『少女革命ウテナ(Revolutionary Girl Utena)』の海外人気はどうなっている?気になるツイートもチェック!

アニメは日本を代表する文化ですが、その中でもセーラームーンの後継作品としてかなり話題になった作品が『少女革命ウテナ』で、原作から2.5次元ミュージカルまで発展した先駆け的な存在です。

今回はこの『少女革命ウテナ』は海外ではどういった評価をされているのか、気になるツイートもチェックしつつ海外評価をご紹介いたします。

どういった評価をされているかがかなり読めない作品なので、いろんな海外のサイトを巡っていきましょう。

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海外人気はどうなっている?

日本では1997年にテレビ東京系列で放送された『少女革命ウテナ』は全39話とそこそこ短く、放送期間は1年もありませんでした。

それでも日本国内に熱狂的なファンがいる作品という声がある本作は、海外でどういった評価をされているのでしょうか。

いろいろと評価に関しては見やすい海外サイトを巡って調査します。

ちなみに英語版のタイトルは『Revolutionary Girl Utena』となっているので、海外での評価を自分でさがしたい方は参考にしてください。

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『MyAnimeList』でチェック

まず参考にするのは日本のアニメが大好きな米国人が創設した『MyAnimeList(myanimelist)』というサイトです。

こちらの評価は簡易的に英語圏の評価を知ることができるので重宝します。

その評価は以下の通りです。

Score:8.19 Ranked #362 Popularity #1073 Members 204,664

参考資料

myanimelist 少女革命ウテナ

この数値をわかりやすく解説すると以下の通りです。

Score:ユーザーの平均レビュー点数(10点満点)
Ranked:平均レビュー点数基準の総合順位
Members:作品を応援しているフォロアーの数
Popularity:フォロアー数基準の総合順位

つまり、平均レビュー点数が8.19点でその点数は総合ランキングでは362位となり、フォロアー数は約20万人でその数は総合ランキングでは1073位になるという事です。

個人的な感想としては『平均レビュー点数がなかなか高いが、そこまでフォロアー数は多くない、好きな人にとってはかなり好まれている作品』になります。

他のサイトの少女革命ウテナはどうなっているの?

『MyAnimeList』の評価だけではわからない部分があるので、他のサイトも見ていきましょう。

まずチェックするのは北米最大規模のアニメ紹介サイト『Anime News Network(animenewsnetwork)』でしょう。

ここでも同じようにレビュアーの平均点がわかります。

そちらの『Revolutionary Girl Utena』がどういった扱いかを見てみると、どれだけの国で放送されているのかといった情報も簡易的にですがわかってくるので重宝するのです。

そのサイトにおける評価などが記載されているのがこちらのページ

animenewsnetwork 少女革命ウテナ (TV))なので、気になる方は見てみてください。

まずは代替タイトルを見ていきます。

El Anillo Mágico (Spanish)
La fillette révolutionaire (French)
La Rivoluzione di Utena (Italian)
Shōjo Kakumei Utena (Japanese)
Ursula’s Kiss
Utena
Utena la Chica Revolucionaria (Spanish)
Utena, la fillette révolutionnaire (French)
Юная революционерка Утэна (Russian)
少女革命 (Chinese (Taiwan))
少女革命ウテナ (Japanese)

参考資料

animenewsnetwork 少女革命ウテナ (TV)

これらのタイトルが存在しています。

日本語で記載するとスペイン・フランス・イタリア・中国語があります。

つまり、ヨーロッパでは見られていた可能性が高いということが言えます。

ヨーロッパ人気もある程度ありそうです。

点数について見てみると平均で8点となっているのでこれも十分に高いと言えるでしょう。

9200作品ある中でも535位ならば十分によくやっていると言えます。

あとは映画や映像作品の辛口評価もやっているアメリカのレビューサイト『Rotten Tomatoes(https://www.rottentomatoes.com/)』でも集計データがあるかチェックした結果、映画作品はありましたがテレビアニメのほうはありませんでした。

海外人気のツイートをチェック!

次は海外人気に関する気になるツイートを見てきます。

英語圏ではそこそこの人気があるという事は見えてきましたが、それ以外のアジアやヨーロッパといった国での扱いが見えてきません。

ストリーミングサービスでよりファンを拡大中?

ある程度人気のある作品は昨今様々なストリーミングサービスで放送されることが多く、そのストリーミングサービスが大手であればあるほど海外でも見られている確率はアップします。

こちらのツイートを見てみるとアマプラでも見られるとの事ですが、改めて調べてみるとどうやら『hulu』『dアニメストア』『バンダイチャンネル』あたりでも見られるとのことなので、世界レベルでも見ている人は増えている可能性があると思います。

影響を受けたクリエイターが海外にいる

強烈なインパクトを残した作品は、クリエイターの方々への映像を見た後の作品にも影響を強く与えます。

こちらのツイートを見てみると強く影響を受けた作品筆頭が、『スティーブン・ユニバース』のレベッカ・シュガーとのことです。

この『スティーブン・ユニバース』は、いわゆる北米カートゥーンネットワークで放送されているアニメで、オマージュのシーンがあったとのことでした。

ガンダムがパクり扱い!?

どうやら海外の熱狂的なファンをこの『少女革命ウテナ』という作品は抱えているようで、このアニメ以降に似ている設定や描写がある作品は、パクリ作品扱いを受けているようです。

2022年に今までと大分テイストが変わったガンダムの『水星の魔女』ですが、どうやらこちらの作品がウテナファンの方々やウテナの作品を知っている人からパクリ扱いされているとのこと。

見比べたことがわからないのでなんとも言えませんが、20年以上前の作品なのに今の作品が比較されて、そういった声が出てくるというのはなかなかに面白い状況と言えますし、ウテナの根強い人気が見えてくる一面とも言えるでしょう。

ちなみに日本で見ている人もこちらのツイートのように、ウテナっぽいと感じている人が一定数いるようで、そう言われてしまうのも納得しているようです。

海外向けの販売促進も頑張っている?

海外向けと日本向けではいろいろと違うというパターンはありますが、パッケージが違うというケースも多々あります。

その海岸版向けのDVDボックスがウテナの場合、かなりかっこよいといというお話です。

確かに、このボックスだけ見たらどんな作品か想像しにくいレベルですね。

まとめ

今回は『少女革命ウテナ』の海外人気について調べてみました。

個人的に海外のサイトを現地の言語でいろいろと見た限りでは、『独創的なストーリーが好み』とか『性別や恋愛のあり方について深く考えさせられるから好き』とか『LGBTのテーマをこの時代からガッツリと扱っていてすごい』といった評価をされていました。

日本ではあまり考えられていないLGBT問題ですが、海外の方は真剣に考えている人が多いのでそういった人たちにも刺さる作品だったのですね。

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