『名探偵コナン ( 名偵探柯南) 』の海外人気はどうなっている?気になるツイートもチェック!

名探偵は1994年から続く『週刊少年サンデー』の看板作品で、つい最近100巻を突破しましたね。

日本では頻繁に映画をやるぐらい超人気な作品ですが、海外人気はいったいどうなっているのでしょうか。

なんとなく、人気があるという話を聞いたことはあるのですが評価サイトなどを見たことは一切なかったので、そういったサイトをいろいろと覗いてみて海外の方々がどう思っているのかを調べたいと思います。

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海外人気ってどれだけあるの?

名探偵コナンは漫画が100巻以上続いている超長編作品であり、テレビアニメも1996年から続く超長編作品となっています。

アンパンマンと同じく25年も放送している作品の一つになっているとんでも作品でもあります。

漫画の連載開始からすぐにアニメ化が始まり、追いつかないようにオリジナルもかなり入っているアニメは漫画を追いかけている人でも楽しめる作品であり、大人になった今でもたまに見ているという人がいるぐらいです。

映画もいろいろとやっていますが、2023年4月に公開される『黒鉄の魚影』を含めるとなんと26作品もあります。

さすがにこれだけ多いとチェックするのがきっついので、今回はアニメに軸を置いて紹介していきましょう。

まずは日本のアニメが大好きな米国人が創設した『MyAnimeList(myanimelist)』というサイトから見ていきます。

ちなみに、名探偵コナンの英語タイトルは『Case Closed』です。

『MyAnimeList』でのテレビアニメ評価について

Score 8.17 Ranked #381 Popularity #649 Members 330,455

こちらの数字について簡単に解説すると、『Score』がユーザーの平均レビュー点数です。

『Ranked』がその平均レビュー点数から見えてくる点数による総合順位で、『Members』がその作品を応援しているフォロアーの数になりそのフォロアーの数から総合順位が『Popularity』となります。

つまり、平均レビュー点数が8.17点でその点数は総合ランキングでは381位となり、フォロアー数は合計33万人でこの数字は総合ランキングで649位ということです。

ん~、この数字だけを見て発言してしまうと『英語圏ではあまり人気がない』となってしまいます。

平均レビュー点数が8点を超えているので、見ている人たちの評価は高めなのですが如何せんフォロアー数が低すぎます。

さすがに30万人台だと埋もれてしまうレベルなので、英語圏での人気はあまりないと考えた方が言いでしょう。

筆者はアジアで特に人気であるという情報もこの記事を書く前から聞いたことはあったのですが、逆に欧米ではそこまで注目されていない作品なのかもしれません。

他のサイトの評価は

これだけだとちょっと情報が足りていないので、他のサイトも覗いてみましょう。

まずは北米最大規模のアニメ紹介サイトの一つである『Anime News Network』での評価です。

参考資料

animenewsnetwork

 

名探偵コナン

こちらの評価は10点満点評価となっていますが、平均レビュー点数が7.555とまあまあの数字です。

個人的に気になるのが、それぞれの国のタイトルの部分でアラビア語・カタロニア語・フランス語・ルーマニア語・ドイツ語・インドネシア語・ポーランド語・ポルトガル語・スペイン語・スウェーデン語・デンマーク語・フィンランド語・ベトナム語・ロシア語・中国語・韓国語とめちゃくちゃ多岐にわたっていることです。

つまり、それだけの国で放送されているという事なんで、マーケティングという部分で考えれば間違いなく成功していると言えます。

海外人気の情報は?

