【冬至】とは?2019年はいつ?「日の出」「日の入り」は?

冬至の意味や由来は?「ん」がつく食べ物を食べる理由は?

冬至は一年で最も夜が長い日です。

太陽が出ている時間が短いために気温が下がりやすく、寒さを感じやすくなります。

これだけ聞くと、何となく淋しさを感じる人もいるかも知れませんが、冬至が一年で“最も”夜が長いということは冬至以上に夜が長くなる日はないということ。

冬至が過ぎると少しずつ夜が短く、昼の時間が長くなっていきます。

このように聞くと、少し気持ちが前向きになれるのではないでしょうか。

そこで今回は、冬至について詳しく調べてみました。

冬至の意味や由来、冬至に食べる代表的な食べ物などをご紹介したいと思います。

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【冬至】とはどういう日なの? 「日の出」や「日の入り」は?

冬至とは、一年で夜が最も長い日、太陽が出ている時間が短いので日照時間が短い日となります。

これには南中角度(太陽が真南に来た時に地平線との間の角度)が関係していて、南中角度が高いほど太陽が高く上るため昼の時間が長くなり、逆に南中角度が低いほど太陽が沈むのが早くなり、昼の時間が短く、夜が長くなります。

つまり、冬至とは一年で最も南中角度が低くなるため、昼が短く夜が長くなると言えるでしょう。

なお、冬至の日の日の出や日の入りは、国立天文台の「各地のこよみ」で簡単に調べることができます。

2019年の冬至の日の、日本の主な都市の日の出と日の入りは次の通りになります。

・札幌  出7:03 入16:03
・東京  出6:47 入16:32
・名古屋 出6:57 入16:44
・大阪  出7:01 入16:51
・福岡  出7:19 入17:14

冬至は2019年はいつ?

2019年の冬至は、12月22日となっています。

冬至とは一般的に、一年で最も夜が長い日とされていることから、冬至=12月22日(2019年の場合)と捉えることもできますが、冬至は二十四節気の中の節気の一つという見方をすると(二十四節気については次の「冬至の由来や意味を教えて!」に記載しています)、次の節気であるを指すこと小寒が1月6日(2020年)なので、2019年12月22日から2020年1月5日までの期間もできます。

このような節気の期間は、普段はあまり意識することがないものの、ビジネスシーンなどで手紙やはがきを出す時にとても重要となってくるものです。

冬至の期間中は、時候の挨拶に“冬至の候”を使うことができますが、逆を言うと冬至以外の期間には使うことはできません。

先方に送った手紙が2020年1月6日以降に届く場合は、小寒の候などに時候の挨拶を変える必要があります。

そのため、手紙やはがきを出す機会が多い人は、節気の期間についても覚えておくのがよいでしょう。

参考タイトル:国立天文台 令和元年(2019年)暦要項
URL: https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2019/rekiyou192.html

冬至の由来や意味を教えて!

冬至は二十四節気の一つで、冬を表す名称となっています。

二十四節気は中国が発祥となっており、月の満ち欠けによって一年を決める太陰暦では、年月を重ねていくと季節感にズレが生じてしまうことから、そのズレを修正するために作られたと言われています。

昔は多くの人が農作業に従事していたため、季節感がズレると種まきや収穫などの作業の目安がつけにくくなってしまいます。

現代は太陽暦が採用されており、地球が太陽の周りを一周する日数(365日)を一年としています。

そのため、実際の季節感とのズレが少ないことから、二十四節気を使って農作業をする方は減っているのかも知れませんが、日本の古くからの風習として今もカレンダーなどにその名称を見ることができます。

二十四節気についてまとめられた「暦便覧」によると、冬至は「日南の限りを行て日の短きの至りなれば也」と記されています。

一年の中で最も夜が長い日となる冬至は、この日を境に少しずつ日が伸びてくることから、昔は冬至を年の始点と考えられていたこともあったそうです。

冬至に食べる代表的な食べ物は何?その理由は?

