Amazonの宅配サービスを利用されている方にとっても便利なのがAmazonプライムですが、このAmazonプライムは動画配信サービスも受けられるので、とても便利なシステムです。
今回はこのAmazonプライムのプライムビデオにおけるビデオPINコードについてのご案内です。
そもそもこのPINコードが何かわからないと、いきなりこの言葉が出てきてもびっくりするだけだと思いますので、そちらもセットで紹介します。
PINコードとは何?
昨今のパソコンでは標準搭載になっていることが多いPINコードですが、その意味を正しく理解している人はそこまで多く無いと思います。
まずPINコードは、『Personal Identification Number(パーソナル・アイデンティフィケーション・ナンバー)』の略であり、『個人識別番号』の意味があります。
いわゆる機器の盗難や紛失などを防ぐために用いられるものであり、パソコンやスマートフォンやiPhoneなどでもこのPINコードが用いられることが多いでしょう。
スマートフォンのロック解除で用いられるのなら、4桁から6桁のPINコードで入力し慣れている人も多いと思います。
しかし、ここまでの説明を聞くと『4桁から6桁になったパスワードと変わらないじゃん!』と突っ込みを入れたくなると思います。
パスワードとの違いについて
まず、PINコードは入力した端末のみで情報の照合を行い、ネットワークを介することなく限られたローカルのみで情報が完結するようになっています。
ATMなどでPINコードを入力したことがある人でも、あのPINコードはATM内部だけでICカードとPINの照合をしているだけで、ネットワークそのものには流れていきません。
パスワードはSNSやアプリなどのログインと紐付けられているので、他の端末からパスワードさえあればログインすることができるのです。
端末だけで完結するPINコードとソフトやアプリなどで紐付けられるパスワードはこういった違いがあります。
AmazonのプライムビデオにおけるPINコードについて
それでは本題に入りましょう。
AmazonのプライムビデオにおけるPINコードについてです。
これに関する疑問質問をわかりやすく解説していきましょう。
そもそもこのPINコードは何?
PINコードについては説明したように、端末だけで完結するパスワードのようなものです。
こちらを設定するとAmazonプライムビデオにおいて『何かを購入するときにPINコードを求められる』ようになります。
また、年齢制限における設定もPINコードを用いてできるようになり、このときは『G・12歳・15歳・18歳と年齢によって見られる作品に視聴制限をかける』といった効果があります。
PINコードを設定するとどんな効果があるの?
AmazonプライムビデオにおけるPINコード設定のサービス効果は、『何かを購入するときにPINコードを求められる』のケースでは無い状態だとワンクリックで購入がされてしまうので、『誤った購入を防ぐ効果』や『子供が勝手に購入することを防ぐ効果』があります。
設定があると邪魔に感じることもありますが、この2つの効果は大きいので筆者も入れています。
次に『G・12歳・15歳・18歳と年齢によって見られる作品に視聴制限をかける』ことで得られる効果は、やはり『子供が勝手に購入することを防ぐ効果』があるのでお子さんがいる方にとっても必須でしょう。
AmazonプライムビデオのPINコードの解除方法と設定方法
それではPINコードの解除方法と設定方法についてそれでは見ていきましょう。
まずは解除方法で、次は設定方法です。
設定方法は端末事に色々と異なるので、そちらは細かくまとめていきます。
AmazonプライムビデオのPINコードの解除方法
まずは解除方法について見ていきましょう。
基本的にPINコード事態の設定をなくすことは出来ないので、設定変更でPINコードを求められない状態にするしかありません。
たとえば、購入するときのPIN設定をどうにかしたときは以下のように対応してください。
この設定変更で基本的に対応は可能です。
例外としては『Touch ID』や『Face ID』を使うケースです。
これらの機能があるiPhoneやスマートフォンを使っている方は、Amazonプライムビデオアプリの設定変更でPINコードを求められなくなります。
手順は以下のとおりです。
・Amazonプライムビデオアプリを開く⇒右上にある設定の歯車マークをタップ⇒『機能制限』をタップ⇒『Touch IDをオンにする』や『Face IDを有効化』をタップする
この設定をすることでPINコードの代わりの認証を『Touch ID』や『Face ID』でできるようになるので解除できるのです。
AmazonプライムビデオのPINコードの設定方法
次は解除ではなく設定の方法をまとめます。
アプリとブラウザとFireTVstickで設定方法が違うので注意しましょう。
設定方法は以下のとおりです。
Xbox 360デバイスといった他のデバイスで機能制限機能を利用するときは他のデバイスで設定する必要があるので要注意です。
AmazonプライムビデオのPINコードの詳細設定について
AmazonプライムビデオのPINコードは先述したように購入制限と年齢制限(視聴制限)の2つです。
まず、購入制限を用いるときはオンかオフかの2択になりますが、ここでオンにすると購入するときにPINコードが求められるようになるのです。
これで誤った購入がなくなるので、ぜひ推奨します。
次に年齢制限についてですが、こちらは設定するときに『G・12歳・15歳・18歳』の4段階設定が求められます。
『G』がいわゆる全年齢に対してPINコードが求められるようになり、12歳より上の年齢が求められる作品でPINコードが求められるようになります。
他にも15歳と18歳がありますが、15歳以上だとそれ以上の年齢が求められる作品でPINコードが求められるようになり、18歳ではすべてのビデオを見ることができるでしょう。
視聴制限に関しては適用したい端末を選択することができるので、子供が利用している端末だけこういった設定を有効にすることが出来れば親の心配も減らせるでしょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はAmazonプライムビデオにおけるPINコード設定についての情報をまとめました。
そもそもこのPINコード設定がどうして求められているのか、それは端末事のパスワード設定をすることで何かあったときに保護するためでもあります。
この設定は面倒に感じるかもしれませんが、筆者もAmazonプライムビデオの誤った購入をしたことがあるのであった方が良いです。
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