今回はネットで流行ったネットミーム集まとめ、ということでこれから流行りそうなやつも含めて、昔流行ったやつや現在使われているやつも紹介していきます。
前回は『グラップラー刃牙』が満載でしたが、まだまだミーム化しているネタは存在しているので今回もセットで紹介しましょう。
10記事目ということで、37番目から40番目のネットミームを紹介していきます。
ネットミームその㊲:守護らねばならぬ
「俺が守護らねばならぬ」とか勝手に言ってそうな猫いた pic.twitter.com/upQPX93D6m
— 久方 広之「のら猫拳」 (@sakata_77) April 2, 2021
漫画『グラップラー刃牙』で最初の頃から出続けているキャラクターの一人である実践型柔術本部流柔術師範本部以蔵が発したインターネットミームの一つです。
復活した宮本武蔵が驚異的な強さで大暴れした結果、現代日本の格闘家や格闘技そのものを守るために立ち上がった時に出てきた台詞になります。
刃牙も……独歩も……渋川先輩も… 否―――勇次郎でさえも――俺が守護らねばならぬ
という使い方をされており、読み方は『まもらねばならぬ』です。
いわゆるなんでもありの戦いに唯一精通していたことから、この発言が出たのでしょう。
最終的には宮本武蔵の隙を突き折れた腕を使った関節技で勝利するという大快挙を成し遂げました。
このインパクトがあるまもるという表現がうけて、あっちこっちでネタとして使われまくり、守りたいと思った対象を見つけたあらゆる人達がひたすらネタも交えて使いまくった結果一気に広まりました。
インターネットやSNSで、『まもる』という表現を『守護る』といった使い方をしている人は、『グラップラー刃牙』を知っているかネタを知っているかのどちらかでしょう。
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ネットミームその㊳:ガッ………ガイアッッッ
#原神
マルチで座ってる人を歩いて押すとこんな事に
ガッ………ガイアッッッ! pic.twitter.com/2pHXyyQLxq— 鷲宮シルバXP (@WashinomiyaSLVA) October 4, 2020
漫画『グラップラー刃牙』ネタです。
これもあまりにもインパクトがありすぎたので、SNSやインターネットでネタとして使われまくっているシリーズでもあります。
主人公である刃牙が苦戦した強敵の一人であるガイアでしたが、最強の父親であり敵でもある勇次郎に先に挑戦した結果ボッコボコにされて登場する時の台詞です。
いわゆる強キャラであることをこのボコボコシーン前までは見せつけてくれたキャラでした。
しかし一気にやられキャラクターに落ちてしまったことで、そのインパクトが受けてネタとされまくって、コラ画像やパロディがあちこちに出てきました。
使われ方としてはゲームなどで衝撃的な死に方をしたときに用いたり、何らかのジャンルを好む人の怒りを買うような発言をした人が、ボコボコにされる図式として用いられるという事が多い用です。
テンプレとしてはこのようになっていました。
最後の○○に多くの方を敵に回す発言を入れるとよくある流れの完成となっています。
ネットミームその㊴:私は一向にかまわん
#おっぱいの日
私は一向にかまわんッッ!! pic.twitter.com/cIK4sg9zsc— モトカズ@『マス恋』コミカライズ連載中 (@motokazu95) August 1, 2023
これもいわゆる漫画『グラップラー刃牙』から出てきたネタなのですが、非常に使い勝手が良すぎるので軽くインターネットミーム化しています。
実際のシーンとしては、一般人の多い場所でさらに爆薬といった武器を使うような相手と遭遇したときに、そういった状況および戦い方に対する問いかけをされた大人気キャラクターの烈海王が、『私は一向にかまわん』と発しました。
漫画的には名シーンとして取り上げる人も多く、個人的にも好きなシーンです。
要するに、何をしてきても何をやっても受けて立つという気概を見せたシーンでもあるのですが、悪用できすぎてしまう台詞故にSNSやインターネット上ではいろんな使い方をされます。
ネット上では拒絶する人がいるような状況および物事であったとしても、自分が好きなジャンルおよび事柄であることから『私は一向に構わん』と断言します。
いわゆる、自分が好きなものに対しての圧倒的な肯定を行いたいときに使ってください。
台詞を発した烈海王が刃牙シリーズで一番好きという人も結構いるので、個人的にこのミームだけでも覚えていってもらいたいです。
ネットミームその㊵:とてもつらい
これは体調が芳しくなくてとてもつらい時の石神さん
※一部三国志トレス有#流石神絵師 pic.twitter.com/q1Ju3MEvqE
— †┏┛ゆさ┗┓† (@na2key_) April 22, 2023
元ネタは非常に古い横山光輝氏の『三国志』からです。
こちらの漫画は1971年から1987年まで連載された全60巻の漫画であり、三国志の中でも早い時期に登場している後漢王朝の第12代皇帝である霊帝(劉宏)の台詞であることから、1970年代のネタであることは間違いないでしょう。
該当のシーンは夜更かしや暴飲暴食で体を壊した霊帝が、自分の死期を悟って見舞いに来た臣下に発した台詞です。
ただし、ネタとして使っているかどうかは正直非常に判断がしにくい台詞であり、ネタで使っている人はX(Twitter)の画像にあるように、画像とセットで使うことがほとんどなので、台詞のみの方はネタではないと考えた方がいいかもしれません。
元ネタが古すぎるので、若い人達が知らない可能性もかなり高いです。
インターネットミームになっているかと言われると判断がしにくい台詞ですが、今でもイラストになっているところを見ると、知られているちょっとしたミームと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、非常に人気があったからかLINEスタンプで、この『とてもつらい』が存在しており、大好きな人達は乱用しまくっているという情報もありました。
LINEスタンプに関するX(Twitter)の画像もあったので、セットで紹介しましょう。
【日常使いや檄文にピッタリ】横山光輝『三国志』のカスタムスタンプがLINEに登場。
「げぇっ」「とてもつらい」「○○○○一番乗り」「これは○○○○の罠だ」などのフレーズを自由にアレンジできる! https://t.co/fIjE3LpFH1 pic.twitter.com/8nnsAdNIpK
— ファミ通.com (@famitsu) October 24, 2019
まとめ
今回はネットミーム集ということで、今も使われているものや以前流行ったものまで含めていろいろとまとめました。
いろいろと紹介してきましたが、『守護らねばならぬ』と『私は一向にかまわん』の2つは非常に使い勝手が良いので、これからも絶対に使われ続けると思われます。
元ネタを知っているともっと楽しめますので、見かけたらちょっとニヤニヤして元ネタを思い出しましょう。
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