オリックスバファローズのマスコットであるベルとブルはとても有名です。
マスコットとしても完全に受け入れられているベルとブルですが、実はびっくりするようなキャラクター設定があり、驚く情報が満載なのです。
今回はオリックスバファローズのマスコットにまつわるお話を色々とお届けしたいと思います。
ブルとベルの概要や性格もチェックしていきましょう。
バファローブルについて
引用元;
それではオリックスバファローズの主役級マスコットであるバファローブルについて詳しくご紹介いたします。
名前の由来について
バファローブルという名前を英語にすると『BuffaloBULL』となります。
これは青色である『BLUE』も意識していますし、勇敢な雄牛である『BULL』も意識しているのです。
目の色が青の理由はこの名前から来ています。
また、ファンの心をブルブルに震わせるという意味も込められているようです。
オリックスのマスコットの歴史について
オリックスバファローズは元々が阪急ブレーブスであり、そこから変化して現在のオリックスバファローズになったチームです。
その変遷は阪急軍⇒阪急ブレーブス⇒オリックスブレーブス⇒オリックスブルーウェーブ⇒オリックスバファローズとなっています。
1981年に着ぐるみマスコット『ブレービー』が誕生したと言われていますが、親会社が変わってオリックスブレーブスからオリックスブルーウェーブに変わる直前に誕生したマスコットもいたため、ほとんど活動期間がないままほぼ消えてしまったキャラクターもいたのです。
このオリックス時代に活躍マスコットが松下進氏がデザインした背番号111の『ネッピー』と背番号222の『リプシー』になります。
ちなみに、松下進氏はサッカーのガンバ大阪のマスコットもデザインしており、ガンバのマスコットの『ガンバボーイ』はネッピーの弟という設定になっています。
球団合併後も2010年シーズンまでは使われていたのですが、2011年から一新してマスコットも変わったのです。
ここで登場したのがバッファローベルとバッファローブルとなります。
ちなみに、背番号も受け継いでおりブルが111番でベルが222番となります。
このベルとブルはオリックス(実在の草食動物)とバファローを掛け合わせたマスコットをコンセプトに作られたキャラクターであり、見た目にもそれが現れているのです。
デザインを依頼されて、あのような可愛い仕上がりにした幸池重季氏は本当に素晴らしいと感じます。
実はロボットという設定あり
バッファローベルとブルはオリックスとバファローを掛け合わせたマスコットになっていますが、なんとも驚くべき裏設定があります。
それが楽天からオリックスに移籍したとされている非公式マスコット兼プロレスラーの『超特大ゴーヤ』改め『3・4・5・6・7八カセ』によって開発された『時空を越えるロボット』というものです。
かなりのとんでも設定であり、突然現れたSF設定におどろきです。
その名残もあってか、正式名称がつけられる前の仮称がなんと『バッファロボ1号・2号』でした。
当時からオリックスを追いかけていた人は聞いたことがある話だと思います。
というのも、誕生したばかりの時に始球式でボールが手首に当たって骨折した(実際はしてない)ということで、新聞にはこんな取り上げられ方をしました。
『オリックスバファローズのホームである京セラドーム大阪にある研究開発室に持ち込まれて修理している』といった記事です。
いわゆるロボットであることを前面に押し出していることがわかります。
バッファローブルの性格について
引用元
バッファローブルの性格はそこまで大きな特徴を有しているわけではありませんので、表現しにくいのです。
ベルとはとても仲が良いですし、激しいアクロバットな動きはできなくてもダンスはそれなりにできますし、他球団のマスコットと闘牛ごっこをしている様子からもなんとなくお茶目な性格をしているともとれます。
いわゆる優等生タイプだけどある程度遊ぶところは遊ぶ性格なのでしょう。
公式ホームページには『好奇心旺盛なお兄ちゃん』ととてもシンプルに紹介されています。
バッファローベルについて
引用元
バッファローベルはブルの妹です。
このベルはとてつもなく人気のあるマスコットであり、なんとベルの写真集が公式から発売されているのです。
ちなみに、その写真集はこちらです。
誕生したのはブルと全く同じ時期なので2011年となりますが、可愛らしい見た目から登場してすぐに人気者となりました。
とにかく可愛らしい見た目になっているため、テレビなどのメディアに登場する回数も多く、オリックスバファローズにはそこまで興味がないという方でも、ベルは好きという人が筆者の周りにもいるぐらいです。
愛嬌のある見た目と行動からも今でも大人気のキャラクターと言えます。
ホームランをアウトにしてしまった過去あり
この見た目からなのか選手達にも人気のあるベルですが、その見た目の性なのか過去にとてつもない事をしてしまいます。
詳しくは上の『オリックス新助っ人マレーロの幻弾 マスコットが球団からお灸のワケ | をご覧ください。
簡潔に記載すると以下のような流れです。
2017年6月9日のオリックス対中日の試合で オリックスの5回の攻撃無死1塁でマレーロが逆転ホームランを打つ ⇒ マレーロが3塁ベンチ横から飛び出してきたブルとベルにハイタッチをするために進路を変更したらホームベースを踏み忘れる ⇒ 中日の選手がそれに気がつき結果としてアウトとなり幻のホームランとなる
これはいくつかの原因が重なってしまった事故の要素もありますが、やってはいけない事もしているので個人的にはアウトだと思います。
原則として『ホームを踏んだあとに入らないといけない』というルールがあり、そこに引っかかっているのです。
要するにホームランでベースをまわっているときは、まだインプレーだから入るのはNGということになります。
しかし、これがいつも通りに1塁側から出たのならこのように踏み忘れが発生することはなかったでしょう、
3塁側から飛び出した理由は、5回終了時にあるダンスのために待機していたからです。
なので、事故の要素もあったというお話になります。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はオリックスのマスコットであるバッファローベルとバッファローブルについてのお話になりました。
ベルはとてつもなく人気のキャラクターで写真集が出ているようなとても珍しいマスコットです。
本当に可愛らしいキャラクターなので、デザインした人が素晴らしいと言えるでしょう。
2021年はオリックスがパリーグを制したため、よりこのベルもブルも注目を集めてくれることをより期待したいところです。
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