ネットで流行ったネットミーム集⑯以前流行ったやつも全部盛り!

今回はネットで流行ったネットミーム集まとめ、ということでこれから流行りそうなやつも含めて、昔流行ったやつや今現在使われているやつも紹介していきます。

今回も漫画を中心にネタを提供し続けているものを取り上げていきますが、間違いなく1回は聞いたことがあるインターネットミームなので安心してください。

16記事目となりますので、61番目から64番目のインターネットミームのご紹介記事になります。

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ネットミームその61:忌憚の無い意見ってやつっス

元ネタ:漫画『高校鉄拳伝タフ』シリーズ
広がり始めた年:2010年ぐらい

元ネタはバキシリーズのようにいろいろとシリーズが続いている漫画の『高校鉄拳伝タフ』です。

こちらの漫画は『週刊ヤングジャンプ』にて1993年から2003年まで連載されていました。

連載終了後は続編シリーズの『TOUGH』が登場して、さらに『TOUGH外伝 龍を継ぐ男』や『タフ外伝 OTON』といった番外編も、いろいろとシリーズものの一つとして登場しています。

このタフシリーズなのですが、非常に多くの語録がありタフ語録としてまとめられることもあって、一部界隈では非常に有名なのです。

その中でもこの『忌憚の無い意見ってやつっス』はめちゃくちゃ有名で、元ネタを知らないで使っている人も非常に多いインターネットミームとなっています。

この台詞を使っているのは続編となっている『TOUGH』に登場する、鯱山十蔵の台詞です。

ちなみに、『忌憚』は『きたん』と読みます。

もうちょっとわかりやすく解説すると、おそれはばかりのないという意味になるので、おそれはばかりのない正直な意見となるでしょう。

かなり使い勝手が良いことと、語尾に『っス』がついていることから同じ語尾がついている別のキャラクターの台詞のように思われていることが多く、元ネタが『高校鉄拳伝タフ』シリーズではないと勘違いしている人も非常に多いです。

筆者は『悪魔のリドル』の登場人物である走り鳰が元ネタと勘違いしている人を見たことがあります。

使い方としてはX(Twitter)を見るとわかるように、『自分の意見を遜色することなくまっすぐに伝えたいとき』に用いられます。

ただし、ネタ要素を込められているので受け取り方がちょっと難しいインターネットミームです。

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ネットミームその62:○○を超えた○○

元ネタ:漫画『高校鉄拳伝タフ』シリーズ
広がり始めた年:2020年ぐらい

これもいわゆるタフ構文の一つです。

タフシリーズに登場する主人公である宮沢熹一の父、宮沢静虎の双子の兄のあだ名が『怪物を超えた怪物』であり、そこから産まれたタフ構文になっています。

これは無意識的に使っている人も非常に多く、ネタかどうかの見極めが非常に難しいです。

筆者もちょっと前のiPhoneの宣伝ポスターに、『プロを超えたプロ』というのを見たことがありますし、飲料水でも『水を越えた水』といった宣伝ポスターを見たことがあります。

これは狙ってやっているかどうかはわかりませんが、タフ構文を知っている人達はこういったポスターを見ると過敏に反応してしまうのです。

最初は最強キャラクターとして描かれていたのですが、2部の『TOUGH』後半ぐらいになると普通に負けるようになりそういった意味でもネタキャラ化になってしまったため、使う人も増えてしまった構文でもあるのです。

使い方は何かを強調したい時のシンプルな構文であり、究極の何かを見つけたときに用いればいいでしょう。

例えば『ゲームを超えたゲーム』とか、『サイヤ人を超えたサイヤ人』といった使い方をすればいいと思います。

ネットミームその63:○○しろ・・・鬼龍のように

元ネタ:漫画『高校鉄拳伝タフ』シリーズ
広がり始めた年:2020年ぐらい

元ネタはまたしてもタフシリーズです。

最初は最強キャラクターだったのに、今ではネタキャラクターになりすぎてしまったので、ネットのおもちゃの仲間入りをしている鬼龍さんを馬鹿にしつつネタにしている一文でもあります。

実際に2020年頃になると謎に鬼龍がSNSなどでトレンド入りすることが増えて、この構文があちこちで散見するようになりました。

元ネタの構文は『美学をもて・・・鬼龍のように』だったので、ここから改変されて使われまくっています。

その鬼龍さんは当たり前のように負けるキャラクターになってしまい、煽り文まで書かれて読者からは『弱き者』とかゴリラに負けたことから、『ゴリラの玩具』とまで呼ばれるようになったことで、SNSなどでトレンド入りする人気キャラクターになってしまったのでしょう。

ネット上での使い方としてももはやネタでとりあえず言いたいことを言った後に、とってつけたように『・・・鬼龍のように』といった形で用いられています。

ネットミームその64:○○に一番戸惑っているのは俺なんだよね

元ネタ:漫画『高校鉄拳伝タフ』シリーズ
広がり始めた年:2020年ぐらい

猿渡哲也の漫画『TOUGH外伝 龍を継ぐ男』の主人公にもなった長岡龍星の台詞であり、非常にネタにされまくっているイキリ発言でもあります。

雑にシーンを解説すると、心停止してしまった長岡龍星がクローン体であるガルシアの心臓と左目を移植されて復活した結果、なぜか突然変異の心臓による超パワーを身につけることになりました。

そして、とっても大きなグリズリーをドラゴンボールのワンシーンかのように殴って吹っ飛ばす前のカットでこの台詞をのたまいます。

いきなり主人公だった人物が超パワーを身につけたと思いきや闇落ちしてしまったために、非常にネタにされまくっている台詞であり、ネット上でも悪い意味で使われまくりました。

心臓移植でいきなりパワーアップとか、あっさり闇墜ちして技が使えるようになるとか、ご都合展開が続きまくってしまったが故に、主人公なのに全く人気がない長岡龍星が原因とも言えるでしょう。

人気が出ない理由がこういったイキリ発言にもあると言われていますが、ネタという意味では大人気なキャラクターでもあるので、今でもインターネットミームとして使われまくっています。

元ネタ発言は『この力に一番戸惑っているのは俺なんだよね』ですが、ネット上の使われ方は『○○に一番戸惑っているのは俺なんだよね』とか『○○は俺なんだよね』といった形に改変されており、唐突な何かに遭遇したときやびっくりしたときに用いられています。

またはネタ発言をする時です。

まとめ

今回はネットミーム集ということで、今も使われている物やこれから流行りそうなやつまで含めていろいろとまとめました。

○『忌憚の無い意見ってやつっス』はもはや元ネタが知らないのに使われまくっているインターネットミームの一つ
○『○○を超えた○○』はネタかどうかわからないけど、ネタを知っている人はついつい鬼龍を思い出しちゃうインターネットミームの一つ
○『○○しろ・・・鬼龍のように』はネタキャラになってしまった鬼龍のせいで使用頻度が増えまくったインターネットミームの一つ
○『○○に一番戸惑っているのは俺なんだよね』はキャラが不人気すぎるけど台詞だけ広まりまくったインターネットミームの一つ

今回は全部タフネタで固めましたが、いくつ知っているネタがあったでしょうか。

筆者は今でもたまにアングラの世界を覗くような人間なので、全部聞いたことがあります。

元ネタを知らないという人でも結構オススメできる格闘漫画なので、気になる方は見てみることをオススメします。

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