『浄蓮の滝』アクセス・駐車場・周辺宿泊施設の観光ガイド

天城越えを体感しようと思っている方々にとっても欠かせないスポットが浄蓮の滝(じょうれんのたき)です。

今回はこの浄蓮の滝の基本情報をまとめて、アクセスや駐車場はどうなっているのか、近辺の観光名所はどうなっているのかを見ていきましょう。

伊豆を代表する観光名所を余す所なく体感できるように、魅力的な情報をぎっしりと詰めて紹介致します。

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浄蓮の滝とは

浄蓮の滝は静岡県伊豆市湯ヶ島にある日本の滝百選に選ばれた滝の1つです。

いわゆる天城越えをするために伊豆を目指した人が、高確率で立ち寄る観光スポットの一つで、落差は25m、幅が7mほどある滝となっています。

また、浄蓮の滝は晴れているとコバルトブルーの滝壺を見ることができるので非常に美しいという声も多数あります。

この滝のそばには『浄蓮寺』という寺があり、滝の名前の由来となったと言われております。

昔は天城越えは非常に難所であり、実行するのは困難なことの代名詞として扱われ、この浄蓮の滝も困難を成し遂げた人が見ることができるご褒美的な観光スポットとなっていたのです。

しかしトンネルが出来て、更に道も整備されるようになってからは、車などがあれば簡単にたどり着ける観光スポットの一つとして扱われるようになったのです。

滝壺の近くにも土産物店もありますので、観光スポットとして地元の方々も扱っています。

行きやすい場所になったのは事実ではありますが、滝そのものは用意されている駐車場からはそれなりに離れており、たどり着くためには谷を降りる必要があるので足腰が弱い人は要注意の場所になっています。

ちなみに、石川さゆりさんの名曲『天城越え』には、この浄蓮の滝が登場するため、滝の脇に『天城越え』の歌碑があるのも特徴となっています。

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女郎蜘蛛伝説がある

この浄蓮の滝にまつわる面白いお話で、『女郎蜘蛛の精』と呼ばれる物があります。

詳しいストーリーはこちらの『まんが日本昔ばなし〜データベース〜 – 浄蓮の滝の女郎ぐも』をご覧ください。

まんが日本昔ばなし 『 浄蓮の滝の女郎ぐも 』

いわゆる日本昔話になっているような逸話であり、浦島太郎に近いお話と言えるでしょう。

いわゆる約束を守るととんでもないことになるといった警鐘付きのお話ということです。

浄蓮の滝の観光情報まとめ

それでは具体的に浄蓮の滝にまつわる観光情報をまとめます。

天城越えをする予定の方も是非訪れてもらいたいスポットです。

基本情報

所在地、アクセス、駐車場情報など観光するために必要とする情報を箇条書きにしてまずはお届けします。

所在地:〒410-3206 静岡県伊豆市湯ケ島892-14
ホームページ浄蓮の滝観光センター
定休日:常時開放、ただし浄蓮の滝観光センターは不定休
営業時間:売店は8:30~16:30、食堂は10:00~14:30
アクセス:修善寺駅からバスで40分
駐車場:滝壺が見える場所から10分程度はなれた場所にあり

楽しみ方

浄蓮の滝を楽しむにはある程度歩く必要があるため、歩きやすい靴を用意して下さい。

階段を200段ほど降りる必要があるので、動きやすい格好及び靴が必須なのです。

また、10時以降の観光シーズンは人でたくさんあつまりますので、できる限り絶景スポットで写真を撮りたいという人は三脚などを用意して朝早くに訪れるようにしましょう。

あまり歩くのに自信がないという方は、遊歩道に滝を見下ろせるスポットがありますので、そちらからでも十分に浄蓮の滝を堪能することが出来るのでご安心下さい。

他にも浄蓮の滝の楽しみ方はいくつかありますが、釣り体験が最も興味があります。

滝壺に向かう途中に『天城国際鱒釣場』と呼ばれる釣り場があるのですが、大自然に囲まれながら実行できる釣りというのはなかなかに風流なものを感じるのです。

アマゴニジマスなども放流しているとのことなので、普段の釣り場では釣ることが出来ない魚を釣ることが出来るでしょう。

もちろん、釣ることが出来ればお持ち帰りできるので、釣り好きの方には覚えてもらいたい楽しみ方の一つとなります。

また、持ち帰る事が出来ないという方でも、コンロでその場で焼いて食べることもできますので、とても美味しい焼き魚を食べたい人にもお勧めです。

この地域はワサビ田が広がるエリアであり、ワサビがちょっとした名産となっているのです。

そのため、お土産屋さんや売店にはワサビにまつわる商品があり、その中にわさび味のするソフトクリームがあるのです。

おもいっきりワサビの味がするので、食べるときにはご注意して下さい。

他には伊豆の踊子の舞台になっているのがこの天城越えができるエリアであり、伊豆の踊子にまつわる銅像などがありそれらと記念撮影することも出来ます。

ちなみに、紅葉もとても綺麗なので、11月から12月上旬に訪れると美しい伊豆を見ることができるでしょう。

宿泊施設

天城越えをする方が現代でもいるため、それらの人達を迎える観光スポットとして宿泊所もいくつか存在します。

たとえば、『天城湯ヶ島温泉郷』と呼ばれる簡素な温泉宿は、一人旅ならば十分に満足できる場所として紹介されているのです。

他にも『あせび野』と呼ばれる露天風呂がある旅館も人気スポットとなっているようです。

こちらの旅館は規模としては小さめですが、小川のせせらぎをバックに温泉に浸かるのもまさに雅なものと言えるでしょう。

ある程度大きな場所に泊まりたいという方は、『湯ケ島たつた』と呼ばれる無料Wi-Fi回線がきちんと整った旅館がおすすめです。

川床のあるお宿としても非常に人気があり天城越えをする人達が集まる場所となっています。

観光客数

こちらはこの『伊豆半島観光戦略(2018-2020)』がとても参考になります。

伊豆半島観光戦略(2018-2020) ~伊豆を一つに、世界から称賛され続ける地域を目指して~

このPDFを見てみると2016年は観光交流客数が約4,500万人であることがわかります。

2022年1月現在は、新型コロナウイルス感染症によって旅行者数が激減しているため、数値としては参考になりませんが、それでもこれだけの人が集まるスポットになっているのは静岡県としても後押ししたい場所と言えるでしょう。

ちなみに、公式ホームページには中国語にも対応していたので中国人観光客が多かったことが推測されます。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は伊豆の踊子の舞台にもなっている浄蓮の滝について紹介しました。

浄蓮の滝は観光スポットとしても非常に有名なので、新型コロナウイルス感染症が流行する前はゴールデンウィークなどの連休中はとっても混みます。

三脚などをつかって美しい浄蓮の滝を撮影したいという人は、時期をずらすか時間帯をずらして行動して下さい。

2022年もオミクロン株が猛威を振るいそうなので、観光するのが難しいかもしれませんが、これらの騒動が収まったのならいつかは個人的にも訪れたい場所となっています。

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