今では家庭料理としても楽しまれているスパゲティ料理ですが、その中でも好きな人は定期的に食べたくなるのがタラコスパです。
今回はこのタラコスパを家庭で作るに当たってのコツを徹底的に調べて、ポイントやこだわるべきところはどこなのかを紹介していきましょう。
レシピ紹介というよりは、美味しく作るためには先駆者の方々がどういった工夫をしているのかをご紹介して参りたいと思います。
タラコスパを作る上でのこだわるべきポイントやコツはどこ?
料理のコツやポイントというのは、その人の意見によって大きく左右されるので、同じタラコスパでも意見がかなり分かれています。
今回はそういった意見の中でも説得力があるものをいくつかピックアップして紹介致しますので、理論や実際の作り方から学んでいきましょう。
具材によって作り方は変わってきますが、前提条件としてたらこスパゲティを作る場合の行程は以下のとおりとなります。
それを踏まえた上でコツやポイントを見ていきましょう。
作り方:パスタを茹でる⇒ソースを作る⇒パスタをオイルで和える⇒パスタとソースを和える⇒トッピングする
こだわるべきは『水分』
たらこスパゲティを含めたスパゲティ料理で失敗してしまう典型的な例が、やたらとパサつくとかごわごわになって美味しくないというケースです。
せっかく作ったのに食感も味も満足できないモノに仕上がると次に作る気力が失せてしまうでしょう。
そういったトラブルをできるだけ解消したいという意見が集まり、プロの方が注意すべきポイントとして紹介することが多いのが『温度』と『水分』と『オイル』です。
まずは水分から見ていきましょう。
たらこスパゲティの場合は失敗するとあの独特な食感がなく、食べてても『なんか想像していたのと違う』とか『お店で食べたタラコ感が全くない』と感じてしまいます。
先ほどのおさらいになりますが、パスタの作り方は『パスタを茹でる⇒ソースを作る⇒パスタをオイルで和える⇒パスタとソースを和える⇒トッピングする』で完結します。
最初に意識してもらいたいのが『ソース作り』です。
この『ソース作り』におけるポイントが水分管理で、明太子やたらこを加える場合のNG行動としてよく取り上げられるのが『ただパスタに和えるだけ』という行動で、これで美味しいたらこスパゲティになりません。
参考動画として以下の動画をまず観てください。
こちらの動画の35秒から1分35秒までで明太子を用いてソース作りをしていますが、この行程が非常に重要なのです。
基本的には袋から取り出してほぐすのですが、ここは人によって『中身を取り出さなくてもほぐすことができればOK』としています。
ここでほぐしたら、あとはたらこ1本にだいたい100mlの水分を加えてください。
これだけで大きく食感が異なってきます。
水分は単純に水ではなく生クリームでも真水でもいいとのことですが、味が薄いと感じた場合は塩やめんつゆを付け足すのもいいとのことです。
こだわるべきは『温度』
たらこスパゲティや明太子スパゲティを美味しく味わいたいという人は、たらこや明太子の温度管理も意識した方が良いでしょう。
というのも、たらこや明太子に熱が入ってしまうと明太子やたらこの風味が飛んでしまい、パサついたあまり美味しくない明太子やたらこになってしまいます。
この明太子やたらこにおける温度管理が関わってくるのは、ソース作りとパスタをオイルで和える行程にあります。
まず、ソース作りの段階で明太子やたらこに水分を加えていますが、この水分がお湯だったり加えたソースが温かいと風味が飛ぶのでNGとなります。
オイルを加える行程そのものも重要なのですが、熱々のパスタを用意してそこに用意した明太子やたらこを絡めてしまうと、そこでも熱を受けてしまうので明太子やたらこの風味がやはり飛んでしまいます。
たらこスパゲティや明太子スパゲティを作る場合は、あえてこのオイルで和える段階で時間をかけて明太子やたらこを美味しく食べられるようにしてください。
こだわるべきは『オイル』
ゆであがったパスタをボールに入れてから、オイルで和えるという行程があります。
この工程を省くとパスタ同士が絡まってしまい、ソースがうまく絡まなくなり味の質が確実に落ちます。
なので、ソースを絡める前に必ず小さじ2杯くらいのサラダ油やオリーブオイルを和えてください。
実際に、たらこスパゲティや明太子スパゲティを紹介しているレシピサイトを見ると、この行程がないものが非常に多いので、これは間違いなく美味しくするためのコツとなるでしょう。
ちなみに、この段階で溶かしたバターを用いてコクを出すという人もいます。
マイルドにしたいなら牛乳と生クリームを用意する
これは好みの問題となりますが、お店で食べたマイルドなたらこスパゲティが好きという人は、ここで紹介するポイントを取り入れてもらいたいです。
あのマイルドな味を再現するには、たらこを用いたソース作りの段階で牛乳や生クリームを加えてください。
これだけでかなり味がマイルドになります。
また牛乳を入れることにより汁気がかなり増すので、パサつかないパスタができやすくなるのです。
パサパサパスタが嫌いという人にもお勧めのやり方となっています。
できるだけ味の深みを出したいなら白だし
味の深みを求めている方に意識してもらいたいのが、やはりソース作りの段階になります。
このソース作りの段階で、白だしをほんの少しだけ加えると味の深みが圧倒的に増します。
白だしがないという人は代用品として、醤油やめんつゆがよく紹介されているようです。
ただし、これらを入れすぎると味が変わってしまうので、あくまでも少量にして自己主張しすぎないようにしてください。
とにかくバターにこだわること
たらこスパゲティや明太子スパゲティを作る上で、こだわって頂きたいポイントとして紹介されることが多いのがバターについてです。
ソース作りの段階で様々な食材を入れるスタイルも多いのですが、こういったスタイルが嫌いでバターのみで勝負したいという人の場合は、このバターにこだわって欲しいというプロの指摘があります。
できるだけ、たらこの風味を落とさずに美味しく食べられるバターを追い求めた結果推奨されることが多いのが発酵タイプのバターです。
具体的にはこちらの『PUR NATUR発酵バター(食塩不使用)』をご覧ください。
こういった発酵バターを使うだけでも風味や香りがかなり異なってくるので、たらこスパゲティや明太子スパゲティを心ゆくまで堪能したい方にはこだわりたい一品となっています。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は、たらこスパゲティや明太子スパゲティを美味しく食べるためのコツやポイントを紹介して参りました。
このように、たらこスパゲティや明太子スパゲティを食べる上でのコツはかなり色々とありますので、これらのコツにこだわってたらこスパゲティや明太子スパゲティを作ってみてはいかがでしょうか。
これら全部のコツやポイントを取り入れるのは難しいと思いますので、その中から気になるモノだけでもピックアップして取り入れてもらいたいと思います。
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