今回はネットで流行ったネットミーム集まとめ、ということでこれから流行りそうなやつも含めて、昔流行ったやつや今現在使われているやつも紹介していきます。
2023年頃のネットミームはある程度消化したので、ここからは2022年にいろいろと掘り出されたミームを中心にして紹介していきましょう。
今回はパートⅥなので、21番目から24番目までのご紹介です。
ネットミームその㉑:ヌオダス
#ダイワスカーレット生誕祭2023
ヌオダスも一周年🎉 pic.twitter.com/1EvjAqNEju— GOOM (@goomyparty) May 13, 2023
2022年ぐらいにいきなり広まった意味不明な概念の一つです。
ブロガーにしてツイッタラーである『ゲムぼく。』氏が『第1回 バズツイリプライ「それぼくに言うことじゃなくない!?」選手権~!』を開催し、そこで『ヌオーよりダイワスカーレットの方が好き』というリプライが⁷位として取り上げられました。
ここで初めてポケモンのヌオーとウマ娘のダイワスカーレットに初めて接点ができます。
さらにこのリプライがバズったタイミングが、ウマ娘ファンがダイワスカーレットの誕生日を祝いでX(Twitter)を覗いていたタイミングと見事に被り、ダイワスカーレットとヌオーの検索を行おうとする同時にヒットするような状態になってしまいました。
その結果X(Twitter)でヌオーとダイワスカーレットを関連させるミームも広まるようになり、ファンアートが量産される状態にまで発展、その結果一つの概念として成立してしまったのです。
元々、ウマ娘ファンの間で以前からウオッカとダイワスカーレットのカップリングは、『ウオダス』として扱われていたのですが、それにあやかってヌオーとダイワスカーレットの組み合わせは『ヌオダス』となります。
経緯がわからないと意味不明すぎるミームなので、解説できるようになると知識人と言えるのではないでしょうか。
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ネットミームその㉒:田代砲
2ちゃんねるを中心に親しまれて愛され続けてるキャラ達を勝手に商標登録したり特許取ったりすると恐ろしいからね
ねらーだけは絶対に何があっても敵に回しちゃいけない
田代砲があなたを蜂の巣にするよ— りんごの木🥁 (@Apple_7632471) August 29, 2023
田代砲は2022年の『ネット流行語100』で47位となっており、またまたネタになっていた事実に驚いたので筆者もびっくりしながらまとめています。
これはもともと『2ちゃんねる』が発祥のネットスラングです。
簡単に解説すると『組織票を連続投票させるスクリプトツール』となります。
やったことはシンプルで、2001年の雑誌『TIME』における『パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の顔)』を田代まさし氏にするために、2ちゃんねらーが大量投票したというものになります。
結果は大成功で『Masashi Tashiro』は1位になってしまいました。
他にも架空の人物やこの年手首の故障で活躍できなかったMLB選手などが上位に入り込んでしまったので、企みは成功するのですがこの投票そのものが無効とされます。
ちなみに、この連続投票は負荷が大きすぎると情報セキュリティにおける可用性を侵害するDoS攻撃に発展するので、現代でも問題となる行動の一つなのです。
脆弱なサーバーは落ちますが、現代のサーバーは昔と比べるとはるかに頑強なので、田代砲というワードはちょっとしたネットスラングで終わるはずでした。
しかし、近代戦争として今でも決着がついていないロシアウクライナ戦争において、ウクライナ側で組まれたサイバー義勇軍『ウクライナIT軍』が、ロシア政府のサイトなどの攻撃するために同じやり方でDoS攻撃を行っており、『Tashiro weapon』が正式名称となったという経緯があります。
この正式名称になったというのが大きすぎる話題となり、2022年のネット流行語大賞にノミネートすることになったのでしょう。
経緯が経緯なだけにあまり悪用できないワードではありますが、知っていると面白いスラングの一つです。
ネットミームその㉓:タコピー鬼つええ!
第41位 タコピー鬼つええ!
今年のシャミ悪枠#ネット流行語100 pic.twitter.com/pAh6dZHBNr— くりたしげたか(eR)🌰ニコニコ代表の人 (@sigekun) December 12, 2022
2022年の『ネット流行語100』で41位でした。
元ネタは漫画の『タコピーの原罪』ですが、漫画の中でそんな台詞は一切出てきません。
こちらの台詞は主人公のタコピーに対してある読者が書き残したコメントであり、そのコメントがあまりにもインパクトがありすぎたので大流行してミーム化および構文化したという経緯があります。
書きすぎるとネタバレになるのであまり記載しませんが、あまりにも救いがなさ過ぎる展開を大晦日に少年ジャンプ+で投稿さえた結果、いろいろとネット上では阿鼻叫喚だったのですが、そんな状況でひときわ異彩を放っていたのが以下の感想でした。
( 470 )タコピー鬼つええ! このまま逆らうやつら全員ブッ殺していこうぜ!
あんまりにもインパクトがありすぎたので、SNSやネット掲示板などで次々と紹介されまくり、一気に流行しました。
この頃流行しまくっていた『チェンソーマン』の主人公であるデンジが言っていそうな台詞としても扱われたために、ネタになったというのもあるでしょう。
実際にデンジを使ったコラ画像も作られまくったので、一気に広まってミーム化したのもわかります。
ちなみに、2023年9月現在でもこの構文は使われており、ただいま大盛り上がりのアーマードコア6を遊んでいる人たちでも使っていました。
ネットミームその㉔:いいですか、落ち着いて聞いてください
#マジカルミライ2023
いいですか?落ち着いて聞いてください。
マジカルミライ2023は終了致しました。
札幌?存在しません。待ってるのはゲンジツツライです。 pic.twitter.com/SGwu2aXn7q— たそかつ@また次のミライで! (@taso_katsu) September 3, 2023
『いいですか、落ち着いて聞いてください』は2022年の『ネット流行語100』で40位となっており、まだまだ使われているネタであり、ちょっとしたミームになっています。
元ネタはゲームの『メタルギアソリッドⅤ ザ・ファントム・ペイン』で、ゲーム冒頭のシーンとなります。
元ネタについて具体的に解説すると謎の部隊XOFの奇襲を受けた結果、瀕死の重傷を負ったヴェノム・スネークが目を覚ましたのがなんと9年後であり、それを聞いたスネークがめちゃくちゃ動揺するといったシーンです。
その時のやりとりはこのようになっています。
こういったシーンなのですが、ネット上では衝撃的な事実を告げる時の前振りとして大流行し、ミームかしました。
実際に改編されたコラ画像やイラストやツイートが超大量に今でも存在しており、覚えておくべきミームの一つと言えるでしょう。
まとめ
今回はネットミーム集ということで、今も使われている物やこれから流行りそうなやつまで含めていろいろとまとめました。
いろいろと紹介しましたが、どれもコレもインパクトがありすぎなので全部覚えておくといいでしょう。
特に、『いいですか、落ち着いて聞いてください』あたりは非常に使い勝手がいいので、由来などを覚えておくとちょっとした自慢ができますよ!
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