欧米ではあまり人気があるかどうか怪しいという結論になってしまいましたが、様々な言語に翻訳されていることが改めて判明したので世界レベルで人気の作品であることは間違いないでしょう。

そういった情報を裏付ける何かをいろいろと探ってまとめていきます。

中国で圧倒的に人気がある

中国での漫画やアニメ人気について探っている人の面白い記事がありました。

それがこちらの『中国のマンガ・アニメ配信サイトと長期ランクインしている日本作品を調べてみた!|スマホゲーム分析|LIVEOPSIS運営チーム|note』で、ここでのランキングを見てみると、名探偵コナンが度々ランクインしています。

参考資料

中国の主要なマンガ・アニメ配信サイトとランキング

これだけ高頻度でランクインしている名探偵コナンの中国人気はかなり高いです。

こちらの『「名探偵コナン 緋色の弾丸」中国で異例の“ほぼ同時公開” 過去作の反響も振り返る : 映画ニュース – 映画.com(https://eiga.com/news/20210414/14/)』という記事では、劇場版シリーズ第24作の『緋色の弾丸』が当初中国は世界同時公開に入っていなかったのに、急遽ほぼ同時公開の国に含まれたと記載されています。

その結果、中国でも大ヒット作品となった『緋色の弾丸』は公開してから1ヶ月ちょっとで興行収入2億元(約35億円)を超える大ヒットになったとのことです。

中国ではこういった推理ものが大好きという考察がありますが、コナンシリーズの大ヒットを見てみるとその考察が正しい気がしてなりません。

映画の同時公開の国をチェックする

映画における同時公開される国というのは、基本的にその国でそういった配慮をしても確実にプラスに働くと思われている国となります。

つまり、その作品が愛されてヒットしている国とも言えるのです。

参考にしたのはこちらの『「名探偵コナン 緋色の弾丸」22ヵ国・地域で国内外同日公開、アジア・中東・ヨーロッパ(http://animationbusiness.info/archives/10911)』という記事で、『緋色の弾丸』の同時公開をした国が列挙してあります。

公開される国と地域は台湾、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、ブルネイ、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、オマーン、クウェート、バーレーン、カタール、となる。

参考資料

「名探偵コナン 緋色の弾丸」22ヵ国・地域で国内外同日公開、アジア・中東・ヨーロッパ

これを見た筆者が出た感想は『アジア多過ぎぃ』でした。

フランスやドイツやオーストリアという国もありますが、やっぱりアジア圏が圧倒的に強いですね。

こういった情報もアジアで圧倒的に人気があるという情報の後押しとなっています。

海外人気に関する気になるツイートもチェック

アジア圏で圧倒的人気であるという事はわかりましたが、こういった人気にまつわるツイートを最後にチェックして行きましょう。

気になるものをピックアップして紹介します。

愛が強すぎてぶち切れ!?

こちらのツイートは2023年4月現在新しく公開された『黒鉄の魚影』に関することで、いわゆる海外のファンが公式アカウントに突撃して炎上しているという騒動に触れています。

これの発端となっているのがネタバレになるので詳しくは言いませんが、映画で灰原とコナンの2人の関係がメインとなっていることです。

これに新一の恋人は蘭であると言い張っている人が突撃して燃えています。

こういった騒動になるぐらい、キャラ人気があるというのはなかなかにインパクトがある情報と言えるでしょう。

コナンの海外人気は近年上昇した?

日本アニメの人気は近年になって急上昇してきた部分がありますが、これはコナンにも影響があるようです。

アジアやフランスなどで人気が高まっているという考察をしている人は筆者以外にもいたのですね。

コナンは漫画も人気

こちらはイタリアミラノについてアップしているツイートで、どうやら『鬼滅の刃』のような人気漫画と一緒に名探偵コナンも揃っていたようです。

イタリアでも人気の作品なのかもしれません。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は『名探偵コナン』の海外人気についていろいろと探ってきました。

英語圏ではそこまで人気があるとは言いがたいですが、アジアを中心に海外での人気は相当高いという事がわかりました。

同時公開の国を見たときにどういった国々で力が入っているのかがわかりますが、そのほとんどがアジアだったのは正直びっくりです。

アジアで強いという情報はありましたが、これほどまでとは思っていませんでした。

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