日本のボクシング漫画の金字塔と言えばやっぱり『あしたのジョー』ですが、その後の代表的なボクシング漫画と言ったら『はじめの一歩』と答える人が多いと思います。
そこで、今回はこの『はじめの一歩』の海外人気についてどうなっているのか、気になるツイートもセットで紹介します。
アメリカでも非常に根強い人気があるボクシングというジャンルですが、そういったカテゴリーにある作品は流行地となっている場所ではあまりヒットしないと筆者は考えているので、そこらへんがどうなっているのかが気になるところです。
海外人気はどうなっている?
『あしたのジョー』に続いて日本のボクシング漫画として大人気になったのが『はじめの一歩』になります。
こちらの漫画は1989年から始まった超長編の漫画で単行本は137巻もあり、アニメも放送していた時期もありました。
アニメは第1期から第3期まであり、アニメの情報を扱っているサイトではそれぞれ3つ分の情報を見つけることができるでしょう。
アニメのタイトルは1期が『はじめの一歩 Champion Road』で2期が『はじめの一歩 New Challenger』で3期が『はじめの一歩 Rising』です。
ちなみに、英語圏向けのタイトルは『Fighting Spirit』になります。
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『MyAnimeList』での評価について
アニメや漫画についてわかりやすく評価をしているサイトであり、いつもお世話になっているのが日本のアニメが大好きな米国人が創設した『MyAnimeList(https://myanimelist.net/)』です。
こちらではわかりやすい評価をしてくれているので参考にしてください。
こちらの数値は以下のような意味があります。
この数値をわかりやすく解説すると以下の通りです。
Ranked:平均レビュー点数基準の総合順位
Members:作品を応援しているフォロアーの数
Popularity:フォロアー数基準の総合順位
つまり、どの作品もレビュー平均点数が8.5点をオーバーしているため、非常に優れた作品と言えるでしょう。
特に、1期目は平均レビュー点数の総合ランキングでは39位と非常に高いのが特徴で、フォロアー数も約54万とそこそこ多い方と言えるでしょう。
フォロアー数のランキングは良くて300番台なため、多くの人たちにとっての大ヒット作品とはちょっと言いにくいですが、この作品そのものの評価は非常に高く英語圏の人たちにもかなり受け入れられているボクシングアニメと言える作品になっています。
他のサイトの評価について
『MyAnimeList』の評価としてはそこそこのフォロアーがいてアニメ作品としても非常に評価が高い作品
という結果になりましたが、他のサイトではどういった評価をされているのでしょうか。
まずは北米最大規模のアニメ紹介サイト『Anime News Network(https://www.animenewsnetwork.com/)』に評価がアップされているかをチェックします。
このサイトはかなりマニアックな作品でも評価が載っているので、『MyAnimeList』でこれだけ評価されている作品ならば間違いなく載っているでしょう。
評価があったので、まずはどれだけの国で放送されたのかの簡易チェックをします。
やり方は代替タイトルを見るだけです。
Espiritu de Pelea (Spanish)
Fighting Spirit
Ippo le Challenger (French)
Knock Out (Tagalog)
The First Step
はじめの一歩 (Japanese)
第一神拳 (Chinese (Taiwan))
더 파이팅 (Korean)
시작의 일보 (Korean)
簡単に説明するとスペイン語・フランス語・タガログ語・中国語・韓国語のタイトルがあるというお話であり、その国向けのタイトルがあるということはその言語圏ではじめの一歩が見られていたと言えるでしょう。
こちらも10点満点評価で平均しているレビューの点数を見られるのですが、なんと8.7点とものすごく高いです。
これは9000作品を超えるアニメを扱っているこちらのサイトで、ランキングとして見ても82位とのことでした。
めっちゃくちゃ高いので、海外的にも高評価な作品という証と言えるでしょう。
あとは辛口評論家が溜まりまくって、映画を主に評価をつけている『Rotten Tomatos(https://www.rottentomatoes.com/)』には、残念ながらありませんでした。
なぜここまで大人気なのか、気になるツイートもチェック
英語圏の評価するサイトでは軒並み高評価であることがわかりました。
どうしてここまで人気があるのかを気になるツイートを確認しましょう。
海外にファンクラブがある?
海外から一歩ファン!ドイツにある「はじめの一歩ファンクラブ」に入ってるそうです。ファンクラブトレーナーかっこいい(灬º‿º灬)♡ pic.twitter.com/QgHHMvxERV
— はじめの一歩グッズ&JBスポーツボクシングジム情報 (@jbsportsbox) December 30, 2022
有名な作品や人気がある作品は国を問わずにファンクラブができることがかなりありますが、こちらはドイツにあるファンクラブのお話です。
先ほどの代替タイトルを見たときはドイツ語は見つからなかったのですが、ファンクラブがあると言うことは英語のままのタイトルとかで放送されていたのかもしれませんね。
ボクシング好きだからこそはまる作品?
ブログ更新
【はじめの一歩】千堂VSヴォルグに対する海外の反応 外国人「この試合はパッキャオVSメイウェザーのようだったな」#海外の反応 #アニメ #はじめの一歩https://t.co/wpGDjvMVOf
— 海外の反応で英語の勉強 中国語もやるよ! (@kagerou0a) April 25, 2020
アメリカ人はボクシングを含めて格闘技がかなり好きという人が多く、日本よりもボクシングでの賞金も試合数も圧倒的に多いです。
また伝説的な選手が何人もいるので、そういったレジェンドの試合を見てきた方々もはじめの一歩にはまっている可能性があります。
実際にパッキャオ対メイウェザーは今でも語り草になっていますしね。
その対戦の話題が出る作品というのはなかなか少ないでしょう。
海外選手もファン?
ドネア選手、「はじめの一歩」ファンなんだ😆
海外「これが日本人なんだ!」 井上尚弥が取った行動に世界のボクシングファンから称賛の嵐 – 【海外の反応】 パンドラの憂鬱 – https://t.co/ccq4PsESDw
— アルル(ღˇᴗˇ)。o♡ (@alres9) November 10, 2019
キャプテン翼は海外でも圧倒的に人気で、プロサッカー選手の中でもキャプテン翼の影響からサッカーを始めたという人もいるぐらいです。
それと同じように、はじめの一歩に影響を受けているプロボクサーもいるようです。
こちらのツイートでも記載があるように、どうやらフィリピンのプロボクサーであるIBFやWBAで王者だったドネア選手がはじめの一歩のファンとのことです。
世界5階級制覇王者でありアジア人として初めて主要4団体王者になったという輝かしい成績を持っているドネア選手ですが、その人が好きと公言するのならその影響はかなり大きいでしょう。
有名人の好まれる作品というのはそれだけでも影響力は大きくなります。
まとめ
今回は『はじめの一歩』の海外人気がどうなっているのかをいろいろと探ってきました。
個人的な考え方だったのですが、いじめられっ子から成長するという物語をアメリカ人はあまり好きではないと思っていたので、英語圏の方からの指示はそこまでないと思っていました。
しかし実態を調べてみると、ものすごく高評価で完全にボクシングアニメの金字塔状態です。
ここまで支持されまくっているスポーツアニメはなかなかないので、なかなかすごい調査結果が出たなぁという感想になっております。
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