今では日本の文化で世界に誇るものといったら高確率で登場するのがアニメや漫画ですが、その中でもかなり特異な位置にありながら成功していると言われている存在がいます。
それが、特撮にカテゴリーされる『牙狼〈GARO〉』です。
今回はこの『牙狼〈GARO〉』が海外で人気があるというのは本当なのか、海外人気についていろいろとチェックしつつ、人気があるのならその理由も調べていきましょう。
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『牙狼〈GARO〉』とは?
漫画やアニメをいろいろとチェックする日本人にとって海外で通用するコンテンツになったのはうれしいことであり、どういったコンテンツが人気なのかを気になってチェックする人もいると思います。
参考資料
そのなかでピックアップされる異色のコンテンツである『牙狼〈GARO〉』は、2005年にテレビ東京系列で深夜に放送されていた特撮テレビドラマです。
もう一度言いますが『特撮』テレビドラマです。
ストーリーなどは割愛しますが、この世の闇に潜む魔物であり魔界の住人の『ホラー』と呼ばれる存在を『魔戒騎士』と呼ばれる存在が倒していくものとなっています。
『牙狼』は魔戒騎士の最高位の称号となっているようです。
そして何よりも特徴なのが、子供向けではなく大人向けに構成された特撮作品であるということ、そしてヒーローと言うよりもどちらかというとダークヒーローに近い立ち位置と言えるでしょう。
そのため、いわゆるおもちゃ展開できるようなヒーローグッズが無く、返信に使うためのアイテムも指輪やペンダントといった物になっています。
また、日本国内ではパチンコの『CR牙狼』がびっくりするぐらい大ヒットしたので、そこからいろいろと予算の目途が立ったのか、劇場版や続編やアニメや小説などいろいろと派生しながら続くシリーズ物となりました。
正直派生作品やシリーズ物が多すぎて、軽いスターウォーズ状態になっておりこれから追いかけるのはちょっと大変な作品と言えるでしょう。
関連資料
『牙狼〈GARO〉』って海外人気はあるの?
大人向け特撮としての大成功を皮切りに、日本国内では今でも続いている人気のコンテンツとなりましたが、海外ではどうなのでしょうか。
これはちょっと評価が難しい作品なので、いろいろと調べたことをまとめていきます。
まず、筆者がいっつもお世話になっている日本のアニメが大好きな米国人が創設した『MyAnimeList(https://myanimelist.net/)』というサイトでアニメは制作品の評価を見てみましょう。
その結果がこちら(https://myanimelist.net/search/all?q=GARO&cat=all)です。
いろんなシリーズが確認できますが、一番フォロアーが多い作品の『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』で14万人となっておりそこまで人気はありません。
フォロアー数が多い作品は余裕で200万人を超えているので、そこまで多いとは言えないのはわかります。
平均レビュー点数を見ても良くて7点台で、低いやつは5点台となっていて、こちらも正直良いとは言えないでしょう。
結論から言って、派生のアニメ作品は海外ではあまり人気が無いという事になります。
つまり、人気があると言われているコンテンツはやはり本編の特撮の方なのでしょうが。
こちらは正直『MyAnimeList』のようなサイトが無いので、人気があるかどうかがなかなか見えてきません。
いろいろと調べた限りだと『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』がカナダのモントリオールで行われた第23回ファンタジア国際映画祭でアジアンセレクションに正式招待されたといったお話があったり、『牙狼<GARO>~MAKAISENKI~』の特別試写会が2013年7月に開催された第14回ジャパンエキスポであったという情報がありました。
つまり、特撮の方は世界的な需要があるということです。
また、様々なゲームにコラボとして参戦しているので、それらも人気があると判断できる材料になるのではないでしょうか。
ゲームのコラボが海外でのヒットにつながっている?
