今回はネットで流行ったネットミーム集まとめ、ということでこれから流行りそうなやつも含めて、昔流行ったやつや今現在使われているやつも紹介していきます。
今回は7記事目ということで、25番目から28番目までの紹介となるでしょう。
流行語大賞にノミネートされた言葉も入ってきますので、どこかで聞いたことがあるワードを中心にまとめていきます。
知らない言葉もあるという人は、これからも使われるということを前提に覚えていきましょう。
ネットミームその㉕:ゴン攻め
三は解説者の素質ありそうだよね 🇺🇸帰りのリョは🛹の解説者の人みたいに「ゴン攻め」「鬼アツい」とかうっかり使ったり、興奮したときに「greeeeeat!!!」とか英語でちゃったり、色んな意味でネット賑わせそう
— an (@an_tizm) August 28, 2023
こちらは東京オリンピックでスケートボード競技の解説をしていた瀬尻稜さんが使ったことから、一気にネット上で広がったワードです。
こちらは2021年の流行語大賞にもノミネートしているので、覚えている人も多いでしょう。
SNSを覗いてみると使っている人がまだまだいるので、しっかりと広がったワードと言えそうです。
東京オリンピックにおいてスケートボードが一気にメジャーなスポーツになりましたが、2024年にはパリオリンピックがあります。
おそらく同じようにスケートボードがかなり注目されると思いますので、そのタイミングでこの『ゴン攻め』というワードが連発されるでしょう。
なんとなく由来がわからずに使っているという人も出始めているので、とりあえず由来がなんなのかを覚えておくと、2024年のパリオリンピックももっと楽しめると思います。
ちなみに、後日朝日新聞のインタビューでこのワードを解説していましたが、このような記載がありました。
「ゴン攻め」は、でかいハンドレール(手すり)やステア(階段)とか、トライするのも怖いようなセクション(障害物)でがんがん攻めてるって意味です。
引用元
元々ゴングロという言葉があったので、あまり違和感なく受け入れられる言葉だったのでしょう。
筆者はあまり使っていませんが、意味は比較的わかりやすいワードでもあるので日常会話で出てきても違和感は少ないと思います。
ネットミームその㉖:テメーはダメだ
競馬民
「凱旋門賞制覇は日本競馬界の悲願!」ウマ娘民
「凱旋門賞2連覇達成!ただし、新潟ジュニアステークス。テメーはダメだ。」 pic.twitter.com/OA6NAcbuFC— 無冠の帝王 (@teioupawa) August 27, 2023
これも非常に古いネットミームの一つで、意味不明の代名詞ともなっている伝説の漫画兼アニメ『ボボボーボ・ボーボボ』で使われた台詞の一つです。
このワードが登場したのはなんと第1話で、彼の相棒を気取りをしていたつけものに対して『だがつけもの テメーはダメだ』とボーボボが断言したのが始まりでした。
これ以外にもインパクトがありすぎるので様々なネットミームを誕生させてしまうのですが、一発目がコレだったので多くの方々に使われまくる構文の一つになったのです。
実際の使われ方としては『ただし ○○○(人や物)、テメーはダメだ』となっており、使い勝手がめちゃくちゃ良かったというのも大きいでしょう。
各種SNSではイラスト付きでこの構文が使われることも非常に多いので、元ネタを覚えておくことをかなりおすすめするミームの一つとなっています。
2023年のX(Twitter)を覗いてみても、ピクミンやウマ娘やアーマードコアに絡めて使っている人もたくさんいたので、本当に使われまくっている便利なミームになったんだなぁと改めて思います。
20年以上前に使われたものでも、使い勝手が良ければ今でも当たり前のように使われまくっているものこそ、個人的には大好きなネットミームなのでこういった情報を調べていくのは本当に面白いです。
ネットミームその㉗:俺ちょっとやらしい雰囲気にして来ます!
くそっ……じれってーな
俺ちょっとやらしい雰囲気にして来ます!
↓
うおおおおおおお pic.twitter.com/3SKl7CCkPf
— 金木犀 (@_kinnmoku) March 3, 2021
『俺ちょっとやらしい雰囲気にして来ます!』は週刊少年ジャンプで連載されていた『保健室の死神』で使われたワードです。
SNS上ではあまり使われませんが、インパクトがありすぎるのでこれを連想できる何かが登場すると、一気にこのネタが使われることがありそうなので取り上げました。
台詞としては『くそっ…じれってーな 俺ちょっとやらしい雰囲気にして来ます!!』なので、前振り部分もセットで使われることがあるようです。
実際に漫画でこのシーンが出てきたときは、ものすごい数のコラ画像やイラストがTwitterなどのSNSでアップされまくったので、あのときはかなり話題になったことを筆者も覚えています。
Pixivあたりのイラストサイトを覗いてみると、関連イラストがびっくりするぐらいヒットするのでどれだけ流行したのかがよくわかりますよ。
ネットミームその㉘:おハーブですわ
おハーブですわ~ #サロメ百万展 pic.twitter.com/IIw9rMXG4u
— スコッティ (@Sco_ttie) June 4, 2022
元ネタ:広めたのはVTuberの壱百満天原サロメだが、元ネタは古くから存在するネットスラング
広がり始めた年:2022年
これはインターネットが広がり『2ちゃんねる』という掲示板ができた頃から存在するとすら言われているネットスラングです。
昔からあるネットスラングの変化の仕方で、笑いを表現するのが『笑⇒w⇒草』となっていたのですが、ここでお嬢様言葉風に言うために誕生したのが『おハーブですわ』でした。
誰が発祥という訳ではなく、誰もが当たり前のように使っていたネットスラングだったのです。
ところが、2022年にとてつもないインパクトを残して登場したVTuberの壱百満天原サロメが、お嬢様風VTuberということで、コメントのあちこちで面白い状態になると『おハーブですわ』が使われまくって、一気に広まります。
当時のネットスラングを知っている人たちが解説するまもなく瞬く間に広まったワードであり、これからも使われる可能性が非常に高いので覚えておくといいでしょう。
どこが由来かわからないネットスラングが、こういった形で一気に広まるというのもなかなかに面白いものがあります。
いまでもSNSを潜ってみると、この『おハーブですわ』というワードは散見されているので、またどこかでお嬢様系のキャラクターだったりVTuberあたりが出てきたのなら、一気に流行するでしょう。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回はネットミーム集ということで、今も使われている物やこれから流行りそうなやつまで含めていろいろとまとめました。
個人的にやっぱりお気に入りは、ボーボボの『テメーはだめだ』だったのですが、2023年になっても当たり前のように使われまくっているというのがかなり面白かったです。
20年以上前のネタでも面白かったものは生き残り続けるものこそ、ネットミームの代表格と言えるのではないでしょうか。
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