2mmの雨とはどんな雨?カサは必要?

雨量計に入った量で判断するのが降水量ですが、2mmと予想されている雨に対してカサが必要なのか悩む人も多いと思います。

そこで、今回は2mmの雨とはどんな雨なのか、カサは必要なのか、イベントの実行は可能なのかいろいろと調べてまとめていきましょう。

カサが嫌いという方のために判断材料とできるような記事になっていますので、この記事をうまく活用してもらえると幸いです。

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降水量2mmの雨とはどんな雨?

降水量2mmの雨を動画で捉えているものはいくつかありましたが、その中でもわかりやすいのがこの動画でしょう。

動画越しだとちょっと見にくいかもしれませんが、イメージとしてはこんな感じなのです。

人によって表現が変わるところですが、2mmぐらいになるとコンビニで意識してカサの購入を考えるレベルと言われているので、カサの必要性としてはマストクラスになっていると考えてください。

ハッキリと雨と感じることができるレベルが2mmですので、カサは必須なのです。

カサの必要性としては簡易的に表現すると以下の表のようになると思います。

降水量/hイメージ傘の有無
0.1~0.5mm霧雨×
0.5~1.0mmポツポツ
1.0~2.0mmシトシト
2.0~4.0mm本降り
4.0mm以上夕立

要するに、2mm以上になるとカサは必須となって、1mmの場合は微妙ということです。

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1mmの雨が2mmとほとんど同じ時がある?

1mmの雨を体験したことがあるという人にとって、同じ1mmと表現された雨でも体感が違うと感じた人も多いと思います。

これは同じ1mmでも厳密には降水量が異なっているからです。

というのも、日本の降水量表記は1mm表記だと、厳密には1mm以上2mm未満となっているので、降水量1mmに近い雨ほどカサは不要と感じるレベルで、2mmに近くなるほどカサは必要と感じるレベルになるからです。

つまり、1.99mmといった雨なのに1mmの雨と表記されているのなら、ほとんど2mmの雨と同等レベルとなってくるのです。

これなら明確に雨だと判断できるレベルでありカサが必須と感じてしまうでしょう。

カサが嫌いという人でも河童を用意して着用することを意識するほどの雨なので、雨量には気をつけて行動してください。

時間雨量の考え方にご注意

降水量とは1時間雨が降り続いた時の計測値として運用されます。

つまり、10分だけ思いっきり降って残りの50分が晴れたとしても、その10分の雨を60分換算したものが降水量となってしまうのです。

60分かけて降水量2mmと推測されている雨と、10分間だけで降水量2mm分の雨が降るのでは勢いが全く異なります。

単純に10分間だけ降ったとすると降水量12mm大雨が降ったことになりますので、考え方にはご注意ください。

細かい天気が気になる方はこちらの『10分天気予報 – ウェザーニュース(10分天気予報)』などを活用して、天候の移り変わりからカサの有無を判断しましょう。

降水量2mmの定義とカサの有無を改めて確認

まず、降水量とは『1時間で降った雨がどこにも流れずに溜まったときの水の深さ』のことです。

気象庁では口径20cmの受水器がある『転倒ます型雨量計』を使って計測していますが、この雨量計を使って水の深さをチェックしているのです。

降水量2mmは1時間あたりの量となるので、厳密には『mm』ではなく『mm/h』となります。

そして、この降水量は小数点以下切り捨てというスタイルなので『降水量2mm』の雨とは厳密には『1時間で降った転倒ます型雨量計に溜まる雨量が2mm以上3mm未満の雨』となります。

結局カサは必要なの?

