今回はネットで流行ったネットミーム集まとめ記事の一つとして、ここでは昔流行ったやつで今もしばしば見かけるやつを紹介していきます。
ネットミームの中には元ネタが古すぎるけど浸透しすぎたので当たりまえのように使われているものも存在しており、探ってみるといろいろとびっくりする情報が見つかるのです。
このシリーズPART㉒となるので、No85~88となります。
今回はどういった出会いがあるでしょうか、見ていきましょう。
ネットミームその85:ウメハラが決めた(ウメハラがぁ決めたぁぁ)
ウメハラがぁ!!!捕まえてぇぇ!!!ウメハラがぁ!画面端ぃぃっ!!!!バースト読んでえぇっ!!!まだ入るぅぅ!!ウメハラがぁっ!!!!・・・つっ近づいてぇっ!!!
ウメハラがぁ決めたぁぁー!!!! pic.twitter.com/zVn6vwQ0Mg— れおソッソ (@Leoo_x_o) February 19, 2023
元ネタは2003年夏ごろに行われた『ギルティギアイグゼクス』というゲームの格闘大会の実況解説です。
使いどころははっきり言ってほとんど無く、SNS上でも突然用いる人がいて正規の使用方法がわからない存在となっています。
今でもニコニコ動画やYouTubeなどに行けば関連動画がかなり見られるでしょう。
格闘ゲーム界隈にいる方ならば高確率で知られている日本初のプロゲーマーとなる梅原大吾への解説でありました。
全文を引用するとこのようになっています。
捕まえてぇぇ!!!
ウメハラがぁ!
画面端ぃぃっ!!!!
バースト読んでえぇっ!!!
まだ入るぅぅ!!
ウメハラがぁっ!!!!
・・・つっ近づいてぇっ!!!
ウメハラがぁ決めたぁぁーっ!!!!
参考資料
格ゲーをやっている方ならなんとなく想像ができる実況であり、当時は少ない言葉で端的にわかりやすく感情を込めた実況と言うことでかなり話題になったのです。
やっていることはすごいのですが、後にこの実況を使って『電波実況動画』というタイトルや関連タグをつけてMAD動画が大量にアップされめちゃくちゃ有名になりました。
全盛期はニコニコ動画全盛期なので、今ではそこまで頻繁に使われませんが、SNSに潜るとたまに遭遇するのでなんとなく知っておくと『あのネタやってるなぁ・・・』と生暖かい目線で見ることができます。
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ネットミームその86:マミる
マミるシーンも明るいBGMを付ければポップなシーンになる説 pic.twitter.com/p02KhDvra6
— 自宅警備員巡査部長@温玉付き (@Myhome_keibi) January 29, 2023
元ネタは2011年でかなり話題になったアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』です。
『魔法少女まどか☆マギカ』第3話で主要人物として描かれていた巴マミが、頭を丸かじりで銜えられて早々に死亡するシーンを表す言葉です。
国語で解説するところの自動詞のように扱われる言葉で意味をつけるのなら、『頭部を噛まれて宙吊りにされること』となります。
しかし、SNS上を見てみると首を切られて即死したシーンでも使っている方がかなりいたので、いわゆる首が吹っ飛んで死んでしまったキャラクターが登場したら使うインターネットミームになっていると言った方がいいでしょう。
ここまで流行った理由はいろいろとありますが、あまりにも衝撃的なシーンだったこと、そしてこのシーン前の会話に仲間ができたことでうれしすぎて、『もう何も恐くない』と死亡フラグを立てまくったことも強く関係しているでしょう。
そういったシーンも受けてしまったので、『マミる』というインターネットミームとともに『もう何も恐くない』というワードもインターネットミーム化してしまいました。
ネットミームその87:オフ会0人
オフ会0人(๑╹ω╹๑ ) pic.twitter.com/47NzGQa8Tk
— CROSS (@200CROSS200) October 14, 2023
『オフ会0人』はYouTuberの中でも有名人だった『Syamu_game』を象徴するエピソードで、言葉の通りオフ会を開いて誰も来なかったのです。
文字通り過ぎてわかりやすいのですが、あんまりにも面白すぎたので一気に話題になりました。
日付も明確に残っており、2014年8月11日に視聴者との交流をするために泉南イオンでこの企画を立ち上げたのですが、まさかの0人に終わったと言うことですね。
ここからがある意味で彼の真骨頂でこの事柄を動画に収めて報告し、ニコニコ動画等を含めて当時はめちゃくちゃ話題になりました。
そこから、『オフ会0人』という単語はインターネットミーム化して今でも当たり前のように使われています。
使い方もとっても簡単で、同じような集まりを開いたのに誰も集まらなかったときに使ってください。
今でも高頻度でSNSで見かけるワードなので意識するといいですよ。
ネットミームその88:キマシタワー
キマシタワー!!美人お姉さんに襲われるお嬢の構図!! pic.twitter.com/j7LMOexMYC
— 前頭葉 (@zentoyokarin) October 9, 2023
元ネタはどれが正しいかがかなりあやふやですが、おそらく百合アニメである『ストロベリー・パニック』です。
使い方としては『女の子同士のスキンシップシーン』に遭遇したときとなります。
または、昔からあるインターネットスラングの『キター』が、お嬢様言葉になって使われるというパターンもあります。
使い方としては、『女の子同士のスキンシップシーン』に遭遇したに使われたときの意味としては、『女の子同士のスキンシップシーンがキター』となるでしょう。
ただし、語呂的に使い勝手が非常に良いため、今ではシンプルに後者の『キター』がお嬢様言葉になって使われ方が頻繁に見かけます。
また、『女の子同士のスキンシップシーン』に遭遇したに使われたときに使う『キマシタワー』は、タワーの部分を英語の『塔』という意味に解釈して、『ここに塔を建てよう』とか『ここにキマシタワーを建てよう』というインターネットスラングに用いられるのです。
まとめ
今回はネットミーム集ということで、今も使われている昔からあるインターネットミームを紹介しました。
インターネットミームはもはや当たり前のように浸透していて、元ネタが一切わからないというパターンも増えています。
2020年以降はSNSの発展によって、びっくりするぐらい急速にバズってインターネットミーム化することもあるので、時代の波に乗り遅れたくないという方はアンテナを張っておいてください。
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