まず見てもらいたいのが、こちらのコラボです。 これは世界的に今でも圧倒的に人気のあるMMORPG『ファイナルファンタジー14』と2017年にコラボ したときのトレイラーです。
これを始めてみたときはかなりびっくりしました。
日本国内でもプロデューサーの趣味コラボなんて言われていたのですが、海外にもどうやらファンがいたようで『大人向けのパワーレンジャー』と解説されていたという情報もあります。
ゲームのコンテンツとして圧倒的に『ファイナルファンタジー14』は強いので、海外にもこれで一気に広まったと思います。
FF14はコラボでいろんなことをやっているので、そういった意味ではコンテンツを広げるための場所としては最適です。
これ以外にも、今では世界的なコンテンツとなっている『モンスターハンター』でコラボしたという過去があります。
コラボしたのは大ヒットした『モンスターハンターワールド』ではなく、その前の作品となる『モンスターハンターダブルクロス』なので、海外の知名度アップにつながったかどうかはちょっと怪しいですが日本国内の知名度アップには間違いなく成功したでしょう。
それ以外にも、スマートフォン向けのアプリとして配信されていた『スーパーロボット大戦X-Ω』でもコラボイベントとして登場していたという情報があります。
今では終わってしまったアプリですが、ロボットが好きという人たちへの認知度アップにはつながったと言えるでしょう。
こういったコラボは少なからず海外の人たちへのアピールにつながっていると思います。
『牙狼〈GARO〉』にまつわる気になるツイートと考察
最後に、『牙狼〈GARO〉』にまつわる気になるツイートを見つけながら考察をしていきましょう。
ここ10年で唯一生き残っている特撮
ライダー…日本特撮ではぶっちぎりトップ
戦隊…近年落ち気味だがそれでも知名度はある
ウルトラ…近年ようやく安定が見えてきた? 海外の眠れる需要は高め
牙狼…ここ10年で唯一生き残ってる。パチスロは根強い
ローカル…地道に頑張ってるが当然規模は大きくない
グリッドマン…戦場を変えた— tocoma/すっぴん (@tocoma110) October 23, 2021
やはり特撮界隈というのは仮面ライダーとウルトラマンが圧倒的に強く、特に特撮界隈では仮面ライダーが最強なのでしょう。
そんな状態で生き残っている牙狼もよくやっていると思います。
スパロボに出たのは知名度的に大きかった?
なんか別の海外ケモ作家勢が「スパロボに牙狼参戦してるのなんで?ロボじゃないじゃん」みたいな引用会話してるところ見ると海外ケモ勢に牙狼がちゃんと認知されてるっぽいですね。勉強になりました。
— モンエナカメ太 (@kourinkameta) October 1, 2020
こちらのツイートを見てみると、スパロボコラボをしたことで海外のユーザーにも牙狼が認知されていることがわかります。
会話内容の詳細はわかりませんが、知名度アップはいいことです。
『GARO -VERSUS ROAD-』は海外でも成功?
牙狼versus roadはゲーム性がシンプルなので、国内ではよくあるデスゲームモノとして埋もれてしまったが、海外ではシンプルが故にキャラクターのドラマとアクションに没入してより楽しめると評価され、Netflixでは大人気ドラマとして知られている。
— (@aurora_striker) November 12, 2021
『GARO -VERSUS ROAD-』は15周年記念作品として作られた、VRゲームを題材にした作品です。
日本ではこのVRゲームを題材とした作品がいろいろとありすぎるので埋もれてしまったようですが、海外ではそんな状態にはなっておらずNetflixで好評の作品となっているようです。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は特撮物の『牙狼〈GARO〉』についていろいろと考察してきました。
様々な情報を拾っている限りだと、海外にもある程度認知されている特撮であることは間違いないでしょう。
ただし、大ヒットしているかといわれるとなんとも言えないレベルなので、大人気とは言えないと思います。
それでも海外の人たちに認知されている日本の特撮というだけでも珍しいので、希少価値はかなり高い存在ではないでしょうか。
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