『鬼滅の刃』の海外人気はどうなっている?

日本が誇る文化の一つがアニメ文化ですが、その中でも圧倒的な人気を博し、関連作品も全部売れるといった状態になったのが鬼滅の刃です。
日本国内ではまさに無双状態でしたが、海外ではどういった受け入れられ方をされているのでしょうか。
今回はこの鬼滅の刃が海外でどういった作品として受け入れられているのか、そもそも海外で人気のある作品になっているのかを調べていきましょう。
筆者も国内の騒ぎはいろいろとみてきましたが、海外でどういった扱いをされているのかはチェックしていないので気になっていた議題となっています。

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鬼滅の刃の海外人気はどうなっている?

最初に結論を記載すると、海外でも映画の無限列車編が爆発的なヒットとなり、『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』が樹立した日本の作品が全米興行収入の一位を塗り替えました。
2020年10月以降、2021年にかけて順次各国で公開されて最終的には累計約570億円に到達したとのことなので、海外人気は圧倒的に高いと言えるでしょう。
中国では映画版の興行収入が歴代アニメ映画で最高額を記録したという情報もあります。
英語圏で最もポピュラーなオンラインデータベースであり、映画以外にも俳優や芸能人やビデオゲームに関する情報も詰まっている『Internet Movie Database(https://www.imdb.com/)』というサイトがあります。

この映画は海外でどういった評価を受けていられるのか見てみましょう。
その結果、レビュー点数は10点満点で8.2点だったのでかなり高めでした。
それ以外にも、アニメの海外人気をチェックするのに最適な『MyAnimeList(https://myanimelist.net/)』を見てみると、フォロアーの数は約270万人と7位でした。
この時点でものすごい数のフォロアーがいることがわかっているので、どれだけ人気があるのかが見えてくるでしょう。
これ以上のフォロアーを抱えている作品は『進撃の巨人』『デスノート』『鋼の錬金術師』『ワンパンマン』『ソードアートオンライン』『僕らのヒーローアカデミア』であり、日本人にも馴染みがある作品ばかりです。
やっぱりジャンプ系列の作品は強いですね。

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なぜ人気があるの?

海外人気がここまで圧倒的に高い理由は多くの方が考察していますが、その中でも筆者の見解も交えて見ていきたいと思います。

アニメーションのクオリティーが圧倒的に高いから

アニメ作品が売れる理由としても大きいのはそのクオリティーです。
日本で公開されているときもそのクオリティーの高さが話題でしたが、海外でもかなり話題になっているようです。
アクションシーンや美しい映像表現などが高い評価を得ていますし、古い日本の浮世絵から飛び出したようなエフェクトは見る者を魅了させるのでしょう。
戦闘ありきのアクション漫画なのですが、水と火の表現はかなり綺麗で外国人にも受ける要素が満載でした。

主人公の考え方や生き方がとっても共感できるから

こういった作品は主人公が必ずいますが、その中でも鬼滅の刃の主人公は好感度が海外でも非常に高く人気があります。
その行動指針は一貫して同じであり、最初から最後まで徹頭徹尾家族や仲間との愛と絆にあり、妹をなんとしても人間に戻すことです。
これは海外でも大人気作品となっている『鋼の錬金術師』と似ている部分でもあり、こういった家族や兄弟の絆を強く感じられる主人公はどこの国でも好まれるのでしょう。
ある意味でこの対極にいるのが『エヴァンゲリオン』のシンジ君です。

刀が登場する侍ものだから

刀や侍や忍者が好きという人は海外にかなり多く、そういったコンテンツで面白い作品はとってもフィーチャーされます。
刀や侍や忍者がいれば人気になるほどアニメ界隈は甘いものではありませんが、一定以上の水準を保っている作品ならば確実にブーストになってくるでしょう。
いわゆる日本風をここまで感じさせる作品はやっぱり海外でも強いと感じました。
日本文化や風習の紹介にもつながる作品にもなっており、大正時代の日本を知ることができるというのも大きくプラスに働いていると思います。

敵が魅力的だから

基本的に鬼滅の刃で出てくる敵の鬼は元々が人です。
その人であり幸せだった頃のエピソードが大抵死ぬ直前には走馬灯という形で登場するのですが、そのエピソードがなかなかに哀しいものが多く心に刺さったという人もいるでしょう。
こういった敵に対する考え方は海外の人に刺さることが多く、物語をより楽しめる要素の一つとして受け入れられています。

SNSの影響力が強いから

昨今は様々なSNSを通じて、人気の作品が多くの方々に露出することが多いです。
鬼滅のような大人気作品はSNS上で話題になりやすく、その情報が海外にも瞬時に拡散されています。
日本語が苦手という人でも日本のアニメファンという理由で、Twitterを追いかけているというパターンもあるので、日本のSNSで流行した物はそれだけ海外にも影響を与えると思います。
また、海外のファンが自ら作成したファンアートやコスプレをSNSで公開することで、さらなる注目を集めるという好循環が生まれているのです。

気になるツイートもチェック!

鬼滅の刃の特別展が開催


こちらのTwitterは台湾で行われた特別展で、こういった特別展が行われるというのは間違いなく人気があるという証拠です。
アジア圏で圧倒的に人気があるという情報を見つけたのですが、その情報の後押しとなるTwitterなのでかなり気になりました。

海外でも多くグッズ展開がされている


こちらはパリ市内にあるアニメグッズを扱うお店で決める関連のグッズが大量にあるというお話です。
やはりグッズ展開ができていること、そしてそれらが大量にあり人気となっているというのは海外人気があるという情報の強い後押しとなるでしょう。

愛や絆といったテーマはやはり強い


こちらのTwitterは筆者と同じ考え方で、やっぱり愛とか絆といった言葉をしっかりと感じられるストーリーやテーマの作品は強いですね。
ハリーポッターもなんだかんだで愛と友情の物語ですし、とっても人気があります。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。
今回は鬼滅の刃の海外人気はどうなっているのかを解説しました。
映画の興行収益はものすごいことになっており、ポケモンを抜いたというのは知らなかったので驚いています。
こういった人気作品にまで押し上げられたのなら、おそらくゲームなど別の分野にも進出すると思いますのでそういった分野でどうなるのかも注目でしょう。

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