海外で日本の漫画やアニメが大人気という話はよく聞きますが、その中でも特に人気がある作品といったら何なのかが気になった人も多いと思います。
今回はそんな疑問にお答えするために、2022年9月現在において海外で圧倒的に人気がある漫画やアニメ作品について見ていきましょう。
やっぱりドラゴンボールやキャプテン翼あたりが上位に食い込んでくるのでしょうか。
『MyAnimeList』のランキングで見る
世界で一番人気のあるとか世界レベルで大ヒットしたという言葉には枕詞がついてしまいます。
たとえば、1週間での売上が1位だったとかジャンル別で見たら1位だったとか、一部地域でのアンケート結果が1位だったとか色々です。
本当に世界1位を決めるには世界中の人達にあらゆる作品を見せてその中から投票形式にするといった現実では不可能な方法をとらないといけません。
そんな中で、インターネットに繋がっている限りかなり公平に平等に評価されておりそこからランキングなどを簡単に見ることができるサイトが存在します。
それが『MyAnimeList』です。
こちらは東京に本社がある株式会社メディアドゥの子会社の株式会社MyAnimeListが運営する日本のアニメや漫画の超大規模コミュニティ及びデータベースとなっております。
ここでは登録したユーザーが評価を自由にできるサイトであり、利用者が世界レベルで月間利用者数がなんと1,800万人という数字をたたき出しているサイトであり、ここで上位に食い込んでいる作品こそが世界レベルで人気のある作品と言えるでしょう。
英語で表記されていますが、Google翻訳などを使えば見られるので気になる方はこちら(https://myanimelist.net/)をご覧ください。
こちらの人気ランキングを見てみるとフォロワー数がわかりますので、このフォロワー数が多い作品を1位から10位まで見ていきたいと思います。
これがアニメや漫画好きの人達が選ぶ2022年9月のトップテンで、これらの作品がフォロワー数がぶっちぎっている作品となっています。
進撃の巨人やデスノートは海外でもものすごく人気があるというのは聞いたことがありましたが、まさかの1位と2位でびっくりです。
上位に食い込んでいる作品をもっと見てみると週刊少年ジャンプに連載されている作品がとっても多く、やはりジャンプで人気連載となった作品は世界レベルでもとっても強いという事がわかります。
進撃の巨人に関しては、アメリカのNFLで進撃の巨人の画像をモチーフにしたポスターを作成していたことがあったので、そこから人気があるということは見えていました。
キャラクターの検索ランキングから人気度を測る
こちらの画像は某掲示板で貼られていた世界で検索された回数が多いキャラクターをランキング順にしているものとなります。
ただし、この画像が貼られたのは2021年9月なので今行ったら多少は変動するでしょう。
ここで上位に来ているのはスパイダーマンとバットマン、そして孫悟空とミッキーと進撃の巨人のエレンです。
進撃の巨人のエレン、ハリー・ポッターやピカチュウを抑えて上位に入っているというのが、なかなかに衝撃的なデータと言えるでしょう。
マーブルヒーローやディズニーを除いて見てみると、孫悟空が1位で2位がエレンで3位がナルトのサスケとなっているのも、世界レベルでドラゴンボールと進撃の巨人とナルトが人気作品であるという証になっていると思います。
検索されている数が多いということは、それだけその作品及びキャラクターが気になっているという事になりますし、認知度が高いという事になりますので、こういったキャラクターを多く抱えていることは誇りに思った方がいいでしょう。
個人的な意見としては、ナルトに出てくるキャラクターが一杯ランクインしているので、ナルトは世界レベルではかなり人気がある作品なのだと再認識しました。
また、孫悟空は3位なのにベジータが50位というのはちょっと意外でやっぱり海外でも孫悟空が圧倒的に人気があることが見えてきます。
バンダイの売上から人気度を測る
こちらは様々なコンテンツを抱えており、世界に向けて色々と発信しているバンダイの決算報告です。
今回のデータは2022年第1四半期のものであり、そこからどれだけ売上がどのように推移したのかが簡易的にでも見えてきます。
この売上というのは、いわゆるDVDやブルーレイや映画の興行収益以外に関連商品全般を含めた売上となっています。
なので、これで上位に食い込んでいる作品というのはそれだけ世界レベルで認知度が高く売れまくっている差宇ヒント言えるのではないでしょうか。
これを見てみると世界レベルでぶっちぎりな売上をたたき出しているのが、ドラゴンボールで、次いで機動戦士ガンダムと続きます。
この2つが突出しているのです。
そこから差がかなり開いてワンピースが3位となっています。
これが国内トイホビー部門として見てみると、1位は機動戦士ガンダムになり、2位は仮面ライダーで、3位がドラゴンボールです。
日本国内ではドラゴンボール関連の売上よりもガンダム関連の売上が強かったという事になります。
こういった売上だけを見てもドラゴンボールは、日本国内の人気と言うよりも海外での人気がとっても高いということが見えてくるでしょう。
バンダイからするとドラゴンボールと機動戦士ガンダムの2つで、びっくりするぐらいの売上を世界レベルでたたき出してくれるので、この2つには非常に力が入っているということがわかります。
筆者も今では両方ともあまり見たり聞いたり関連商品を購入するといった事はなくなってしまいましたが、それでも家電量販店でプラモデルなどの商品をチラッと見たときに関連商品がズラッと並んでいるのを良く目にするので、今でも人気があるのだなと実感している次第です。
ちなみに、2022年の決算はフロムソフトウェアが開発して、バンダイから発売されたエルデンリングというゲームが世界レベルで超絶大ヒットしたのでこれだけで黒字になるとすら言われています。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は海外で人気があるアニメについて様々なデータやランキングから情報を引っ張って紹介しました。
ランキングと言っても色々と見方があると思いますが、個人的には信用できるものを引っ張ってきたつもりです。
特に、『MyAnimeList』のランキングはかなり信憑性が高いのでアニメに関する海外の人気度などをチェックしたいという方はそちらのサイトを見てください。
英語が基本なのでとっつきにくいかもしれませんが、Google翻訳を使えばそこまで抵抗感無く色々とみることが可能なので問題ありません。
筆者も色々と調べて見て納得する部分と驚く部分があり、かなり新鮮な気持ちで記事を書くことができました。
コメント