一部界隈では、最高のマイナーチェンジモデルとして高い評価をもらっている最新作パワプロは、さらに特殊能力についても増加しております。
しかし特殊能力が増えすぎて、その説明文を読んでも結局どういう効果なのかよくわからないという方も多いでしょう。
そこで、今回はパワプロ2022で搭載されている特殊能力の中でも、効果がイマイチよくわからない特殊能力について解説していきましょう。
わかりにくい特殊能力野手編
パワプロでは特殊能力を取得する画面で簡単な説明がされていますが、その説明が簡略化されすぎているので、結局どういう効果なのか全くわからないというものがいくつか存在します。
かなり種類が豊富なので、その中でも特にわかりにくいものをピックアップして紹介しましょう。
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青特殊能力『いぶし銀』
パワプロでの説明文:しぶさが光るバッティングをするようになる
発動条件:7回以降で同点もしくは2点差以内で負けている状況、かつランナーなしもしくは2塁以上に走者がいる
効果:ミート打ちでヒット性の当たりが出やすくなる⇒アベレージヒッターと粘り打ちと流し打ちを弱めた効果が発動する
パワプロが好きな方々にとっては、よく言われる意味不明な能力が『いぶし銀』です。
パワプロ2022の能力解説では、『しぶさが光るバッティングをするようになる』と書いてあります。
これを見たところで結局どういう能力かさっぱりわかりません。
ネット上にある様々な攻略サイトでも詳細を調べてもわからなかったからなのか、具体的にどういった効果があるのかを紹介しているところは見つかりませんでした。
これはパワプロ2022で能力が更新されてしまったのなら効果が変わってしまいますが、昔と変わっていないのならばこの効果と発動条件となっているはずです。
厄介なところが、アベレージヒッターと粘り打ちと流し打ちを弱めた効果といった部分で、より数値に出しにくいのです。
また、発動条件もかなりきびしく、そもそも強振を多用する人にはほとんど意味が無い効果と言えるでしょう。
それを踏まえても個人的にはあまりつける意味が無い効果だと思っています。
青特殊能力『意外性』と金特殊能力『大番狂わせ』
○意外性
パワプロでの説明文:ある条件で意外な成果を出すことも・・・
発動条件:スタメン出場選手で5回以降 0-0の場面か、7回以降の同点またはビハインド時でHRで勝ち越しor逆転の場面
効果:パワーが80まで上昇する
上位能力:大番狂わせ
※代打では発動しない
○大番狂わせ
パワプロでの説明文:ある条件で大番狂わせを起こすことがある
発動条件:スタメン出場選手で5回以降 0-0の場面か、7回以降の同点またはビハインド時でHRで勝ち越しor逆転の場面
効果:パワーがSになる
下位能力:意外性
※パラメータのSは90以上だからおそらく90になる
これも発動条件がかなり厳しいですし、パワーがすでに高い選手にとっては意味の無い能力となっているので注意が必要です。
逆にパワーがない選手で、条件が整っていると厄介な状況になるかもしれません。
青特殊能力『アベレージヒッター』と金特殊能力『安打製造機』
○アベレージヒッター
パワプロでの説明文:ヒット性の打球が出やすい
発動条件:ミート打ち使用時
効果:打球速度が上がり、弾道が補正されてライナー性の打球になる
上位能力:安打製造機
※ミートも上がるという情報もあったがパワプロ2022ではどうなっているのか不明
○安打製造機
パワプロでの説明文:ヒット性の打球がとても出やすくなる
発動条件:ミート打ち使用時
効果:打球速度が上がり、弾道が補正されてライナー性の打球になる
下位能力:アベレージヒッター
※アプリだとさらに上位能力で真・安打製造機がある
アベレージヒッターの方は、ある程度の検証結果があるのか数値としても出ていたのですが、安打製造機になると検証結果がかなり少なく、はっきり言ってアベレージヒッターと何が違うのかさっぱりわかりませんでした。
ちょっと古いデータですが2014年に検証した人がいてその人の検証結果を見ても、はっきり言って違いが全くわからないので謎能力です。
参考資料
アベレージヒッターの有る無しでは、あった選手の方が圧倒的に打率が上がったので効果はあると思われるのですが、安打製造機と比較しても数値的にはそこまで変わらなかったのでなんとも言えません。
青特殊能力『パワーヒッター』と金特殊能力『アーチスト』
○パワーヒッター
パワプロでの説明文:ホームラン性の打球が出やすくなる
発動条件:強振使用時
効果:弾道が上がってパワーが上がる、明確な数値は不明
上位能力:アーチスト
※弾道はネット上では3.5になるという意見もあったがその数値があっているかわからない、むしろ真芯の範囲が広がっているという意見もあった、パワーは上がるらしいがどれだけ上がるのかも不明
※真芯じゃなくて、芯で捉えても飛ぶようになるという意見もあり
○アーチスト
パワプロでの説明文:ホームラン性の打球が出やすくなる
発動条件:強振使用時
効果:弾道とパワーがかなり上がる、具体的な数値は不明だが打球速度や角度も上がっているらしい
下位能力:パワーヒッター
※こちらは具体的な数値が何も出ていないのでわからない事が非常に多い
不明な点が多すぎるので、このパワーヒッターとアーチストに関しては色々と検証している方がいます。
わかりやすいのはこちらの動画でしょう。
この動画を見てみるとホームランの数はそこまで変わっていないのですが、三振率が低下しているので強振をしている時の真芯の範囲が広がっているというお話の信憑性が出てきました。
青特殊能力『野手威圧感』
パワプロでの説明文:投手に威圧感を与える
発動条件:自身の打席とその前のバッターの打席時
効果:相手ピッチャーの球速とコントロールを下げて消費スタミナを上げる、昔と変わらないのなら前のバッター時は、相手投手の球速−2km/hとコントロール−10と消費スタミナ+10で、自分の打席は相手投手の球速−2km/hとコントロール−10と消費スタミナ+15になる
昔からなんとなくスゴイ特殊能力と言われていた威圧感ですが、具体的な数値を見てみるとかなり強力な能力であるということを再確認しました。
筆者はパワプロ2011あたりで具体的な数値を知ったのですが、そのときからやはり強力でできれば取得したい能力と常々表いる能力の一つです。
説明文だけではなんともわかりにくいのですが、これは過去のデータなどからある程度具体的な数値としても見られるようになっているのがうれしいところでしょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はパワプロにおける野手のちょっとわかりにくい特殊能力について解説しました。
アベレージヒッターやパワーヒッターはかなり昔のパワプロからある特殊能力なのに、具体的な数値が出ていないというなんとも不思議な能力なのです。
ペナントで取得している選手と取得していない選手を使っての検証などを有志の方々が色々と試しているので、確かに効果はあるのは間違いないのですが、具体的にどういった効果があるのかが判明していないというのがなんともすごいところでしょう。
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