ベース踏み忘れでアウトになった事例!マスコットとハイタッチしてベース踏み忘れでアウト!?

野球の根本的なルールとして、塁を移動するときはベースを踏み必要があるというものがあるのは野球にそこまで詳しくない方でも知っていることでしょう。

今回はプロ野球でベース踏み忘れでアウトになった事例をいくつか紹介します。

マスコットとハイタッチしてベース踏み忘れでアウトになったという大珍事も含まれていますので、ちょっとした野球ネタを知りたいという方は是非ご覧ください。

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元オリックスのマレーロによる踏み忘れ

踏み忘れの話になると高確率で出てくるのが、この2017年6月9日に行われた オリックスと中日による交流戦で発生した踏み忘れです。

これはホームランを打ったマレーロ選手がホームベースを踏み忘れてしまい、結果的に取り消しになったという珍事になります。

最大の原因というのが、興奮して出てきてしまったマスコットバッファローベルブル)にあり、ホームイン直前にタッチするために近寄ってしまったことにあります。

マスコットが入れる期間というのは、実は明確に決まっており、入っていいタイミングではないのに入ってしまったことで、中に入っていた人達はかなり怒られたようです。

しかし、翌日の試合ですぐにホームランをたたき込んだので、ある意味でさらに話題となりました。

踏み忘れがあったためにオリックスナインが踏むようにと、何度もアピールしていたのがとてつもなくインパクトがあります。

マレーロも両足でしっかりとベースを踏んだのでそれも印象に残る流れでした。

長嶋茂雄終身名誉監督のホームベース踏み忘れ

ちなみに、長嶋茂雄終身名誉監督もベース踏み忘れをした次戦で、ホームランを打ったという記録があります。

長嶋茂雄終身名誉監督ですが、ルーキーイヤーである1958年の9月19日にホームランを打った後に、ベースを踏み忘れてアウトとなります(動画では1分50秒前後でそのことを述べている)。

長嶋さんの時は一塁ベースを踏み忘れなので中身はちょっと異なりますが、これもある意味で伝説と言えるでしょう。

しかも、この年の成績は29本塁打打率0.305盗塁37と、トリプルスリーまであと一歩だったのです。

この踏み忘れが発生していなかったら、トリプルスリーを達成していただけにあまりにも惜しいという声が今でも聞かれます。

こういった伝説を大量に残しているから伝説の選手なのでしょう。

個人的にお気に入りの長嶋茂雄終身名誉監督のお話は、第一次長嶋政権で監督が解任されると恐ろしいほどの読売新聞の解約が発生しました。

やはりそれだけファンから愛されている方だったので、あの方がいなくなるだけでどれだけ大きな影響が出るのかがよくわかるお話になります。

巨人チャンスでベース踏み忘れゲームセット事件

こちらはホームランやヒットではなく、大飛球となった外野フライが抜けなかったので慌てて帰塁したら2塁ベースを踏み忘れていてアウトになったという珍事です。

これが発生したのは2017年8月6日の巨人と中日戦です。

しかもこの試合は1点を追う9回裏の攻防で起きた珍事だったので、当時の巨人ファンは荒れました。

SNSなどでは、それはもうすさまじい状態でした。

坂本選手の外野への大飛球を見て1塁走者の重信慎之介外野手が、2塁まで回っていたのですが、アウトになったのを見て慌てて戻った結果、ベースを踏み忘れてしまったのであんなことになってしまいました。

しかも、1アウトでのランナーによるベース踏み忘れなので、外野フライで2アウト、ベース踏み忘れで3アウトとなり試合終了となります。

1点差で負けている9回裏の1死1、2塁の場面であれは正直やっちゃダメですし、めちゃくちゃ荒れてしまっても仕方がないと思われる場面でした。

ちなみにこちらの『巨人・重信がベース踏み忘れのボーンヘッドに高橋由伸監督ブ然 同じミス犯したあの超大物 – 』には当時の記事が残っています。

当時の監督であった高橋由伸監督が、『野球選手としての問題』と憮然とした態度で言い放っていたのも記載してあります。

巨人・重信がベース踏み忘れのボーンヘッドに由伸監督ブ然 同じミス犯したあの超大物

さらに鬼畜なことに質問している記者側が、『小学生で覚えるレベルのルール。プロのコーチが教えるようなものとは思えない』と言い切っているのもある意味で話題となってしまうのです。

糸井嘉男によるベース踏み忘れ未遂

こちらは明確なベース踏み忘れではありませんが、未遂によって色々とゴタゴタしていることがあまりにも面白いということで有名になったので紹介しています。

これは2012年5月5日の日本ハム対オリックスでの試合で起きた珍事です。

日本ハムの攻撃で、左中間オーバーの長打コースとなるヒットを放ったら、1塁ベースを踏み忘れていたことに気がつき、あわてて戻ったらオリックス側も中継プレイで色々とミスが出て、2塁まで間にあってしまったという流れになります。

オリックス側もミスを連発して、糸井嘉男もミスをしているというお互いにある意味で譲り合うという不思議な状況になっているため、『球場に魔法でもかかっているのではないのか』という突っ込みを入れられる状態になっていました。

イチローのベース踏み忘れ

イチロー、2塁踏み忘れてアウト

今では伝説的な選手となってしまったイチローさんですが、実は2015年に2塁踏み忘れでアウトになるというミスをしています。

Youtubeで動画を探したのですが見つからなかったので、ニコニコ動画から拝借しています。

これは2015年5月2日のマーリンズ対フィリーズで発生した珍事です。

動画を見るとわかるのですが、これはちょっと特殊で1塁方向に戻る動きをした後にヒットになったことを確認して、次のベースに移動するという行為をしました。

結果、その動作が1塁への帰塁と見なされてアウトになったというお話です。

当時の記事がまだ日刊スポーツで、『イチロー初走塁ミス…二塁踏み忘れ「混乱しました」 – MLB : 日刊スポーツ)』として残っているので、気になるという方は是非とも見ていただきたいです。

イチロー初走塁ミス…二塁踏み忘れ「混乱しました」

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は野球でボーンヘッドとなった怪事件からなりかけた事件を色々と紹介しました。

長嶋茂雄終身名誉監督がやったことがあるというのはある意味で有名なので、知っていた人も多いと思いますが、まさかこのホームランがあればトリプルスリーができていたということまでは知らなかったと思います。

それを逃してしまう当たりが、とても長嶋茂雄らしいと言えるのではないでしょうか。

また、今回語り尽くせなかったほど走塁ミスは大量にありますので、正直言ってそこまで珍しい珍事ではないのかもしれません。

子供が教えられる当たり前のルールなのですが、ミスってしまうプロがたくさんいるというのはある意味で問題な気もします。

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