人日の節句に食べる七草粥には、セリやナズナなど春の七草を入れることで有名ですよね。

また、食べるわけではないですが、ナデシコやおみなえしなどを愛でる秋の七草もよく知られていることと思います。

それでは、冬にも七草があるのはご存知でしょうか。

冬の七種は、七種と書いてななくさと読みますが、冬至に食べるとよいと言われているものです。

冬の七種には次のものがあります。

南瓜(なんきん)=かぼちゃ
蓮根(れんこん)
人参(にんじん)
金柑(きんかん)
銀杏(ぎんなん)
寒天(かんてん)
饂飩(うんどん)=うどん

読んでみて気づかれた方もいるかも知れませんが、これらの食べ物にはすべて「」がついています。

しかも一つではなく二つ付いていますよね。

「ん」が付く食べ物は運盛りと呼ばれ、それだけでも縁起がよいのですが、それが二つも付いているとなるとさらに運気がよくなると言われています。

冬至は一年で最も夜が長い日ですが、翌日からだんだんと日が長くなっていくため、太陽が生まれ変わる日として日本のみならず世界でも縁起がよい日とされています。

そんな日に運気が上がる食べ物を食べることで、もっと運を上げようというのが冬の七種になります。

「こんにゃく」や「かぼちゃ」を冬至の日に食べる理由は?

冬至にかぼちゃを食べるのは、運気を上げるだけではありません。

昔は今のように保存管理ができる野菜が少なかったことから、冬は野菜が不足しやすい季節でしたが、かぼちゃは比較的保存がしやすかったため、夏から秋に収穫したものを冬に食べることができました。

しかも保存をすることで甘味が増し、ビタミンやカロテンの含有量が増えるため、風邪や肌荒れの予防効果が高まります。

そのため、冬至の日にかぼちゃを食べて、長寿を願ったと言われています。

また、冬至にはこんにゃくを食べる風習がありますが、これはこんにゃくには胃腸を掃除して綺麗にする効果があることから、「胃のほうき」「腸の砂おろし」と呼んで大晦日や節分に食べていたことの名残と言われています。

冬至に「ゆず湯」に入る理由は?

冬至にゆず湯に入る理由は、ゆず(柚子)が融通が利くに通じるとか、冬至が湯治と同じ発音だからなど諸説ありますが、最も有力とされているのは厄払いのための禊と言われています。

昔は今のように毎日お風呂に入る習慣はありませんでしたが、重要な日にはお湯や水に浸かって身を清めていました。

冬至は一年で最も夜が長い日ですが、言い換えれば翌日から日が長くなっていくため、「一陽来復(新しい年が明ける、悪いことが続いた後によいことが起きるなどの意味)」と呼ばれる縁起のよい日でもあったのです。

そのため、ゆず湯に入って身を清めて厄払いをし、新年に備えていたのでは?と言われています。

冬至と夏至の違いを教えて!

一年で最も夜が長い日が冬至なのに対し、一年で最も昼が長い日は夏至となります。

ただし、地球は北半球と南半球に分かれているため、日本のある北半球が冬至の時は、オーストラリアなど南半球にある国は夏至、逆に日本が夏至の時は南半球は冬至になります。

また、北半球・南半球それぞれの頂点である北極と南極は、冬至になると一日中太陽が昇らず、夏至になると一日中太陽は沈みません。

まとめ

冬至は二十四節気の一つで冬を表す名称ですが、冬至の日となると一年で最も夜が長い日という解釈になります。

2019年の冬至は12月22日となっており、この日からだんだんと日が長くなっていきます。

冬至の日には、「ん」が付く食べ物を食べたり、かぼちゃやこんにゃくを食べたり、ゆず湯に入るなど、全国的に行われている風習や行事食が多いので、ぜひ今年の冬至の日はそんな日本の伝統文化に触れてみてはいかがでしょうか。

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