結論を記載すると、降水量2mmの雨はコンビニで意識してカサの購入を考えるレベルとなってくるので、必須です。

折りたたみカサを持っていないとメンタル的にちょっとへこむレベルが2mmの降水量なので、持っているのなら絶対に使ってください。

ゴルフ中にこのレベルの雨が降ったらレインコートが必須になるレベルですので、ゴルファーの方ならば絶対に警戒するべき数値となっています。

びしょ濡れになってしまうレベルの雨ですので、油断してはいけません。

10mくらいの短い期間移動するだけならばカサがなくても大丈夫だと思いますが、近くのコンビニでも100m程度離れているのならカサを持ち歩いた方がいいと思います。

テーマパークやイベントなどの影響について

天気の影響を大きく受けるのが、屋外でやるすべてのイベントやテーマパークです。

具体的にはUSJや東京ディズニーランド、運動会といった学校行事、外で行う花火大会といったイベント、ゴルフといったスポーツ、キャンプや釣りといったレジャーも該当するでしょう。

こういったスポーツやイベントでは降水量2mmという数値はどういった影響を与えているのかをチェックして行きます。

テーマパークについて

テーマパークの降水量1mmの扱いでも解説したように、1mmでもUSJのようなテーマパークでは、ジェットコースターのようなレールの上をある程度の速度で動かす物が雨で濡れてブレーキの効きが悪くなり安全性が低下するので停止する可能性が高いという結論になります。

降水量1mmでも止まる可能性が高いのなら、2mmだったら高確率で止まってしまうでしょう。

ジェットコースター以外の外のアトラクションやパレードも2mmレベルになると中止になる可能性が高いので要注意です。

屋内のアトラクションならば問題ないのでそちらで楽しみましょう。

雨の日は近くから来る来訪者がキャンセルすることも多く、混み具合もかなりなくなるため多くのアトラクションを楽しめる可能性が高いというメリットも実はあります。

学校行事について

運動会や遠足といった学校行事は実行するかどうか、1mmでかなり微妙なラインだったので、2mmになるとアウトになる可能性はかなり高いです。

例えば、グラウンドを走り回る必要がある運動会だと、前日からずっと1mmの雨が降っているのならグラウンドがほぼほぼ使えない状態になります。

これが2mmだったら高確率でアウトになるのです。

運動会当日に降り始めた1mmの雨ならば無視して実行する可能性が高いですが、当日降り始めた2mmの雨となると中止になる可能性が浮上するでしょう。

ただし、これが県大会や他の県の人達が集まるような大規模な大会となると話が変わってきて、降水量2mmでも気にせず実行するケースが多くなります。

運動会ではなく遠足でも2mmの雨となると中止になる可能性が高く、日程をずらすなどの対応に迫られるでしょう。

イベントについて

これもちょっと微妙です。

基本的には1mm程度ならば実行される可能性が高いですが、2mmになると微妙になってきます。

花火大会だと火薬類を打ち上げて消費することが法律で決まっているので、1mm程度ならば実行します。

ただし、これが2mmだと実行する可能性は高めですが、河川敷で地面がぬかるむといった状態になった場合は中止になる可能性が出てくるのです。

外での大きなイベントだとそのまま強くならないことがわかっているのなら、続行する可能性が高いのが降水量2mmとなります。

スポーツについて

ゴルフなどの屋外で実行するスポーツも2mm程度の雨ならばストップしませんが、確実に雨の影響は出ます。

なので、レインコートなどの着用は必ず行ってください。

サッカーや野球や陸上といった屋外で行われることが多い競技も降水量2mm程度なら気にするとなく続行でしょう。

レジャーについて

具体的には釣りや登山やキャンプあたりが該当するレジャーですが、これも天候にかなり影響されます。

2mm程度の雨になるとちょっと考えた方がいいです。

キャンプなんかがいい例でしょう。

特に、近場に川があるような場所でのキャンプは増水も考えられるので止めた方がいいですし、子供連れだと子供が風邪を引く可能性があるので止めた方がいいです。

まとめ

今回は2mmの雨とはどんな雨なのかを解説しつつ、カサの必要性についてもまとめてきました。

2mmの雨となると体感でも雨が降っていると確実にわかってくるレベルなので、カサが用意できている人は使った方がいいです。

屋外で必要ない状況というのは、よっぽど近い場所を行き来するぐらいなので、ご近所に行くときでもカサを用意してください。

カサが嫌いな方はレインコートという選択肢もありますので、雨天用の気軽に使える物を準備しておきましょう。

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