。

アメリカで苦戦した原因を考察

次は英語圏で『北斗の拳』がそこまでヒットしなかった理由を探っていきます。

『ドラゴンボール』が流行したのなら『北斗の拳』もいけると思ったのですが・・・

他作品に負けた?

これは推察になりますが、同時期にアメリカで流行した作品に追い出されてしまった可能性があります。

『北斗の拳』が日本で放送されたのは1984年からですが、どうやらアメリカでは1980年代後半から1990年代前半にかけて放送されたようです。

この時期って『ドラゴンボール』や『セーラームーン』あたりの作品がアメリカで放送されたタイミングと被っています。

特に、バトルもののアニメとしては『ドラゴンボール』が金字塔を打ち立てていたので、入り込む隙間が無かった可能性が高いです。

派手すぎる暴力的描写が問題だった?

『北斗の拳』は悪役が木っ端みじんになります。

それこそ『ひでぶ!』といって爆発したり裂けたり、いろいろとグロいことになります。

こういった描写がアウトだった可能性が高いです。

昔のアメリカではディズニーの影響でアニメは子供が見るものという考え方が非常に強く、アニメの暴力的な描写に関する規制はとてつもなくキツかったと言われています。

その結果、『北斗の拳』の放送時期のずれ込みやそもそも放送できないといった状態になってしまったようで、そういった諸問題も足を引っ張った可能性が高いです。

キャラクターの外見がうけなかった?

これは完全な推測ですが、キャラクターの外見が当時のアメリカのセンスに合わなかった可能性もあると思っています。

北斗の拳のキャラクターは、アメリカのアニメや漫画に登場するキャラクターとはかなり異なる独特の雰囲気を持っていたため、受け入れられなかったからヒットしなかったという理論です。

海外の気になるツイートもチェック

最後に海外で『北斗の拳』がどのように扱われているのかがわかるツイートを取り上げていきます。

面白い情報はあるのでしょうか。

ゲームは盛り上がっている?

『北斗の拳』は関連ゲームがいろいろと出ていますが、格闘ゲームも出ているのです。
動画を見るとその格闘ゲームを取り扱っているようで、ゲーム人気はまだまだありそうです。

やっぱりイタリアで人気?

イタリアで人気があるとお話ししましたが、ちょっとした会話で『北斗の拳』ネタが出てくるので、その浸透ぶりは本物でしょう。

アメリカにも・・・?

どうやらアメリカでも実写映画があるとのことですが、検索したらいました。

こちら(https://filmarks.com/movies/28370)です。

1995年製作の映画とのことですが、評価はめちゃくちゃ低いのでこれも知名度的には低いでしょう。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は『北斗の拳』の海外人気についていろいろと調べてきました。

興行収益的には『北斗の拳』は非常に高いものがあるのですが、英語圏ではそこまで流行していないことがわかりました。

しかし、イタリアや東アジアなどの一部地域では大ヒットしている作品でもあるので、国によって人気の度合いが非常に異なってくる珍しい作品とも言えるでしょう。

実写版が全部黒歴史なのはどうかと思いますが・・・。

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