サイバーパンクカルチャーの日本での火付け役とも言われている攻殻機動隊シリーズです。
アニメでは『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』というタイトルで2002年に放送されましたが、日本国内でも根強い人気があります。
そこで、今回はこちらの『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』は海外人気がどうなっているのかをチェックしつつ、ツイートがどうなっているのかも見ていきましょう。
いかにも、海外が大好きな舞台設定のアニメなので、人気がありそうな予感がします。
海外人気ってどれだけあるの?
攻殻機動隊は英語タイトル『GHOST IN THE SHELL』となっている漫画が原作となっているアニメが有名で、1995年に映画1作目として原作漫画の第1巻を扱った『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』が公開されました。
この映画を元にしてCG映像を中心にリニューアルしたのが『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』で、こちらは日本では2008年に公開されたものです。
こちらの映画も有名ですが、人気のアニメは『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』というタイトルで、放送されたのが2002年頃となっています。
今回はこのアニメの評価について詳しく見ていきましょう。
ちなみに、こちらのアニメは好評だったからか総集編の『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』と続編の『S.A.C. 2nd GIG』がありますが、基本は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』と続編の評価となります。
まず参考にするのは日本のアニメが大好きな米国人が創設した『MyAnimeList(myanimelist)』というサイトです。
映画についても別途見ていきましょう。
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MyAnimeListでのTVアニメ評価について
まずはTVアニメの評価を見ていきます。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2nd GIG:Score 8.52 Ranked #118 Popularity #1003 Members 219,064
参考資料
こちらの数字について簡単に解説すると、『Score』がユーザーの平均レビュー点数です。
『Ranked』がその平均レビュー点数から見えてくる点数による総合順位で、『Members』がその作品を応援しているフォロアーの数になりそのフォロアーの数から総合順位が『Popularity』となります。
これを見ると圧倒的に高評価であることがわかります。
8点を超える作品はそこまで多くないので、8.42点と8.52点は間違いなく高評価と言えるでしょう。
たくさんあるアニメ作品の総合順位的にも165位と118位なので検討しています。
フォロアー数はそこまで多くはなく約38人と約21万人と少なめです。
つまり、フォロアー数そのものは少ないけど、好きな人にとってはめちゃくちゃはまっている作品と言えるでしょう。
他のサイトでのTVアニメ評価について
次は他のサイトでの評価を見てみましょう。
ここまでかなりの高評価をもらっている作品ならば他のサイトでも取り扱われている可能性が高いです。
まずは、北米最大規模のアニメ紹介サイトである『Anime News Network(animenewsnetwork)』での評価です。
ありました(animenewsnetwork 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX (TV))!
Netflix向けの『攻殻機動隊 SAC_2045』の記事が大量にありレビューを探すのにちょっと苦戦しました。
こちらは平均レビュー点数を最大10点として評価するサイトですが、Arithmetic mean(算術平均)が8.5点と非常に高く、多くの人が満足している作品と言えるでしょう。
言語の部分を見てもポルトガル語や中国語や韓国語やロシア語のタイトルがあったので、それらの国でも見られている作品と言えます。
『Rotten Tomatos(rottentomatoes)』というアメリカ合衆国の映画評論サイトでもアニメの評価が見られますが、こちらでも評価がありました。
参考資料
トマトが専門家からの評価でポップコーンがユーザーからの評価なのですが、専門家からは67%の肯定でユーザーからは96%の肯定とかなり隔離が出ている評価になっています。
ユーザーからすると圧倒的な好評作品となっていることがうかがえます。
映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の評価について
攻殻機動隊が世の中に送り出されてとてつもなくインパクトを与えたのが、やはり映画一作目となっている『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』です。
そこからコアのユーザーを獲得して、TVアニメの流行につながったと言えます。
なので、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の評価も見ておきましょう。
まずは『MyAnimeList』での評価です。
1995年の映画として考えるとものすごい高評価です。
平均レビュー点数が8.27点と高めですし、フォロアー数が約60万人もいるのは破格でしょう。
やはり、Netflix向けに今でも新しい作品を放送しているというのは強みとなっていると思われます。
他のシリーズ作品よりもフォロアー数が一番多いというのも特徴的と言えるのではないでしょうか。
なぜここまで大人気なのか、ツイートもチェック
かなりコアなファンを獲得している大人気作品という事が判明しましたが、どうしてここまで大人気なのかを探って行きましょう。
気になるツイートがあればピックアップして紹介します。
『MetaSamurai』とのコラボで大盛り上がり中
攻殻機動隊× #Metasamurai コレクション、
昨夜わずか5秒でMint完売。この市況で0.2ethだったにも関わらず凄過ぎる🔥😂こんなプロジェクトは日本だと1BLOCKくらいでしょう!1BLOCKの強さを改めて感じました。コミュニティも海外ブルーチップ勢が順調に増えてるし、今後が益々楽しみになってきた😎 🔥 https://t.co/oGioD7XL8j— Izzo🥷🏻 (@izzo_xyz) April 6, 2023
ルパン三世などの有名どころとコラボをしている『MetaSamurai』は様々な3D アバターコレクションを世に送り出していますが、2023年は攻殻機動隊をコラボ相手に選んだようです。
これがかなり盛況とのことなので、今でも根強いファンが海外にもいることがわかります。
東京オリンピックで音楽が使われてた!?
各競技会場ではアニメの曲が流れてるってマジなのか🤣
海外がテンション上げてるらしいが。
バレーボール→ハイキュー!!
バスケットボール3×3→スラムダンク
アーチェリー→進撃の巨人
柔道→攻殻機動隊— 瑞穂 (@mizuho_a_10) July 28, 2021
いろいろありましたが、なんだかんだで注目度が高かったのが東京オリンピックです。
この東京オリンピックにはいろんな逸話やエピソードがありますが、実は一部の競技会場でアニメの曲が流れていたというお話があります。
柔道は攻殻機動隊の曲が流れていたのです。
攻殻機動隊が好きという方にとってはあの曲を聴いただけで絶対にわかったでしょうし、こういった舞台でも使われる曲というのが海外でも認知度が高い理由につながると思います。
サイバーパンク系のゲームに友情出演している?
サイバーサイコのモウワー中尉が、攻殻機動隊の少佐がモデルになってるの知らずにこの前、普通に倒してしまった😵
海外版でもう一度会いに行く❗#サイバーパンク2077 pic.twitter.com/4d7wQFF2UT— tyura3 (@tyura389) March 4, 2022
サイバーパンク系の作品として大ヒットした作品の一つが『サイバーパンク2077』ですが、どうやら敵の中に攻殻機動隊の少佐がモデルのやつがいるようです。
筆者もプレイしたゲームだったのですが、確かにそんなやつがいたような・・・
これも海外の人たちにも影響を与えている大きな証だと思います。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』の海外評価をチェックしてきました。
やっぱりコアなファンに刺さりまくった作品であったということがいろいろと判明しましたね。
攻殻機動隊はアメリカのサイバーパンクカルチャーとの相性が良かったという話を聞いたことがあったのですが、間違いなかったです。
アメリカで作った2017年の映画は賛否両論でしたが、これも原作人気がとても高かったことで制作された作品なので、個人的にはおおっぴらに批判はしにくいです。
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