春と秋の衣替えのタイミングは気温や湿度が大いに関係!

衣替えの時のおすすめは「しまい洗い」!

衣替えの季節になると衣類の入れ替えやしまうためのしまい洗いなどでかなり忙しくなりますが、この衣替えのタイミングは地域や気温によって異なってきます。

今回はこの衣替えのタイミングについて春と秋でも検証し、それぞれの違いについても詳しくまとめてまいります。

衣替えの一つの目安となる学校での衣替えのタイミングも地域ごとにどのような差が出ているのかを見ていきましょう。

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衣替えのタイミングは気温や湿度が関係する?


衣替えにおいて重要なのは外気温や湿度です。

近年は地球温暖化の影響でものすごく気温が上昇したり急激に寒くなることが多いので、それらの温度や湿度には警戒しておく必要があるでしょう。

一般的な意見になりますが、最高気温が15~20℃だと春や秋、22℃以上だと夏、15度以下だと冬と考えられており、22℃を超えるかどうかが衣替えするかどうかの境目となっているようです。

25℃を超えると半袖でも余裕で過ごせるようになりますので、本格的に夏服が登場するようになります。

ちなみに、気象庁管轄の「気象庁|過去の気象データ検索」を見てみたところ、東京の月別最高気温は2018年のものだと1月が9.4℃、2月が10.1℃、3月が16.9℃、4月が22.1℃、5月が24.6℃、6月が26.6℃、7月が32.7℃、8月が32.5℃、9月が26.6℃、10月が23.0℃、11月が17.7℃、2月が12.1℃、年平均が21.2℃となっていました。

この結果から見ると、東京でも5月から10月までが最高気温が22℃を突破しているので、学生さんの衣替えのタイミングは5月1日と11月1日あたりがよさそうという結論が出てきそうです。

過去のデータを見てみても、2018年の東京は格別に暑い年で、1981年の年平均最高気温の18.8℃と比べると2.4℃も差があることがわかります。

これが沖縄になると2018年のデータでは3月の時点での月別最高気温が22.8℃もあり、12月も22.8℃もあることがわかっております。

22℃越えで衣替えとなってしまった場合3月から衣替えという何ともすさまじい数値が出ているのです。

5月では28.9℃となっており、6月7月8月9月とずっと30℃越えとなっているので、どれだけ暑いのかがわかってくるでしょう。

春の衣替えのタイミング


春の衣替えのタイミングは一般的な基準で合わせると6月1日です。

詳しくは後述しますが、衣替えというのは過ごしやすい服に着替えるという意味があるので、温度や湿度と密接な関係があります。

要するに「今までのような厚着では過ごしにくいから薄着をする」というのが春の衣替えが行われる理由になるということです。

逆に言うとまだまだ厚着でも問題ないという地方はこの衣替えのタイミングが変わってきますし、逆にすぐに暑くなって早く衣替えをしないと厳しいという地方ではもっと早く衣替えが行われるようになるでしょう。

具体的に、春の衣替えが遅い地域では6月15日となり、早い地域では5月1日となるのです。

しかし、これらのタイミングというのは学生が主体なので、大人の方々で自主的に切り替えられる人たちは自分の体温や性質、そして気温や湿度などを察してチェンジしてください。

秋の衣替えのタイミング


秋の衣替えのタイミングは一般的に10月1日が主流です。

ただし、先ほど記載したように衣替えの意味とは過ごしやすい服に着替えることにありますので、温度の差がそれなりにある日本ではそのタイミングもずれてきます。

秋の衣替えの意味は「今までのような薄着では過ごしにくいから厚着をする」となりますが、地域ごとにそれなりの差が出ているのです。

比較的寒い地域では秋の衣替えが9月15日と早くなり、かなり温かい地域では1ヶ月もずれ込んで11月1日が秋の衣替えの時期となるでしょう。

地域ごとの衣替えのタイミング


先ほどの情報をまとめていきましょう。

東京を中心とした通常の地域では春の衣替えは6月1日で秋の衣替えは10月1日となります。

つまり、夏服の期間は6月1日から10月1日までということで、実質4ヶ月間となるのです。

しかし、北海道といったかなり寒い地域では夏服の期間が6月15日から9月15日と、実質3ヶ月しかありません。

逆に、沖縄のような温暖な気候となっている地域では、夏服の期間は5月1日から11月1日となんと半年もあるのです。

このように寒暖差による衣替えの時期のずれを見てみると、日本では3ヶ月もの違いがあることがわかります。

実際に沖縄と北海道の気温差を考えるとこのような対応にも納得できるでしょう。

春と秋の衣替えそれぞれのポイント!


春と秋の衣替えにおける共通したポイントは、きちんと汚れを落とすこと、しっかりと乾燥させてからしまうこと、防虫対策を徹底して行うことの3点です。

一つでも見落としてしまうと虫食いが発生してしまう確率が高まるので注意しましょう。

また、秋の衣替えの場合は夏服を対象にしますが、夏服というのは黄ばみの原因となる隠れた汗染みがかなり発生しやすいので、汗染み対策が必須となります。

逆に冬服をしまう春の衣替えの場合は見えない汚れが付着している可能性が高いので、夏服のようにしつこく洗う必要はありませんが、全体的にケアをする必要はあります。

また、春の衣替えで注意してもらいたい点はハンガーの違いです。

冬服というのはどうしても夏服と比べると厚みがあるお洋服を着ることになりますので、服の肩に合った厚みがあるハンガーを使わないと型崩れが発生する恐れがあります。

逆に夏場の服が多い秋の衣替えは比較的軽くて厚みもそんなにないお洋服が主体なので、幅のあるハンガーは使わなくても問題ないのです。

ただし、夏服のために用意したハンガーをそのまま使い続けると型崩れが起きるので注意しましょう。

また、冬のお洋服はどうしてもかさばるのでスペースがないという状態になる恐れがあります。

その場合に役立つのはハンガーで吊るしたまま保管できる「衣類圧縮袋」で、これを使うとかなりスペースに空きができるでしょう。

スカートやブラウスにも実は専用のハンガーがありますので、長期保存するときは専用のハンガーを用意することを推奨します。

衣替えには「しまい洗い」がおすすめ!そのやり方は?


衣替えで必須になるのがしまい洗いです。

しまい洗いをしないと汗や皮脂の汚れが残ってしまうので、どうしても虫食いの発生確率が上がります。

この虫食いを防ぐためにも徹底的に洗ってください。

特に襟や袖といった部分はいつも通りの洗濯機洗いでは汚れが落ちないことが多いので、部分用洗剤などを直接つけるようにしましょう。

すでに染みが発生している場合は染み抜き用の洗剤を使うことも効果的です。

粉末洗剤を使うのもありですが、溶けきれないで衣類に残ってしまう可能性があるので、きちんとしたチェックが必要になります。

どうしても量が多くて大変だという人はコインランドリーを活用するのも有効でしょう。

コインランドリーにおいてある洗濯機はかなり高性能なものが多いので、しまい洗いには有効なものとなっているのです。

ただし、すでについている染みは落とせないので、染み抜きはしておいてください。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は春と秋における衣替えについて記載しました。

衣替えは気温によって左右されるものですが、気候の変動がかなり激しくなってしまった現代社会においてはその判断もやりにくくなっています。

しかし、暑い中冬服を着用するのもきついですし、寒い中夏服を着用するのも大変なので毎日欠かさず天気予報をチェックするようにしましょう。

本格的な衣替えとなるとかなりの時間が必要になりますので、その場合には計画的に動く必要があります。

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