夏休みの宿題で以外と頭を悩ましてしまうのが『自由研究』です。
2020年は新型コロナウイルスの影響により、自由研究そのものがなかったという学校もあり久しぶりの自由研究という人も多いでしょう。
今回は夏休みの自由研究は何がおすすめなのかを具体的に紹介しつつ、どのように自由研究を選べばいいのかを見ていきましょう。
自由研究はどうやって選べばいいの?
子供から相談を受けた親も即答できずについつい悩んでしまうのが自由研究の選び方です。
まずはどのように自由研究を選んだらいいのか、考え方を紹介していきます。
まずは年齢で考える
自由研究という宿題は小学生、学校によっては中学生で発生する宿題です。
年齢で考えると6歳から15歳までというとても幅が広い宿題となっています。
この年齢の幅がポイントであり、年齢にあった自由研究課題選びが重要になります。
まずは小学校1年生から2年生時の自由研究課題選びのポイントは、ある程度親が同伴しながら研究をするということであり、自由研究選びもほとんど親が主体となってしまうということです。
そのため、親の方々が『自由研究のテーマがもりだくさん!小学生・中学生をお持ちの保護者様向け夏休みの宿題解決策特集(https://benesse.jp/jiyukenkyu/)』や『1日でできる!小学生の自由研究テーマ一覧 | Honda Kids(キッズ) | Honda(https://www.honda.co.jp/kids/jiyuu-kenkyu/)』といった、サイトを使って自分の子供の年齢に即した自由研究は何があるのかを一通り確認する必要があります。
その中から「これなら問題なくやれそう・・・」という自由研究課題をいくつか見つけて、それを子供達に紹介しつつ選ばせるというスタイルがいいでしょう。
小学校3年生から4年生になるとできることが多少は増えてきますが、日数が長いものは飽きてしまう可能性がありますので、長くても1週間程度で観察や採取が終わるような課題を選びましょう。
小学校5年生から6年生になると、ある程度パソコンを子供が使える年齢にもなりますので、先ほどのサイトの使い方を子供に教えつつ自分で見つけさせるのも有効でしょう。
そこで何をしたいのかを確認しつつ、その研究をするためにどのような道具や工具が必要になるのか、予算的にどれだけかかりそうなのかを親が算出してアドバイスをしてください。
中学生にもなるとできることが大幅に増えますので、そこまで手助けする必要はありませんが、アドバイスを求められたときに難しくて回答できないというケースが発生しがちですので、前もって予習することも必要になるでしょう。
楽しめるかどうかで考える
自主的に課題やテーマを見つけられる小学校高学年以降ならばそこまで気にする必要はありませんが、自主的に課題を見つけることがまだまだ難しい小学校低学年の時は、楽しめるかどうかも非常に重要になります。
子供はある程度選択肢を与えた上で自由研究課題を選んでもらったとしても、想像していたものと違うということで、途中で飽きてしまうというケースもあるでしょう。
小学校低学年の自由研究は、この『飽き』が最大の敵となりますので、工作や実験の場合は実際にどういった研究になるのか目の前でやってみせるといった対応も必要になってきます。
予算で決める
自主的に課題やテーマは、ある程度の材料を集めたり工具を集めたりといった過程も必要になります。
こういった工具や道具や材料集めはもちろん、お金が必要になってくるのです。
先ほど紹介したサイトは、こういったお金があまりかからないようなテーマが主体となっていますが、実験や工作や研究というのはいいものを集めて行おうとすると、右肩上がりでかかる費用もアップしていますので要注意となってきます。
無駄な出費は減らしたいという方も、どれだけの予算がかかりそうなのかも把握しておくことで、予算から外れることも減りますので、財政面からのチェックも重要になってきます。
具体的な自由研究テーマは何があるの?
『自由研究のテーマがもりだくさん!小学生・中学生をお持ちの保護者様向け夏休みの宿題解決策特集(https://benesse.jp/jiyukenkyu/)』や『1日でできる!小学生の自由研究テーマ一覧 | Honda Kids(キッズ) | Honda(https://www.honda.co.jp/kids/jiyuu-kenkyu/)』にあるテーマの中でいくつか興味深いテーマを抜粋して紹介すると、以下のような工作や実験や観察のテーマがあります。
このように色んな種類のテーマがありますので、子供がまだ小さいならその中から興味深い物は何かを親がまずチェックして子供に推奨するスタイルにしてください。
2021年の夏休みの宿題でそもそも自由研究はありそう?
2020年は新型コロナウイルスの影響によって学校の休みもかなりずれてしまい、地域によっては夏休みが延長されて他の長期休みが減ってしまったり、夏休みがむしろ減ってしまったというケースもあります。
このような混乱なさなかにあった2020年は、長期休みにおける宿題事情もかなり変化しており、夏休みが減ってしまった地域では、自由研究や日記や絵画などの宿題がなかったというケースもあるのです。
自由研究がなかったという方にとっては2021年は久しぶりの自由研究になるのですが、2021年の夏休みは例年通りのスケジュールできちんと進行するのでしょうか。
宿題としての自由研究はありそうだが、条件がつきそう
個人的にもとっても気になったので色々とチェックしてみたのですが、2021年5月下旬現在では『夏休みは短くなります』とか『2021年の夏休みは新型コロナウイルスの影響が出ます』といった意見や偉い人達の発言を全く見なかったので、おそらく新型コロナウイルスの影響で短くなったり長くなったりすることはないと思います。
ただし、新型コロナウイルスのワクチン接種は日本はものすごく遅れているので、2021年の夏休みまでに子供やその親がワクチン接種できる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。
そのため、学校からは『人が多いところには行かないように』とか『できるだけ外出は控えるように』といったお達しがある可能性が大なのです。
こういった『縛り』がどうしても発生してしまうので、自由研究のテーマも家の中や家の庭でできるようなモノが推奨されるでしょう。
東京オリンピックの影響も考えること
新型コロナウイルスの影響は様々なところで出ていますが、東京に地域を限定した場合東京オリンピックの影響も考えないといけません。
2019年の段階で、2020年の公立の幼稚園と小中学校の夏休みが、8日間ほど前倒しされるという計画があったのです。
2021年にずれ込んだオリンピックの影響が、同じように夏休みに出てくる可能性もありますので、東京に住んでいる方は宿題スケジュールもずらして考えておく必要があります。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は夏休みの自由研究についてのお話をさせていただきました。
夏休みの自由研究はやれることが本当に多いのですが、主役はお子さんになりますのでお子さんに合う宿題探しをすることが重要になります。
ただし、2021年の夏休みも外出は控えるといった影響が出ることが予想されますので、誰かに会って調べる必要がある研究は避けた方がいいでしょう。
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