中日ドラゴンズには圧倒的な人気のあるマスコットがいます。
野球にそこまで興味がない方でも一度は間違いなく見たことがあるドアラです。
今回はこのドアラについてどのような存在なのかを詳しく解説しつつ、中日のドアラ以外のマスコットについても紹介して参ります。
ドアラがどんな活動をしているのか、スーツアクターの人はずっと一緒なのかといった疑問も解消していきますので是非とも最後までご覧ください。
参照URL:https://lineblog.me/doala/
ドアラの基本情報と概要
ドアラの基本情報をご紹介いたしょう。
こちらは『中日ドラゴンズ オフィシャルウェブサイト – マスコットのご紹介』やWikiなどに記載されている情報のまとめとなります。
引用元:https://dragons.jp/fan/mascot/
誕生は1994年ですが、とても人気のあるマスコットの一つで、つば九郎とセットで大好きという意見も多いです。
元々名古屋市はシドニーが姉妹都市関係にあり、1984年にコアラが初めて日本にきたのは名古屋市という歴史があります。
それ以外東山動植物園での人気動物には必ずコアラがランクインしており、コアラと名古屋市の繋がりは深いのです。
コアラが名古屋市の人気動物になってから1987年には、中日のウインドブレーカーにコアラのワッペンが設けられたり、ホームランをしたときに貰える人形がコアラになるなど着実に影響をもたらすようになってきます。
ここでポイントとなるのが、このホームランで貰える人形でこの人形の名前がドアラだったということです。
その後、当時のドラゴンズを担当していた広告代理店の人がマスコットの必要性を訴えたことで、ドアラを正式にマスコットにする動きが活発化して1994年にお披露目となりました。
誕生直後の背番号はナゴヤにちなんで758番だったのですが、2004年にドラゴンズのユニフォームが新調されたのと同じタイミングで背番号が変更となり登場年の1994に変わったのです。
とにかく独特なキャラクター性がありあまりにも特徴的すぎたために人気を博して、今ではつば九郎と並んで日本や球界筆頭のマスコットの一つになっています。
つば九郎の親友?
日本プロ野球を代表するマスコットと言えば、つば九郎の名前が出てくることが多いのですが、なんと言ってもこのつば九郎の誕生年も1994年とドアラと完全な同期となっています。
つば九郎とは筆談形式の対談を行ったり、同時期に執筆した本の販売イベントを一緒に行ったという過去があります。
また、2014年に発売された『つば九郎&ドアラ 球界No.1マスコットは俺だ! 漢の十番勝負!』というDVDもあり、何かと一緒にイベントをしているのです。
近年のイベントだと2019年4月7日には、神宮球場に25周年イベントを一緒にしています。
球団を飛び出ての活動も一緒に行っており、2016年に行われた台湾代表との強化試合に1日限定でつば九郎と一緒に侍ジャパンに加入しているのも懐かしいお話です。
個人的に色々と絡みがある2匹ですが、一番好きなエピソードはドラゴンズの優勝決定戦がヤクルト戦だった時に、ドラゴンズが勝利し優勝を決定した試合でこの時つば九郎とドアラが抱き合っているのです。
このシーンは色々と楽しませてもらったドアラとつば九郎が本当に仲がいいことがわかるシーンであり、ちょっとだけですが胸にジーンとくるものがありました。
ドアラはどんな性格?
つば九郎とセットで行動しているドアラは、なかなかにぶっ飛んだ行動をしていますが、基本的には根は優しいキャラクターであり子供に対してはその姿勢がよく出ています。
ちょっと威圧的な大きさなので、小さなお子さんが近づいただけで泣き出すというシーンがよくあるのですが、おたおたしながらも必死にあやすドアラがしばしば映し出されます。
本人曰く『気弱で引っ込み思案、無口だがお調子者』とのことですが、正直無口には見えませんし引っ込み思案とも全く思いません。
むしろ突撃して砕けるタイプに見える行動を繰り返しており、その行動故にいろんなパフォーマンスを披露しています。
特に有名なパフォーマンスが8回表の攻撃終了後に行われる連続バック転後の宙返りです。
ただし、これは絶対にできるパフォーマンスではなく、むしろチャレンジに近い形でもあります。
一時期はまったくできない状態に陥ってしまったことがあり、不調という形で2軍行きになったという面白すぎるエピソードを持っているマスコットなのです。
中日の他のマスコットについて
中日のマスコットはあまりにもドアラが有名すぎるために忘れがちですが、ドアラ以外にも2匹います。
それは動画にも登場しているドラゴンがモチーフの『シャオロン』と『パオロン』です。
シャオロンの名前の由来は小さい龍であり、パオロンの名前の由来は宝の龍になります。
概要は『中日ドラゴンズ オフィシャルウェブサイト – マスコットのご紹介』に記載してありますので、そちらから引用しています。
引用元;
1997年に登場したシャオロンですが、その見た目から龍というよりはカバに間違われることが多く、個人的にも最初はカバという認識でした。
このシャオロンも色々とあったマスコットで、登場したての時はもっとまん丸い形をしていたのですが、まともに動くことができないレベルだったので、次第にスリム化していって今ではある程度動けるような見た目に変更されているのです。
2000年に登場したパオロンはシャオロンの女の子バージョンという肩書きだったのですが、兄妹という公式発表がいつの間にか変化して兄妹とも友達とも言われている不思議な関係になってしまっています。
それでも2匹ともドアラのように身軽に気軽に動ける状況似ないので、ビジターの試合や球場外イベントにはあんまり参加できず、基本的には中日のホームであるバンテリンドームの試合のみで見られるマスコットになっているのです。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はドアラを含めた中日ドラゴンズのマスコットについて紹介しました。
ドアラは様々な芸や球場外イベントでの活動で中日ドラゴンズの選手同様に人気のあるマスコットと言われています。
ヤクルトのマスコットのつば九郎とは同期で、ドアラと組めば必ず笑いありです。
中日のマスコットはあまりにもドアラが有名すぎるために忘れがちですが、ドアラ以外にも2匹います。
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