ソニーJAPANスタジオは消滅したって本当?ゲームメーカーとしてのソニーは今後どうなる?

日本国内では任天堂スイッチに存在そのものがかき消されてしまい、なかったことになりつつある『PlayStation』という存在ですが、どうも日本国内ではその存在はより希薄になってしまい、消滅する可能性すら高くなっているようです。

今回はこのような考えに至ってしまった最大の理由であるソニーのJAPANスタジオが実質消滅してしまっていることについてご紹介いたします。

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ソニーのJAPANスタジオってどんなところ?

ソニーのJAPANスタジオは正確には『SIE JAPAN Studio』という名前になっており、いわゆる日本にあるSIE社内の日本組織です。

基本的には、PlayStationを使ったゲームソフトを開発しているクリエイター集団であり、色んな名作を世に送り出していました。

一昔前にソニーコンピュータエンタテインメント通称『SCE』として設立されたスタジオであり、設立は1993年となっています。

2021年現在30代の方々や40代の方々で、PlayStationでよく遊んでいたという方ほど『SCE』という言葉一つで、どの会社なのか直ぐに連想できるでしょう。

後に詳しく紹介しますが、『サルゲッチュ』や『みんなのGOLF』といった有名ゲームソフトを排出しているところになりますので、遊んだことがあるという方は多いかと思います。

しかし2016年にソニーで一部再編が行われて、ソニーネットワークエンタテインメントインターナョナルと先ほどのSCEが統合されて新たな会社が誕生します。

それが『ソニー・インタラクティブエンタテインメントLLC』で通称『SIE』なのです。

このSIEはアメリカのカリフォルニアと日本の東京都港区の2社が主力拠点であり、日本側が本社という扱いになっていました。

この日本側に所属しているゲームクリエイターの方々が集結しているスタジオが、『SIE JAPAN Studio』だったのです。

しかし、このJAPANスタジオが実質的に消滅してしまっているという状況が今回の主題となります。

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SCE時代から発売していた有名ゲームソフト一覧

メーカーなど気にすることなく、面白そうなソフトを遊んでいたという人にとってどれがJAPANスタジオで作られたソフトなのか、わからないという方も多いでしょう。

そんな人達のために、有名どころを一覧にして紹介します。

より詳しく知りたいという人はwikiをご覧ください。

サルゲッチュ
レジェンド オブ ドラグーン
ICO
SIREN
どこでもいっしょ(リメイク)
みんなのGOLF
ワンダと巨像
SIREN2
ロコロコ
パタポン
無限回廊
The Last Guy
白騎士物語
Demon’s Souls
勇者のくせになまいきだ。
GRAVITY DAZE
TOKYO JUNGLE
KNACK
SOUL SACRIFICE DELTA
FREEDOM WARS フリーダムウォーズ
Bloodborne
人喰いの大鷲トリコ
ASTRO BOT:RESCUE MISSION
Astro’s PLAYROOM
Demon’s Souls (リメイク)

参考資料

SIEジャパンスタジオ

これ以外にも、『頑張れ森川君2号』とか『ポポロクロイス物語』とか『パラッパラッパー』とか『グランツーリスモ』などが、JAPANスタジオが大きく関わっているソフトとなっているのです。

これでも一部なのですが、この中のソフトはどれか遊んだことがあるという方は多いのではないでしょうか。

筆者的にも全部ではありませんが、聞いたことがあるというものから遊んだことがあるというモノまでかなりあります。

実質JAPANスタジオが消滅しているってどういうこと?

それでは本題に入りましょう。

このJAPANスタジオが今ではほとんど機能しない状態になっており、存在が消滅しているに等しい状況になっているのです。

その理由はいくつかありますので、一つずつ解説して参ります。

SCE時代のクリエイターやディレクターが続々と退社している

最も強く消滅を実感してしまった理由が、先ほど紹介したソフトに携わっているディレクターやクリエイターが、ほとんど退社してしまったということです。

実際に退社しているクリエイターの方々が、続々とTwitterで退社した旨を発表している方です。

下記のTwitterはほんの一部で、エグゼクティブプロデューサー兼外部制作部長の山本正美氏が退社したという内容になります。

『少し遅れてのご報告です。2/28を持ちまして、SIE JAPAN Studioを退職しました。

前職SMEから含めるとソニーグループに25年。1stでの仕事は、ゲーム制作者として幸せに満ちたものでした。

これも皆さんの応援のおかげです。あ、今後はどんなPFのゲームを作ってもいいんだ…すんごい不思議な感覚!』

こういった退社報告が大量に出てきているため、ディレクターもクリエイターもほとんど残っていないと言われているのです。

実際に過去の名作に携わっていた方は、ほとんど残っていないでしょう。

退社した人のTwitterですでに解散という声が出ている

これも致命的な理由と言えるのですが、すでに退社している『パタポン』などのゲームで知られているデザイナーの小谷浩之氏が、Twitterで以下のような発言をしています。

『ジャパンスタジオ解散なわけですが東京駅で25日までパタポン含むキャラクタグッズ売ってます、新作ありますよ。僕も買いに行きます』

いくら会社に残っている人が、解散していないとか閉鎖していないという声を上げても、昔からいる人で退社している人達から解散という声が出ている時点で、もはやどうしようもないでしょう。

海外向けサイトが消滅した

これも実質閉鎖に向けた動きの一つだと思いますが、JAPANスタジオにおける海外向けのサイトが消滅したのです。

リンク先はこちらなのですが、2021年4月に入って表示することができなくなりました。

国内向けのサイトならば問題なく閲覧することはできますが、実質撤退準備と言えるでしょう。

海外ニュースサイトでは再編でなくなるといった話が出ている

日本向けのゲームの記事ではほとんど紹介されることがないのですが、海外向けの記事では、JAPANスタジオが消滅するとか再編によってなくなるといった内容の記事がかなりあるのです。

代表的なのが海外のゲーム情報をまとめている『IGN』というサイトの記事でしょう。

PlayStation Confirms Japan Studio Will be Re-Organized

ザックリと内容を紹介すると、『事実上JAPANスタジオは消滅する』『JAPANスタジオの開発者のほとんどが年間契約を更新していない』、『JAPANスタジオに残るのは、翻訳業務と営業スタッフとチームASOBIのみ』といった内容です。

年間契約だったのならば、2月末から3月末にかけて大量に退社報告が出るのもわかります。

さらに面白い記事がこちらの『Sony’s Obsession With Blockbusters Is Stirring Unrest Within PlayStation Empire – Bloomberg』という記事です。

参考URL

Sony’s Obsession With Blockbusters Is Stirring Unrest Within PlayStation Empire

こちらでは『大ヒット作品に注力するために、PlayStation組織内部にある売上がそこまでないチームやスタジオを切り捨てている』とか、『ソニー側が開発者に対して日本でしか成功しないような小規模なゲームを作りたくないと発言している』といった内容になっています。

この動きに対して、海外のJAPANスタジオファンの方々からは、かなりの非難を浴びており、悪い意味でのこら画像まで大量に作られている状態になっているのです。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はソニーのJAPANスタジオが今どうなっているのかの情報をまとめました。

筆者はPS5を心の底から楽しみにしていたのですが、今の日本の状況から不審に思い調べて見ると、びっくりするぐらいの情報が出てきてしまったので、今回はそれらの調べた情報をまとめてお伝えしました。

とても残念ですが、日本のゲームメーカーとしてのソニーは、実質的に消滅してしまったということになります。

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