日本でも浸透してきているeスポーツですが、その中でなかなか流行しないジャンルがMOBAです。
今回はこのMOBAについてわかりやすく解説いたします。
そもそもこのMOBAとはどんなジャンルなのか、MOBAとはどんなゲームがあるのか、見どころはなんなのかなども掘り下げていきましょう。
eスポーツに興味があるという方ならば関わることになる確率が高いのがMOBAというジャンルなので、覚えておけば楽しさも倍増します。
MOBAの基本ルール
MOBAとは『Multiplayer online battle arena』の略で、コンピューターゲームのジャンルの一つです。
より細かく分類するとリアルタイムに進行する時間で敵と戦うリアルタイムストラテジーと呼ばれるジャンルの一つとなります。
MOBAについてわかりやすく解説すると、『3対3とか5対5といったチームに分かれて、自分のキャラクターを操作して味方と協力して敵の基地の破壊や占領を行うチーム戦』と言えるでしょう。
かなり幅が広いので、広義的な意味ではNintendo Switchで大流行したスプラトゥーンのこのMOBAと言えるのです。
このMOBAをより詳しく知るには以下のルールで成り立っていると考えてください。
ここでポイントとなってくるのが必ずチーム戦となるということと、決まった役割を理解した上で行動しないと負けるという部分です。
スプラトゥーンがMOBAではないという意見としては、上手いソロプレイヤーが無双するとひっくり返せるようになっています。
また武器は色々とあるがその武器を使う事で、絶対にやらなければいけないという縛りがそこまで発生していないので、MOBAではないという意見も多いです。
筆者的にも正直そういった意味では、MOBAと違い色々と任天堂のゲームらしく緩いので、MOBAではないと考えています。
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有名なMOBAのゲームは何？
MOBAで有名なゲームを見ていきましょう。
世界的には有名ですが日本的には知名度が低いものも多いですが、1つだけ例外もあります。
League of Legends
世界的に圧倒的な知名度を誇るMOBAといったらこの『League of Legends』です。
アメリカのゲーム開発会社ライアットゲームズによって開発された、基本プレイ無料のMOBAでプラットフォームはパソコンになります。
アメリカでは2009年10月27日から配信がスタートし、日本語版が登場したのは2017年3月1日となっているのです。
アメリカの配信日を見るとわかるように、すでに10年以上も歴史があるとっても息の長いMOBAとなっています。
基本ルールでは5対5のチーム戦で、相手のチームの本拠地の破壊を最終目標に団体戦を繰り返します。
とにかく選べるキャラクターが多く150種類もあるのですが、それぞれのキャラクターで決まった役割があるため、どれだけ理解度が高いのかが鍵となります。
全世界でナンバー1のMOBAという声もあり、非常に歴史があり月間アクティブプレイヤー数の1億人オーバーや同時接続数300万人オーバーなどスゴイ数字が並ぶゲームです。
2012年にはヨーロッパと北米で最もプレイ時間が長いゲームと呼ばれるまで成長しましたが、日本国内における人気は今ひとつです。
海外ではゲーム実況専用プラットフォームの『Twitch』でも不動の人気を誇っているのですが、日本限定になると他のゲーム配信よりも人気は劣ります。
Dota2
こちらはValve Corporationが開発し2013年に登場したMOBAで、『League of Legends』と同じく5対5のチーム戦となっています。
このMOBAというジャンルがRTSから派生してできたジャンルでもあるのですが、これはRTSのジャンルに該当していた『Warcraft III』における外部ツールのMODで誕生したという異色の経緯があります。
毎年8月にこのDota2の世界選手権である『The International』が開かれており、これが最大規模のeスポーツ大会の１つになっていますし、1大会での賞金総額が30億円を超えたというスゴイ記録もあるeスポーツでもあるのです。
ポケモンユナイト
ポケモンユナイトは基本プレイ無料のMOBAで、言わずと知れたポケモンを使ったMOBAとなっています。
Nintendo Switch版が2021年7月21日に登場し、iPhoneとスマートフォン版が2021年9月22日に登場しました。
他のMOBAと一緒で5対5のチーム戦であり、他の伝統的なMOBAとシステムMOBAにおける重要なシステムは踏襲しています。
実際に配信当時は有名なユーチューバーの方々もプレーしてたので、覚えている人も多いでしょう。
今でもセールスランキングでは100以内をキープすることが多いので、日本国内では間違いなく大健闘しているMOBAとなっています。
やっぱりポケモンというジャンルはとっても強いです。
その人気があるからなのかポケモンユナイトを使った高校生選手権なども開催されており、かなり盛り上がっています。
MOBAの見どころは
次にMOBAの見どころについて掘り下げていきます。
面白いと思えるポイントでもあるので、ここが合わないと感じた方には合わないゲームジャンルと言えるでしょう。
キャラクターの数が圧倒的に豊富
流行しているMOBA全体に言えることは、とにかく操作できるキャラクターの数が圧倒的に多いことです。
これはプレイしていても飽きない部分でもあるため、はまる人にとっては次々とキャラクターを変えてプレイし続けることが出来ます。
しかも、そのキャラクターによってはやるべき事も変わってくるので、自分のやりたいこととマッチするキャラクターを見つけることができればプレイしたい気持ちも沸くでしょう。
読み合いと駆け引きが面白い
MOBAの相手は同じ人間なので、勝つためにはとにかく駆け引きが重要です。
目的は相手の本拠地を破壊及び占領することであり、敵を倒すのはあくまでもそのための過程及び手段でしかありません。
そのため、あえて撃破しないこともあれば、あえて撃破されることすらあります。
こういった駆け引きが見られるゲームというのはあまり多くないので、それらを楽しめる人は間違いなくのめり込むことでしょう。
チームプレーの完成度が肝心
どんなに上手いプレイヤーでも無双できるゲームになっていないので、よほどのことが無い限り2対1の状況になると1人側が負けます。
なので、どのように動くのかが重要であり、チームメイトとの連携することが必須なのです。
MOBAで人気なゲームはチーム単位で動くことが必須のゲームとして完成後が高いので、そういったチーム戦を好む人にはとにかく好かれます。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はeスポーツ界隈で有名なMOBAとはどんなゲームなのかを解説しました。
日本では役割を理解した行動をとらないと高確率で負けるということで毛嫌いされているという声もかなりありますし、筆者も個人的に流行しない最大の理由はそこにあると考えています。
気軽にプレイするのがかなり難しいゲームというのは日本ではなかなか流行しないジャンルだと思いますので、ポケモンユナイトがどれだけ頑張ってくれるのかが鍵になってくるでしょう。
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