和歌山市にある『淡嶋(あわしま)神社』は、古くから人形供養で有名な神社です。
誰でも思い出が詰まった人形を、供養する決心をすることは難しいものです。
でも決心がついたなら、大切な人形なので正しく供養したいものですね。
人形供養や干支の置物を処分したくても、どのようにすればいいのか、分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、特に関西地区にお住まいの方へ、淡嶋神社の人形供養と干支の置物の処分方法についてご紹介いたします。
淡嶋神社基本情報
2021年8月現在の基本情報です。
和歌山市加太の『淡嶋神社』は、日本国内にある『淡嶋神社』系列1,000社の総本社であり、和歌山県内でも屈指の歴史があります。
参考公式HP
淡嶋神社境内の様子
ご覧の様に、境内には供養された人形がたくさん並べられていることに、圧倒されます。
その数何と2万体にもなるそうです。
その人形をひとつひとつ丁寧に取り扱われている印象で、多くの方に支持されているのがよく分かりました。
あと人形が汚れている場合は、事前に洗って出来る範囲でキレイにしてから供養してあげましょう。
日本人形が目立っていましたが、他には『干支の置物』や『フランス人形』も供養されていました。
まずは、淡島神社神社の鳥居をくぐると本殿に向かって、右側に『授預所』がありますので、先に人形や干支の置物の供養の受付をしましょう。
なお郵送での供養は受け付けておりません。
またコロナウィルスの影響で、必ずマスク着用でお願いいたします。
また淡島神社は人形供養の他にも、女性の病気回復や安産や子宝に御利益がある神社で有名です。
浄火
お祓いを受けた人形は、後日こちらの『浄火』で燃されます。
千度石
また浄火のすぐとなりには『千度石』もあります。
お百度詣り用の『百度石』は、いろんな神社で目にする事は多いですが、『千度石』は珍しい石です。
ご参考までに、お百度詣りとは参拝したら一度神社の入口に帰って、再び参道歩き参拝、これを百回繰り返すことです。
千回お詣りするのは、さすがに無理な事ですが、それくらい人形供養は重要なことだということでしょう。
宝物殿
宝物殿は地下1階、地上2階建ての建物の中に、徳川家より奉納された雛人形や歴史的な人形を展示しています。
以前、関西のテレビ番組で、お笑い芸人が、この宝物殿の中に布団を引いて人形達と一泊するという、肝試しのロケが行われたこともあります。
淡島神社周辺観光
淡嶋神社の目の前は加太海岸が一望でき、様々な魚介類が獲れます。
鳥居入口付近に3軒のお店があり、お土産品や加太の特産品を販売しています。
なかでも先田商店様では、サザエとおく貝をその場で焼いて販売して
います。
サザエとおく貝
サザエはご存知でしょうが、『おく貝』とははまぐりに似た二枚貝で、貝殻がハマグリよりかなり頑丈で、ゴツゴツした感じの貝殻が印象的でした。
磯の香りがしてとても美味しく、お勧めの一品ですよ。
ホテルも海岸線沿いに並んでおり、週末や祝日は多くの人で賑いとても素敵な場所でした。
まとめ
今回淡嶋神社の人形供養についてご紹介いたしました。
人形の供養にお勧めの神社であることが、お分かり頂けたでしょうか。
大切な思い出がある人形は、丁寧に最後まで供養しましょう。
仏滅の日は、受け付けていませんので注意しましょう。
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